①療育センター飛び出して普通幼稚園に入った娘からの経緯

療育センターから裏技使って、母子教室に逆コースで通い

私立幼稚園にバス通園から、引っ越しての公立幼稚園への遍歴は、前回書きました。

今日は徒歩通園の公立幼稚園に通いだした頃のお話です。

1才半で重度知的障害と重度自閉症と血も涙もない判定を受けたワタシですが、ワタシは泣きませんでした。

実は布団のなかで、一回だけこっそり泣いたのですが、娘の前では絶対に泣きません。

泣いたら娘が自分は可哀想な子なんだと思って育つではありませんか。

いつも可愛い。
大好きYちゃん!
えらいなYちゃん!

ととんだ親バカの激甘の過保護?でした。

重度自閉症は、同一性保持という特徴があり、
いつもと違うことを嫌がる傾向があります。

障害児の受け入れの良い、ウェルカムの公立幼稚園に自転車で通園するのですが。

同一性保持の知識は、あったのでわざと違う道を通ると、案の定泣き叫びます。

これはいかん。それなら毎日違う道を通ることにしよう!と決心し、そうしました。

泣いたら、歌を歌ってよしよしなだめながら、ほがらかに大丈夫♪大丈夫♪で乗り越えてきました。

娘は以前から踏切を見ると逃げ出そうと言うクセがあり

これも抱っこして歌とほがらかに大丈夫♪大丈夫♪と背中トントンで乗り越えてきたのです。

泣いたらよけいに体験さすトンでも親です。

小学校でも、幼稚園時代から遊園地や劇場で並ぶ訓練、座る訓練を毎週やってきたので

集団登校は大丈夫そうにも思ったけれど、ワタシはついていきました。過保護でしょ?

子供では重度自閉症児のアクシデントに対処できないと思っていて、それよりもその子らの親御さんたちの気持ちをおもんばかってのことです。

身体の機能にも問題が少しあり、体幹が弱くてランドセルがゆれ荷物落とすだろうなとも思っていました。

後で探して拾いにいったりなんてするより、集団登校に行きも帰りもついていく方が楽なんです。

子供の自立心が。とか親離れさせないととかさんざん、言われましたけどね。

うちの子には失敗体験はさせたくないのでした。

過保護だと自立心がとかごちゃごちゃ言われても、うちの子には成功体験しかさせたくないのでした。

そうすると叱ることもなく、ほめるだけ!

 ワガママに育つんじゃ?それは健常児のばあい。

他の兄弟たちはみな優秀だったので自立心は最強に育ってます。

トラブルに親が出ていこうとしようにも、お母さんは出てこんどいて、自分で解決するからと言われる始末。

障害児は、そう判定されるだけの弱さがあるんです。ハンディキャップがあるのです。

親がそれとなくフォローして成功体験に変えてあげる必要があるのです。

それでも荒れた時期はありました。担任しだいでそれは顕著にあらわれます。

幼稚園の時は太鼓の一人演技の場面で、一人でリズムよく演技が、こなせたのは、

担任の先生が指でそれとなく合図をおくってくれたからです。

小1の時の若い担任の先生は運動会の特訓をしてくれ、うちの子の両隣にダンスの上手い子を、揃えてくれ、模倣ができるうちの子は、見事に模倣して、健常児と変わらぬみごとなダンスをしてくれました。


この模倣だって、母子教室に逆コース通所したときに、他の子のように、できないうちの子の両手首を後ろから持って、2人羽織状態で踊らせてきた成果なのです。
最終的には6年生で全体の組体操に普通に参加できましたから。配置と先生がそばで目立たぬように中腰で見守ってくれたからです。感動して涙が出ました。

荒れた二年生のときの担任はヒステリックな先生で学級崩壊しかけで、いつもキーキー怒ってばかりいました。

学級崩壊をうちの子のせいにされ、学校と戦うことになりました。

そのころ、養護学校派の教頭が赴任していました。

いろいろなもめ事を先生たちの、組合に行って相談すると、

教頭の名前を、聞いて、自分たちとは真逆の背中合わせの取り組みの人だと教えてもらいました。

昔は養護派と共に派では、親も教師も分断して熾烈な戦いがあったのですよ。

今からでは、考えられないことでしょうね。

とうとうワタシは、自前のキャンプで使う折り畳み椅子を持参して、勝手に教室のうちの子の隣に座り込みました。

非常識な親でしょ?(笑)

娘の隣に座ると娘は大人しいものです。
教科書の試写をノートに書いています。
ワタシの自作プリントも用意してはいたのですが、できるだけ授業にそって、教科書を開いていました。

それから、クラスの保護者から呼び出しにあい、ワタシは吊し上げにあいます。名前も顔も知らない保護者から罵られます。「私たちは教頭先生の指示でやっている」と障害児は養護学校に行くべきとか、口々に罵られました。可哀想だからそんなに、言わなくてもと言ってくれる保護者もいましたが、大人しく聞いていました。
実は録音していたのですよ。それをテープ起こしして、印刷してファックスで教育長の専用ファックスに送りつけました。30枚くらいあったかも。

ワタシは親の会を主宰していて、ニュースペーパーを発行していて、統合教育に先駆的な取り組みを、ほめインタビューを、申し込んだことがあり、教育長からお名刺いただいていたのですよ。

一般人は、知らない教育長の専用ファックスをしっていたわけです。

しばらくして教頭が解職になった、新聞記事の、人事異動発表を見ました。解職の理由は知りません。

ニュースペーパーに普通学級から追い出されそうになる顛末も、書いて、行政の要所要所にも置いてもらっていました。

なに書いたか覚えていないけれど、「健常児だと大目に見られ、障害児だと完璧を、求められるっておかしくないですか?」と、学級崩壊は健常児の中に授業中立ち歩き騒ぐ子が数人いたからです。

それをヒステリックな先生がキーキー怒ると、うちの子も耳おさえて情緒不安定になります。

ワタシが横についてるとちゃんと、大人く座って勉強しているのですよ。

なんとかワタシが教室の中にいることを、
止めさせたい学校は、

教職員全員でローテーション組んで、うちの子に付き添うことになったのですよ。

ワタシみたいにベッタリじゃなく。チームティーチングとして、担任以外に手のあいてる先生がクラスに、はいってクラス全員をみるわけです。

ワタシにうちの子ベッタリじゃなくクラス全体への加配であることの、了承を求められましたが、もちろん賛成で了解しました。

うちの子だけ特別扱いは、ごめんですし、学級崩壊させているのは他の子たちだし、うるせー保護者たちもいるわけですから。

そこまでして、何故に普通学級に居座るのか?と思われる方も多いかもしれません。

周り全部が否定しても、ワタシは娘を否定したくはありませんから。

通級の試みがあったとき、娘は大変ショックを受けたようで、トボトボと足をすり足にして、首が横に曲がったままに、教室から連れ出されるとこを見ました。
首が、曲がったままになってしまいました。心因性です。

みんなの中から、連れ出されるって子どもにはショックなのですよ。
仲間外れに感じてしまいます。大きくなってからでは、一部連れ出されることも受け入れてました。定時制高校ではね。

京都の発達外来に児童精神科医の先生に定期診断受けてまして、こんなことができた、こう改善したと報告し、自己肯定感の強いお子さんやねとお墨付きもらっていて、

 児童精神科医の先生が教室に見学にくることになりました。

ワタシと違って先生には、娘の後ろに机と椅子が用意されていました。

娘は知ってるお医者さんが後ろにいるものだから、振り返ってはケラケラ笑うので、いちいち授業に、向くように仕向けていたのだけどお医者からは、お母さんは関わらないとこ見たいからと制止され、ヒヤヒヤものでした。

娘は、振り返ってお医者さんを見てケラケラ笑うほか、立ち歩くこともなく、座っていました。

お医者さんはまる1日観察?して帰られました。
お医者さんの意志なのか?
学校側が頼んだのか?
知りませんけど。

親たちに吊し上げられ、教育長にファックスおくったことは、お医者さんにも伝えてありました。

職員会議録開示請求をしたのはそのあとだったか?

ある先生が、教えてくれたのです。うちの子の処遇を、めぐって職員会議が二分していると。

で、府庁まで職員会議録開示請求しにいったわけです。

自分でも、ヤバイ親だと思っています。

職員会議録は黒塗りの部分がありました。
でも全体の文脈から、ある先生にこっそり聞いた話もあり、

PTA会長の娘さんが不登校ぎみで、なんとうちの娘が恐いからと言っていて。

うちの子を教室から追い出そうと画策していたようなのです😡

先生たちはうちの娘はなんにもしていないのにね。あの子は弱い子やねん。と言ってましたが。

 うちの子は大きくて
同年代より頭ひとつ大きいです。 

親がいうのも、なんですが可愛い顔しているのに大きいからバケモノや~と周りの子が言うのを聞いたことがあります。

いじめたり、囃し立てたりする子もいます。

先生ちがチームティーチングをするようになり、ワタシはお迎えだけになり、お迎え時に娘が男の子にケガさせたと聞きました。

先生は、娘は悪くなくて男の子達が、からかうから、Yちゃんが怒って突き飛ばしたら、壁に頭を擦って血が出たそうです。

聞いてすぐに菓子折りか買って、その子のお家に行き。

本人連れて
平身低頭謝りに行きました。治療費も負担したいと申し出ると

「いいえ、うちも悪かったのですから、こどもの、ことですから気になさらずに」と言ってもらえました。

大きいから怖がられるなんて。
 
先生たちは、Yちゃんて可愛いわと何人からも、言われていたのに。

お詫びに言って娘にも頭下げさせたのですが、帰宅してから、なんとYを誉めまくるワタシです。

ようやった!
 いじめられたからやりかえしたんやな?
えらい!えらい!ようやったった!

でもケガさせたらあかんな。ケガさせたからごめんなさいしに行ったんやで。

Yちゃんは強い子や、偉かった!
ようやった!とハグして誉めまくりました。

なんという親でしょうね、外面と内面違いすぎる、親バカ(笑)

いいのいいの、幸せならば~♪

中学高校も普通学級は次回に続きます。









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