見出し画像

EOS5Dノート(2)

将来のEOS5D同人誌向けのアレ。

思えばコレはEOS5Dによるもの?

ふと古い雑誌を読み返してみると、ひょっとしてコレはEOS5Dで撮影されたものではないか?という写真が見られる。

手元に何故か集英社の『セブンティーン』08年6月号がある。
我々アラサーちゃん世代にはお馴染み、桐谷美鈴がまだ同誌のモデルだった時期の号である。

……と言っても、当時買ったものではなく、後年に関鉄竜ケ崎駅のさびれたモールにあった古本屋(その後潰れた)で買ったものである。

当時、自分が通っていた高校の図書館では『セブンティーン』誌を定期購読しており、その時にポートレート撮影特有の「異様にボケた写真」に驚いた経験がある。

今でこそα7シリーズに対抗するべくフルサイズ機が安くなり、開放F1.4でドカン、という写真は珍しくなくなったが、35mmフルサイズ機がほんまもんのプロか金持ちハイアマのものに限られていた時期にはカネに糸目をつけない一般的な鉄ですらまだAPS-C機を使う時代だった。
(アサカメの広告を見る限り、08年のEOS5Dがモデル末期の頃でもフジヤ特価で20万円台にはならなかった)

そんな状況下、出版社ではデジタル入稿がすでに一般化していたことを考えると、08年時点ではもうポジをバンバン使えるような時代でもない中で、あの当時の「極端に背景がぼけた」写真はEOS5Dによるものではないだろうか? と推測してしまう。

(NikonのD3は撮影時期考えると「ギリギリ」出ていない)

その他、今でこそ一般的な屋外での多灯ライティングっぽい写真が「あまりない(室内でのモノブロックによるものはあるが)」など、その時々プロの撮影事情が少し垣間見れたりするのが面白かったりする。

はて、今の雑誌を10年後に読み返すと「フムン、これはOOで撮影したな?」という感じに推測できるのだろうか?

よろしければサポートお願いします。毎月の精神科の通院代などに使わせていただきます。