見出し画像

ギアは頼りなくても、ワシの脚は止まらない!独自路線の自転車物語(*´▽`*)


お盆休みにご先祖様をお迎えにお寺へ参った際に、駐輪場に沢山の自転車が並んでるのを目にして、ふと懐かしい昔の思い出が蘇ってきました(*´▽`*)

それというのも・・・学生時代、ワシは特別な自転車に乗っていたのですぢゃ(*´▽`*)

といっても、一際高価な品だとか、ビンテージ品なんていう代物ではなく、特殊な性能を備えた品だったのです(*´▽`*)

その自転車は当時のワシの愛車で

「スーパー鉄二君」という子でした(*´▽`*)


はうっ!(;^ω^) ・・・実はこの頃 (10代の頃 ) から自分の身の周りの品々に既に名前を付けてたのですぢゃ(;^ω^)


で、その「スーパー鉄二君」・・・ギアチェンジは六段変速式だったのに、

いつの間にか一番重いギアでしか乗れなくなってしまった


という優れモノだったのです( ̄▽ ̄;)

そう・・・これはね・・・粗悪品ではなく、優れモノだったのです(^▽^;)

絶対に、優れモノだったのです( ̄▽ ̄;)


まるでワシの意向とは関係なく、一番軽いギアにしても瞬く間に重いギアに変速してしまうという、

まさに ゴーイング・マイウェイ な自転車だったのです(;´Д`)


もちろん、行きつけの自転車屋さんには何度も修理に出したのですが、もはや修理の常連となったワシに、自転車屋のおっちゃんは言いました・・・

これは救えない・・・とね(;^_^A


つまり「買いなおした方が安くつくよ」ってことだったのです(;^_^A 

でも、すでに愛着も あったのでワシは迷わず、

その重いギアのままのハードボイルド・チャリ「スーパー鉄二君」に乗り続けることにしたのです(*´▽`*)


そう!、これぞ・・・究極の選択!(*´▽`*)


だったのですぢゃ(*´▽`*)


この子はね、中学入学から高校卒業して自分の車を買うまで、実に8年間の付き合いでした(*´▽`*)

乗りこなすには実に難易度の高い自転車ではあったのですが、乗り続けるうちに 日に日に愛着が湧いて 離れられない存在だったのですぢゃ(*´▽`*)

一般的にこういう場合、このような言葉ってありませんか?(*´▽`*)

困難を共に乗り越える心は友情を育む!


そう!、そんなニュアンスの言葉、ありますよね? (*´▽`*)

まさに、そんな感じの盟友って感じの存在だったのです(*´▽`*)


確かに、ワシはスーパー鉄二君に 友情に似た絆を感じていました(*´▽`*)

実際、最初の頃は乗りこなすのが大変だったけど、乗りこなせるようになった頃には、 おかげで脚力が半端なく強くなっていたのです(*´▽`*)


実はね・・・わし、陸上部にも所属していないのに、当時の脚力は


陸上部の友人と肩を並べることができたりしたのです(;^_^A


そしてそれは、幼少期から習い事を続けていたので、その基盤とのダブル効果で、ある技術の大きな助けにもなったのです(*´▽`*)


その技術ってのが、ワシも人並みに中高生の時は、腕立て後方転回や後方宙返り、


いわゆるバク転やバク宙に憧れる年頃になっていました(*´▽`*)


それでカッコよく華麗な その技を習得したくて、体育の先生に正しいやり方を教えてもらって挑戦、練習してた時期があるのです(*´▽`*)


で、正しい方法を習ったとして、そもそも筋力がなければ実際にはできないのが現実なのですが、


幸い、ワシは脚力が人並み外れてたのです(;^_^A


だから上達も早くて、体育の先生から

ヒロト、お前は体育大学に進むって選択もあるぞ!


と言われるほどに跳躍の高さがあったらしいのです(;^_^A


ただ、ワシの宙返りは通常よりも高すぎて、着地するときに回転しすぎてしまうきらいがあったので、力の加減を覚える努力が必要でした(;^_^A


そしてまた、本来の筋力アップが必要な習い事の鍛錬の為に上半身もバランスよく鍛えなければとの一心で、


脚力に見合う上半身のトレーニングにも励んでいたのですぢゃ(*´▽`*)



これね、自分の中では逆立ち腕立てと、腕だけで登り棒を登れるというのが最低基準と思っていたので、

その体力腕力の鍛錬は成人するまで、つまり学生時代はずっと維持し続けていたのです(*´▽`*)



そんなわけで、吹奏楽部でありながらも体力あって腕力の強い真面目な生徒だったのです(*´▽`*)

そんなわけで・・・

見るからに文科系な雰囲気のゆるキャラ顔と、体育会系の体格がアンバランスって、よく笑われてました(;^_^A


またある時、体育祭で誰も出たがらない砂袋運び競走に選ばれたことがあったのですが、その競技においては

誰もがエッチラ!オッチラ!と早歩き状態で悪戦苦闘という場面が殆どだったのです(*´▽`*) 重量物を肩に担いでるんだから当然ですよね(*´▽`*)


そんな中、 ワシだけが何も担いでいないかのような、普通にジョギングしてるかのように、一際軽やかに駆け抜けるという一幕がありました(*´▽`*)

ワシとしてはね、与えられた役割をただただ一生懸命、真面目にやってただけなのですが・・・なんだかすごい声援を受けたことがありました(;^_^A


その時は父兄席テントからも、生徒席テントからも、

なんだかめちゃくちゃ笑いが起こっていましたね( ̄▽ ̄;) 


すごくありがたいことなのですが、意識の中で聞こえてくる声が

声援なのか爆笑なのか・・・どっち?(;^ω^)


って感じの声援だったので、素直に喜んでいいのか、ちょっと複雑な気持ちだったことを覚えているのですぢゃ(;^ω^)


まぁ、それもみんな特殊な自転車がもたらしてくれた恩恵?・・・なのかなと思います(;^ω^)・・・・・だって


驚くべきことに、重い自転車「スーパー鉄二君」で鍛えられた脚力のおかげで、多少の重いものを持っても平気で走れる体になっていたのです(;^_^A

ほんとに、知らず知らずのうちに人並み外れた脚力を授かっていたのです(;^_^A


そんなこんなで健康的な身体の基礎を作ることができたおかげで、おっさんになった今でも、人並みに健康でいられることに感謝なのです(*´▽`*)

そして、学生時代 健康的に過ごせたのは、

スーパー鉄二君が全身バランスよく体力をつけるように導いてくれたからだと


そう思えて仕方ないのです(*´▽`*)


だからね、スーパー鉄二君には、ほんとうに単なる自転車っていう感覚ではなく、盟友って感覚が今でも心に残っているのです(*´▽`*)



そんな10代を共に過ごした愛車「スーパー鉄二君」ですが、高校卒業後に車の免許を取得、成人して自分の車を買った ちょうどその頃、

駐輪している時に当て逃げされたようで、フレームの損傷が激しくて・・・


盟友だったスーパー鉄二君との別れの日は、突然に訪れました・・・


「いままでありがとう」とお別れする時は、正直、ほんとに悲しくて涙が溢れたものです(´;ω;`) 


ほんとに沢山の思い出が詰まった自転車だったから、数々の思い出が蘇ってくるのですよ(;´Д`) ほんと、そんな感じだったのです。


それ以降は、近所へ出かける時は徒歩オンリーだし、普段は車オンリーの日常となり、天然の自転車トレーニングも無くなったので

それまで築き上げてきた超人的な脚力も次第に失われて徐々に普通の人に戻っていったという感じなのです(;^_^A



そんなことみんな全てがね・・・今となっては、とても懐かしい思い出なのです(*´▽`*)

だけどね・・・そんな懐かしい思い出の詰まった自転車だったけど、今思い返しても一際 笑えてしまう一番の驚きは、スーパー鉄二君・・・

鍵をかけずに駐輪しても絶対に盗まれなかったことなのです(*´▽`*)



どんな地域であっても、善良ではない者も少数は必ずいるから、もしかするとスーパー鉄二君も盗まれかけたことだってあるかもしれない(;^ω^)

でもね、ワシ、スーパー鉄二君に絶対的な信頼を感じてたので、一度だって鍵をかけたことなかったのです(*´▽`*)

だって、スーパー鉄二君を盗もうとした者が、実際に乗ってみても、ほぼ間違いなく

「これは無理だ(;´Д`)」と諦めるのが目に見えてたから(*´▽`*)


実際、ワシの同級生も誰一人として、乗れた人はいなかったのです(*´▽`*)

ギアが重すぎて、最初の一漕ぎも難しいような特殊仕様(*´▽`*)



そんな自転車に乗れる人って、誰一人としていなかったのです(;^_^A


きっと競輪選手の自転車って、あんな感じなんだろうなぁって思います(*´▽`*)


だから、当時のワシだったら競輪選手になれたかもしれない(*´▽`*)

なんて思ったりします。


ってか、スーパー鉄二君に乗れるのはきっと競輪選手とワシだけだったと思います(*´▽`*)



そんな懐かしい思い出として、多感な青春時代を共に過ごしてくれたスーパー鉄二君ですが、

彼から大きな、そして重要なことを学ぶことができました(*´▽`*)



傍からみると困難で難しいと思えることも、それを自分自身が日常の一部になるぐらいに・・・困難と思わないレベルに習得してしまえば、

自分自身の中では、もはや困難でもなんでもなく、


知らない間に楽しく乗り越えてしまってたりすることもできるのだと


そう、教えられた気がしました(*´▽`*)


実際、各方面の偉人と呼ばれる方々の多くは、人生を終えて旅立つ間際まで、仕事や創作活動などに励んでいたという話は、よく聞きますよね(*´▽`*)

きっと彼らは、耐え忍んで活動しているのではなく、


自分自身が楽しんで続けていれるからこそ、


その道を極めた「一流」と呼ばれる存在になれたのではないのかなぁ・・・なんて思ってしまいます(*´▽`*)


傍から見ると、すごく難しく見えることを平然とこなす人って、素直にすごいと思えます(*´▽`*)


反対に、自分にとっては難しくないことが、他の人から見れば難しく見えてたりすることもあったりするから、


この世界って、面白いとも思えるんですよね(*´▽`*)


つまり、人それぞれ得意なこと、不得意なことがあるのだから、

自分自身が自信を持てる何かを追求し続けることが、すごく大切なのだと


そう気づかせてくれたのが、重すぎた自転車「スーパー鉄二君」だったのです(*´▽`*)

だからあの自転車・・・彼には、心から感謝しているのですぢゃ(*´▽`*)



だからね・・・もし再びあの自転車に出会える奇跡が起きたとしたら、きっとまた、買いなおすことはなく、乗り続けるだろうなぁ(*´▽`*)

なんて想像してしまいました(*´▽`*)



お盆・・・先に旅立った方々との心の触れ合いができるこの時期だから、お寺で目にした自転車が・・・

懐かしのスーパー鉄二君との思い出を蘇らせてくれたのかもしれない(*´▽`*)


そう素直に思えてならない出来事でした(*´▽`*)


やはりね、きっと大切に使い続けた身の周りの品々って魂が宿るんだと改めて思ってしまいました(*´▽`*)


そして、自分自身の周りにいてくれる全ての存在・・・


大切な方々を、今以上に大切にしようと、改めて思ったのですぢゃ(*´▽`*)


そして、そのような気づきを与えてくれたお寺の自転車さんたちに、心から感謝なのですぢゃ(*´▽`*)


ぢゃ、そういうことで(*´▽`*)


この記事が参加している募集

#今こんな気分

74,641件

#この経験に学べ

53,636件

ゆるキャライフくりえいた~です(*´▽`*) 一度きりの人生 俯いて生きるのではなく、皆で一緒に明るく前向きに歩いていけますように(*´▽`*) 自分から積極的に話に行くのは苦手なので、手の届く範囲へ身近なクスクス話を通して小さな元気をお届けできれば嬉しいです(*´▽`*)