メモを続けるコツは自分の気になるものを残す!
本日紹介する本は前田裕二さんの「メモの魔力」です!
「メモをしたいけどやり方がわからない」
「メモを続けるコツが知りたい」
「自己分析をしたい」
そんな方におすすめの本になっています。
この本の作者前田裕二さんはメモに魅了されて、常にメモをとっている人で有名ですよね(^^)
私も最近メモ書きをするようになったんですが、なかなか習慣化までは程遠い状態です。
なので、前田さんのその熱意がどこから湧いてくるのかが気になって読んでみました。
読み終わってわかったことは、この人と同じメモのとりかたは自分にはできないということです(笑)
とはいえ、これで終わってしまっては書評にならないので、次から具体的なメモのとり方を紹介していきます!
気になることは全てメモする!
私はメモは何か気づきがあった時にするものだと思っていました。
しかし、それがそもそもの間違えでした!
実際気づきなんてそうそう起きないものです。
いざ気づきがあったとしても、その時にはメモすること自体を忘れてしまい、結局メモに残っていないなんてことになるでしょう。
そうならないためにはメモを習慣化することが大切です。
そしてメモを習慣化するためには、とにかく自分が気になるものは全てメモすることが大切なのです!
全てとか無理!
と思われる方もいると思います。
そんな方は次の4項目を意識して残してみてください。
①世の中でヒットしているもの
②自分の金銭に触れるもの
③顧客からの要望
④車内で起きている問題や課題
作者の前田さんは少なくともこの4項目はメモに残して深掘りするべきと書いています。
なので、とりあえずこの4つに注目して残すのもいいかもしれません。
残したメモを抽象化する
抽象化とは「具体的な事象の本質を考える」ことです。
抽象化のやり方で紹介されているものが「Why」と「How」を考えることです。
Whyはいろんな本で紹介されているのでご存知な方も多いと思います。
残したメモに対して「なぜ?」「どうして?」を積み重ねて深掘りする方法です。
これを行うことで、物事の本質を捉えることができ、他の物に転用するスキルが身につくようになります。
この深掘りに関しては、先ほどあげた4つの項目については、必ず行うようにしてください。
そして、Howはどんな特徴・要素があるのかを考えることです。
例えば、小籠包と言われると次のような特徴があります。
・蒸す時間が必要
・確信が内側にある
・注意しないとヤケドする
これを別の何かの特徴と繋げるのです。
そうすると「小籠包って人生だと思うんだ」
というように、小籠包と人生をつなげた会話ができるようになります。
初めて聞いた人は「え?どういうこと?」となるので、会話が広がりますし、相手の心にそのフレーズが残るようになります。
私はあるセミナーで全然違う2つの物に対し共通点を探すゲームをしたことがありますが、これが結構難しいです(笑)
ですが、ゲームを楽しみながら抽象化する力が身につくので、興味のある方はやってみてください(^^)
メモを書くなら自己分析が必須
私は本書を読むまでは、メモのノウハウが書かれている本だと思っていました。
実はこの本は自己分析の本だったのです(笑)
巻末の付録として自己分析に関する質問が1000問用意されています。
これを全て答えてWhyで深掘りしていくと、自分の価値観が見えてきます。
なぜ自己分析をすすめているのでしょうか?
それは、自分のことを知っていなければ、メモをするモチベーションが上がらないからです。
自分の中で何かしらの課題があるからこそ、それに関することをメモをして分析できます。
つまり、自分を知っていなければ、何をメモすれば良いのかがわからないということです。
そのための質問が1000問なのですが、私的にはそんなにする必要があるのだろうか?と思ってしまいました(笑)
作者の前田さんは1000問でも足りないと言っています。
自己分析が大事なのはよくわかりますが、最初から1000問を目標にすると途中で心が折れるかもしれませんね(^^;
なので、自己分析を目的に購入される方は少しずつ挑戦してみてください。
まとめ
本日は「メモの魔力」を紹介させていただきました。
本書ではメモの書き方なども紹介されていますが、そこは本質ではないと思います。
自分のやりやすいやり方で、メモをとることを「続ける」ことが一番大切であると感じました。
冒頭でもお伝えしましたが、私も最近メモ書きを初めましたが、何をメモすればいいのかよくわからなくなりました。
その疑問を解消するために読んだので、参考になる点が非常に多かったです。
あなたも自分のやり方でメモ書きに挑戦してみてください!
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