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苦しい時こそ神様を身近に感じるチャンス

今日は書き溜め作品6作品目の紹介です(^^)

本日紹介する本は、岡田能正さんの「神社に行っても神様に守られない人、行かなくても守られる人」です。

日本には全国に8万8000社以上の神社があります。
日本全国のコンビニの数も6万店舗弱(2020年現在)なので、いかに神社の数が多いのかがよくわかりますね。

その割には神社について詳しい人はかなり少ないのではないでしょうか。
正直私も全く知りません(^^;

この本は、1200年以上続く賀茂神社の神主である岡田能正さんが書かれています。
また、御朱印ブームが起きていた2018年に書かれた本なので、神社ことを詳しく知らない方にも非常にわかりやすく書かれています(^^)

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日本人は身近に神様を感じすぎている

あなたは、「いただきます」「行ってきます」「ただいま」など、家に誰もいなくても挨拶するのではないでしょうか?

これはどの言葉も神様と繋がるための言葉なのです。
「いただきます」は命を私たちの糧とすることへの感謝の気持ちを表す言葉で、
「行ってきます」「ただいま」は私たちを見守ってくれている神様との会話です。
見送ってくれる人がいなくても、神様やご先祖様は私たちのそばにいて「行ってらっしゃい」と言ってくれているのです。

このように、生活の中で神様を感じることができるタイミングは非常に多いのです。

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八百万の神という考え方

そのため日本人は昔から神様を身近に感じています。
むしろ、身近に感じすぎています。例えば、宗教関係の話になると、

「私は無宗教」

と、宗教に興味がないように答える方は非常に多いと思います。
私もそう答えていました(^^;

世界ではキリスト教、ユダヤ教、イスラム教と唯一神を信仰している宗教が非常に多いです。
そのため、お互いの神を認めずに争いになるのです。

日本は八百万の神という考え方です。
日本人は元々争いを好まない民族ですが、八百万という曖昧な考え方が争いを生まない理由の1つになっているのです。

話は少し逸れてしまいましたが、八百万の神という考え方のおかげで、どの国の人よりも神様を身近に感じているのです。
このなんでもありという考え方は世界ではかなり珍しいそうです(^^)

無宗教という考え方が少違うという意味がお分かりいただけたでしょうか?

どうしても「無宗教である」という人は、苦しい時や悲しい時を思い出してみてください。
この時に「神様、ご先祖様、どうかお守りください」と感謝とともに手を合わ瀬ていませんか?
苦しい時、悲しい時こそ、神様があなたを見守ってくれていることに気付けるチャンスです!

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神社との正しい付き合い方

この本で一番重要な神社についての話です(^^)
冒頭でもお伝えした通り、日本には8万8000社以上の神社が存在します。

その中であなたはどこの神社に行きますか?

「伊勢神宮」「厳島神社」「出雲大社」など有名な神社を選んでいく方が多いのでないのでしょうか。
私は年明けに有名な神社に「今年もよろしくお願いします」とお祈りして帰ってくる程度でした。

しかし、その付き合い方は間違っていると岡田さんは言っています。
岡田さんが伝える正しい神社の付き合い方は下記の通りとなります。

1. 有名な神社よりも自分に合う神社に行く

有名・無名に関わらず、いくつかの神社に訪れるのが良いとのことです。
いくつか神社を訪れると「この神社は気になる」「空気が気持ちいい」と感じる時がきます。

それがあなたに合う神社です!

「いくつも神社を巡るなんて無理!」という方は、近所の神社が一番良いそうです。
近くの神社の神様は常に見守ってくれているので、お礼に行くことが大事なのだろうと、私は受け取りました(^^)

2. 神社には月に一度お参りに行く

自分に合う神社が見つかれば、月に一度その神社へ参拝に行きます。

神社への参拝の目的は「神様へ近いを立てる」ことです。

「今日はお賽銭がないから行かない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、神様はお賽銭がないくらいでは怒りません。

たとえお賽銭がなくても、挨拶しに行くことに意味があるのです。

まとめ

本日は岡田能正さんの「神社に行っても神様に守られない人、行かなくても守られる人」を紹介させていただきました。

今回も紹介した部分は、ほんの一部です。
他にもネガティブな感情との付き合い方や、神社に関する豆知識など、いろいろなことが書かれています。

私は去年から歴史セミナーに参加を初めて、歴史が面白いと感じるようになりました。
神社は日本の歴史を語る上では外せない部分なので、興味深い話がいくつもありました。

正しい歴史を学ぶことは、自分の自信をつなげることもできます。
日本の素晴らしい神社の歴史を学ぶことで、日本のことを好きになってもらえればと思います(^^)

興味のある方はぜひ読んでみてください!
そして、よろしければ感想もお願いいたします!



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