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余裕が無いほどに、目線を向けれるのならば

【クイーンのカップ】

見つめる。

目線を向ける。

どのような感情で、

どのような思考で、

目線を向けるかは、

状況次第、気持ち次第。

とはいえ、一点に集中する。

感じようと、味わおうと、

読み取ろうと、受け取ろうと、

ただただ、見つめる。

これは、ある意味で、余裕が無い。

集中するということは、

他へ向ける意識が薄れるということ。

集中力が高い人なら尚更。

でも、実は、

そう悪いことではない。

美味しい食事でお腹いっぱいになると、

身体は消化に力を使います。

エネルギーを消化のために注ぐのです。

そもそもエネルギーは、

意識を向けた先へと流れるわけですが、

意識が向いていない箇所については、

基本的にはエネルギーが抜けるため、

力も抜けます。

無意識に力が入ってしまう、とか、

慢性的な何かがある、とか、

そういった事象、各々の課題などはさておき。

力が抜けるなら、緊張がとけ、

エネルギーの消費がなくなる。

無駄なところにエネルギーを使っていない、

となる。

だからこそ、

「集中して余裕が無い」

大いにけっこう。

余裕が無くて、

他に注意が向きにくくなるほどに、

集中、注力していく。

そう出来るもの、そうしたくなるもの、

そんな事柄に出会えている幸運に祝福を。