見出し画像

新月からの9日間、女神のパワーをいただいて心の整理をしてみませんか?

今日はインド占星術と関連してヒンドゥー教の祭典のお話。

本日早朝、新月を迎えました。
インド占星術では、
乙女座、
チトラというナクシャトラ(月の宿)
での新月になります。

新月の読み解きはさておいて、
今日の新月はヒンドゥー教では特別な意味を持ちます。
ヒンドゥー教の三大祭典のひとつ
秋のナヴァラートリーが始まるから。

ナヴァ=9
ラートリー=夜
9日間の夜という意味の祭典で、
特に秋に行われるナヴァラートリーは
盛大に行われるとのこと。

ナヴァラートリーでは
9つの姿をもつとされていてる
ドゥルガー女神を
9日間かけて礼拝します。

礼拝の際には、
9日間を3日間ずつにわけて、
ドゥルガー女神、ラクシュミー女神、サラスワティー女神
と順番に祈りを捧げるようです。

ドゥルガー女神には「近づきがたいもの」という意味があり、
戦いと勝利の女神です。
私たちの無知やエゴ、悪徳、利己主義など不浄なものを打ち砕き、
私たちのスピリチュアルな成長のための力を与えるとされています。

ラクシュミー女神は豊穣・富・幸福を授け、
感謝や寛容さの心をもたらす女神です。

最後のサラスワティー女神は、学問・芸術・叡智を授ける女神。
サラスワティー女神を礼拝することで、
私たちは無知から脱却して、叡智をさずかり、
よりよく生きることができるようになるとされています。

ナヴァラートリーはヒンドゥー教のお祭りで、
私も正しい礼拝の仕方を知っているわけではありません。

それでも、この9日間の夜、
3人の女神を思い浮かべ、
私なりの浄化の期間にしたいと思っています。

今年はコロナにはじまり、いろんなことが起こりました。
そして、世界中の騒動は、まだこの先も続きそうです。

そんな中で、
自分はこれからどうするのか、
自分はどうしたいのかを
強制的に考えさせられてきたように思います。

自分のココロの中にあるモヤモヤ、
掃き出してしまいたい思い、
処分してしまいたい暗闇などを
この機会に取り除きたい。

この年末からはじまる
新しい風の時代を
生き抜いていけるように、
必要なリセットをして
自分を整えておきたい。

今、そんな思いを強くしています。

私自身、
みんなが楽しそうに語る次の風の時代に
すんなり乗っかっていけるような
軽やかなタイプではないことは自覚済み。

風の時代になったらダイナソーになりそう。。。
なんて思いを持つこともあります。

それでも、
宇宙が与えてくれるチャンスやエネルギーを頂きながら、
地道に少しずつ変化に合わせて行けたらと思っています。

今回のナヴァラートリーも
小さな歩みのひとつ。

今、心の整理がしたい方、
何かきっかけが欲しい方は、
こうした機会もぜひ活用されてはと思います。

異国の女神の祭典であっても
宇宙のエネルギーは
変わらず地上に降り注いでいるはずです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?