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何かが変わる?何かを変える?

私は都民ではありませんが。
東京都知事選の大騒動に、呆れるやら、ガッカリするやら、こんなことが現実に起きているんだろうか?と、信じられない気持ちでいました。
N党の目を覆うばかりの暴虐ぶり。
小池都知事の学歴詐称疑惑。
私たちは政治に何を求めているんだろうか?
それ以前に、日本という国はこんな茶番だらけのくだらない国に成り下がってしまったのだろうか?
自分がわずかながらに信じてきた世界が、ガラガラと崩れ去るのを感じました。

何もかも信じられない。
そう思っていたところ、ふと、N党立花氏が、なぜこんな大胆な茶番をけしかけたのだろうか?と思い、なぜこんなにも賛同する人が出てきたのだろうか?と裏を探ってみたくなりました。

立花氏に大きな実入りがある、という人もいますが、収益だけが目的なら、こんな大胆で法律ギリギリのことをやる必要はありません。
要は、法律を逆手に取れば、公的資金も自分の懐に流れるようにできるし、社会のモラルも悠々と超えることができるぞ!という、日本の制度への『牽制』なのではないでしょうか?

立花氏に賛同した人たちだって、暇な訳ではない。しかも自腹を切って立候補している。
ただ馬鹿騒ぎしたいだけなら、そんな面倒なことはしません。

みんな何かしら社会と政治に不満を持ってきたが、巨大な組織が政界を牛耳っていて、庶民にはとてもじゃないが入り込む隙が無い。
正攻法で攻めたとしても、必ず彼らの良いように利用されてしまう。
それなら彼らが武器として使う『法律』がどれほど穴だらけで虚しいものか、それを証明するために立ち上がったのではないかと思います。

立花氏には、政治をする意図はない。
しかし腐敗し切っている今の政治の膿を世の中に暴き出す必要がある。
暴露系YouTuberのやり口を、政治や法律を勉強した上で一気に展開していったのでしょう。

同時にこれまで、学歴もない『オバチャン』が、コネだけで政界に上り詰めることが出来たという事実が明るみに出てきました。
学歴があれば良いというものではないけど、無いなら無いで正直に有権者に伝えれば良かったのです。
しかしそれではあそこまでの地位が築けなかった。社会の信用も得られなかった。だから嘘を吐いてまで、政界の重鎮にすり寄っていった。

これまで私たちが信じてきたもの。
私たちが正義としてきたもの。
私たちの生命を預けてきたもの。
それらが全て、虚偽と虚勢と欺瞞と馴れ合いの上に成り立っていたことを、時を同じくして立花氏が炙り出したわけです。
私が考えるに、これはフランス革命と同じくらいの規模の反乱なのではないでしょうか?

しかしこれまで毒親や毒国に毒されてきてしまった私たちは、それらが丸ごと崩れてしまうのを非常に恐れています。
立花氏の反乱を、一部のアタオカのから騒ぎにして、都知事再任となるのか?
それとも問題に気づいて、毒国から抜け出そうとする都民が増えるのか?

日本の未来がそこで分かるような気がします。

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