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変わりたければ、何か行動する以外に方法はない

本日紹介する本は水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」です!

「変わりたいけど変われない」
「変わるために何をすればいいかわからない」
「行動することに躊躇してしまう」

そんな悩みを持っている方に読んで欲しい一冊となっています!

本書では、変わりたいと思うダメダメな主人公の前にゾウの神様ガネーシャが現れて、変わるための課題を与えていく、というスタイルで進んでいきます。

少しイラッとするガネーシャですが、言うことが深く、厳しいことも容赦なく言ってきます。

私もドキッとする部分がいくつもありました(^^;

その内容について、次から紹介していきます!

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行動することの大切さ

ガネーシャが主人公に与える課題は、最初は簡単なものばかりでした。

例えば「靴をみがく」「募金をする」などです。
誰でもできることで、主人公も拍子抜けしてしまいます。

「本当に自分はこれで変われるのだろうか?」
そんなことを考えてしまいます。

そんな不安を吹き飛ばすように、出される課題は少しずつ難しくなっていきます。
すると主人公は「これは本当に変われるのではないか?」と考え始めます。

しかし、ここでガネーシャから厳しい一言が入ります。

「自分このままやと変われへんで」

人は何かを始めると今までと違う世界が見えてくるので「高揚感」を得ることができます。
しかし、その高揚感はその時だけです。

いずれ壁にぶち当たり、現実を見ることになります。
厳しい現実を目の当たりにして、ヘコんでしまいます。
それを繰り返すことで、人は夢を失っていくのです。

主人公は課題を出された時だけ行動していたから、このような厳しい言葉を受けたのだと思われます。
結局本を読んだ時と同じ高揚感を得ているだけだ、ということなのでしょう。

ではどうすればいいのでしょうか?

それは、行動を続けるしかありません。

本を読む、ビジネス系YouTuberの動画を見る、セミナーに参加する。
そんなことをしただけでは人は変わりません。

成長した気分になるだけです。

本当に変わりたいのであれば、その後に行動する必要があるのです。
人は行動することでしか成長できません。

行動して、失敗して、起き上がって、また行動する。
それを繰り返すことで、知識が自分の一部になり、ようやく変わっていくのです。

本書でも作者の言葉でこのように書かれています。
「あなたは、『ガネーシャの教えを』実行に移したでしょうか?」

いったいどれだけの人が知識を得た後に行動できているのでしょうか?

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「今」行動しないと一生行動しない

先ほどは行動することが大切であると記載しましたが、そんな話は本書でなくてもいろんな本に書かれていますし、ビジネス系YouTuberの方もその大切さを伝えています。

そのため、行動することの大切さなんて誰でもわかっているのです。

やりたいことをやって後悔しない人生を送った方が幸せであることも知っているのです。

ではなぜ行動しないのでしょうか?

それは「できない理由」を考えてしまうからです。

「収入が下がるから」
「両親や先生が否定するから」
「周りから変な目で見られるから」
「不安だから」

行動しない理由を探し始めたらキリがありません。

そんな理由で何も行動しない人は、これからも行動しません。

2021年が始まり、
「今年こそ何か始めるぞ!」
と気合を入れている人も多いと思います。

しかし、その気合は今だけです。
実際に行動に移せる人、それを続けられる人はほとんどいないでしょう。

本当に行動できる人は「」動ける人です。
「新年が始まったら」「30歳になったら」と設定している人は動けません。

思い立った瞬間に動ける人だけが変わることができるのです。

まとめ

本日は「夢をかなえるゾウ」を紹介しました。

今回はガネーシャの話を踏まえて、かなり厳しい内容になっていると思います。

作者に「『ガネーシャの教えを』実行に移しましたか?」と問いかけられたときにドキッとしてしまいました。

私も行動に落とせていなかったからです(^^;

ですが、ガネーシャの最終課題は全て行いました!
「すでに行っていた」が正しい気がします(^^)

私は2年前から行動を始めて人生が変わりました。
実際に行動することの大切さは身に染みて感じています。

ここまで読んでくださった方は、ぜひ何か行動を起こしてみてください!
小さなことから行動を始めてみましょう!


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