紙1枚にアウトプットすると読書が充実する
本日紹介する本は浅田すぐるさんの「「紙1枚!」読書法」です!
「読書しているけど、内容のほとんどを忘れてしまう。。。」
そんな悩みをお持ちの方におすすめの本です!
私はnote1年以上読書記録を書いてきました。
その数は100冊近くになります。
これだけの量が書けたのは、本書の作者である浅田さんの、「紙1枚!独学法」という本を参考にしているからです。
その本は全ての知識を紙1枚にアウトプットするものです。
私はそのフォーマットを利用し、今までの書評を書いてきました。
今回紹介する本は、それの読書特化版です。
たった1枚のフォーマットを利用することで、あなたの読書が今よりも充実します!
書評を書く方にはとても参考になる内容なので、ぜひ参考にしてみてください!
今の時代に読書は必要か?
最近は本の要約してくれているYoutuberやflierなどの要約サイトがたくさんあります。
自分で本を読むよりも、それらを見た方がわかりやすいし、時間の節約にもなる。
そんなことを考えている方は多いのではないでしょうか?
しかし、そんな便利な時代でも自分で読むことは非常に重要です。
その理由は人の思考にあります。
人の思考は次の2つに分類されます。
「ファスト」思考:「飛びつき」思考、「浅い」思考
「スロー」思考 :「面倒臭い思考」、「深い」思考
さて、先程あげた要約サイトやチャンネルはどちらに分類されるでしょうか?
答えは「ファスト思考」です。
オンラインは流れてくる情報を受け取るだけなので、次々に情報を取り入れてしまいます。
これはまさに「飛びつき思考」と言えるでしょう。
要約サイトは製作者がわかりやすく解説してくれますが、自分で本を読むと本の内容を自分で理解しなければなりません。
これが「スロー思考」に繋がるのです。
しかし、上に書いた通りスロー思考は面倒臭い思考です。
面倒臭いことはできればやりたくありません。
ですが、深い思考をしなければ成長はできません。
それを解決してくれるのが紙1枚読書術なのです。
この方法は「面倒臭い思考を鍛える、面倒臭くない読書法」なのです。
紙1枚にまとめるだけ
この読書法はすごく簡単です。
その本質は下記の制約にまとめられます。
1.「枠=フレーム」という「制約」を活用する
2.「What」「Why」「How」を「制約」として活用する
3.「ポイント3つ前後」を「制約」にして活用する
「枠=フレーム」という「制約」を活用する
どんなフレームなのかは本書を見ていただければわかりやすいのですが、とてもシンプルです。
この読書術はそのシンプルな枠の中に収めるだけなのです。
人は空白を見ると埋めたくなる性質を持っています。
その性質を利用しているのがこの読書術の特徴です。
「What」「Why」「How」を「制約」として活用する
この3つは問題解決の時によく利用されるので、使っている方も多いと思います。
本をまとめる時にもこの3つの疑問をぶつけます。
例えば、次のような感じです。
What:何が響いたか?
Why:なぜ響いたか?
How:どのように活かすか?
このように考えることで、本の内容を自分のものにすることができます。
「ポイント3つ前後」を「制約」にして活用する
聞いたことある方もいらっしゃるかもしれませんが、「3」はマジックナンバーと呼ばれており、人の記憶に残りやすい数と言われています。
この読書術では先程の3つの疑問の答えを3つずつ書き出すことで、長い間記憶に残る読書を行います。
ちなみに、What、Why、Howの3つに絞っているのも同じ理由だそうです。
本当は5W1H全てをやって欲しいのだとか 笑
以上がこの読書法の本質になります。
これらの制約を守って、本の内容をまとめていきます。
紙1枚でまとめることができるので、非常に便利な方法なのです。
本は誰のために読む?
本書では本は誰のために読むのかという問いかけがあります。
この答えとして、「自分のため」「他人のため」の2つが上げられます。
多くの人は自分のためーーつまり、自己成長のために読まれている思います。
ですが世の中には他人のために読む人もいます。
他人の悩みを解決するために本を読むのです。
どちらが偉いということはありませんが、どちらも共通して考えなければならないことがあります。
それは、本を読む目的を持つことです。
読書術に関する書評を書く時には必ず出てくる文言です。
自分のためであれば自分の悩み、他人のために読むなら他人の悩みを考えながら本を読みます。
すると、目的に合致する言葉が自然と頭の中に入ってくるのです。
今回紹介したフォーマットを使ってアウトプットする時にも、目的はとても大切なものです。
本を読むときは必ず目的を持つようにしましょう。
まとめ
本日は「「紙1枚!」読書法」について紹介しました!
本書で紹介されているまとめ術は、簡単にアウトプットできる内容になっています。
アウトプットが苦手だった私でも30分程度で書けるくらいです。
今回は読書に特化した内容ですが、セミナー受講や会議などにも使えるフォーマットになっています。
本書の内容を色んなことに使いたいのであれば「紙1枚!独学法」の方をおすすめです。
「とりあえす読書のアウトプットがしたい」という方は、ぜひ本書を読んでみてください!
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