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10分早く帰ると決めて仕事をすることが残業を減らす方法

本日紹介する本は伊庭正康さんの「残業ゼロの人の段取りのキホン」です!

「どうすれば残業を減らすことができるんだ。。。」
そんな悩みをお持ちの方におすすめの本です!

あなたは残業が多いですか?
最近は働き方改革の影響で、残業を減らせと言われている方が多いかもしれません。

それにも関わらず、仕事の量は忙しかった時代と変わらない、むしろ増えたなんてこともあるかもしれません。

人を増やすかどうかは会社が決めることで、私たちにはどうしようもありません。
私たちは私たちができることをして残業を減らすしかないのです。

そのできることこそ「段取力」を高めることです。

本書は段取力を上げる方法がいくつも紹介されています。
本書の内容を全て実行できれば、残業を減らすことができます。

今回はその方法の中から3つピックアップして紹介させていただきます!
残業を少しでも減らしたい方は、ぜひ続きをご覧ください。

目的を明確にする

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私の書評では何度も登場する「目的」です。
どんな本にも目的を持つことの大切さが紹介されているので、これを考えなければ始まらないと言えるでしょう。

段取りとは「先を読んだ行動ができる」ことを指します。
先を読んだ行動をするためには相手の目的を知る必要があるのです。

例えば、上司から「このアンケート結果をまとめておいて」とアンケートの結果を渡されたとします。

あなたはその結果を見て、傾向などを分析し、とてもわかりやすいグラフを作って上司に報告しました。

上司も満足してくれると思いきや「結果の合計を表にしてくれるだけでよかったんだけど。。。」と苦笑い。

結局、傾向を分析したり、わかりやすいグラフを作る時間がムダになりました。

似たような経験をされた方もいるのではないでしょうか?
私ももちろんんあります 笑

こんなことにならないように相手の目的を知る必要があります。
先程の例であれば、仕事を渡された時に「どうまとめればいいですか?」と聞いていれば、時間をムダにすることはなかったでしょう。

私もよくやりがちですが、人は自分の解釈で行動しがちです。
目的を確認することを常に頭の片隅に置いておきたいですね。

自分と約束する

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あなたが何か仕事を渡される時に期限を設けられることがあると思います。
その期限までにやればいいと思っていませんか?

指定された期限は絶対に終わらせなければいけないラインですが、それとは別に自分が決めた締め切り、マイ締め切りを持つと良いです。

例えば、締め切りが1週間後であれば4日で終わらせる、のように本来の締め切りよりも前倒しに設定します。

こうすることで、何か問題が発生したときに対処する余裕を持つことができます。
また、早く提出することで、仕事を渡された相手にも余裕をプレゼントすることもできます。

そうすると、時間にゆとりができるだけでなく、評価を上げることもできます。

このマイ締め切りですが、予定時間の1〜2割程度を設定すると良いそうです。
マイ締め切りは仕事の締め切りだけでなく、移動時間や待ち合わせの時間にも使えます。

自分と約束することは誰でも簡単にできることなので、ぜひ試してみてください。

人を頼る

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あなたは自分1人で仕事を片付けようと考えていませんか?
仕事で人を頼ることはとても大切です。

人には苦手なことと得意なことがあります。
自分でやると1時間かかるものが、部下に任せると30分で終わることもあります。

会社に勤めている以上、チームで動くことが多いので、苦手なことは誰かに任せてしまいましょう。
その分、相手が苦手で自分が得意なものを引き取ることができれば、お互いにWin-Winの関係を築くこともできます。

また、わからないことがあれば、ネットで調べるよりも人に聞く方が早い場合があります。

今のネットは情報が溢れています。
検索すればさまざまな回答が出てきて、何が正解かわからなくなることがあります。

そこで、時間をムダにしないように詳しい人に頼るのです。
するとビックリするくらい早く回答をもらえることがあります。

ただし、自分で何も調べずに頼るのは問題ですので、ネットである程度アタリをつけてから確認するようにしましょう。

まとめ

本日は「残業ゼロの人の段取りのキホン」について紹介しました!

本書は他にも段取力を上げる方法が多く紹介されています。

ですが、一番大切なことは早く帰るという気持ちを持つことです。
「いつもよりも10早く帰る」と決めて仕事に取り掛かることがとても大切です。

すると、10分早くするためにはどうすればいいかを考えるようになります。
それを毎日繰り返しているといつの間にか定時で帰ることが当たり前のようになります。

10分早く帰る方法を探すときの方法を探すときには、ぜひ本書をご利用ください!



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