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【絵本】大人にオススメの絵本?

おはようございます。
お読みいただきありがとうございます。

5歳2歳男の子の母。
今日は絵本のおはなし。

先日ひょんなことからYouTubeデビュー!をしてきました。

本当に急に決まった話で
撮影のスタンスも結構アドリブ多めな感じだったので
細かい打ち合わせはあまりせず
ゆるっとぶっつけ撮影!!

*****

初めての撮影を終え
気づいたこと・反省したことがたくさんありました。

🔸全然うまく喋れない!!!
→はい、これ。まず、これ。
言葉に詰まりまくり、後から考えればあれもこれもあったのに…そのときには全然出てこない。

🔸わかってるはずのこと、考えがまとまっているはずのことすら、全然喋れない。
→YouTuberの方とかって、同じ話を同じ流れで何回も話されたりして、
それ、こないだも聞いたで?って思ったりするのだけど
同じ話を同じ流れで話せるって、
本当にその人の内側に沁み込んでいるモノであるってこと。

私はまだまだ上っ面で考えているんだろうな〜って。

🔸当然、想定外の質問にはタジタジ

🔸まばたきしすぎ。目線のやり場、不明。

🔸言葉を探している「間」は、相手にとって、意外と悪いものでもない。かも
→YouTubeに限らず、私は言葉を探しながら話すことが時々?頻繁に?あるのだけど
(多分頭の回転があんまり速くない)
聞く人にとっては、意外と良い「間」になり得る。のかもしれない。
upされた動画を見ながら、思っていたほど悪くなかったな、という場面も◎
(でも話す中身は微妙。要改善!!!)

ほんと、こういうことって、

や ら な い と わ か ら な い

です。

いい経験になりました◎

*****

で、その中で、

大人にオススメの絵本は?
という話が出て…

私はスッと絵本が浮かびませんでした。
(結局一緒に撮影していた
もう1人の絵本講師の方に答えてもらうことに。)

一応私も絵本講師の認定を持っていて
(思うところあって今は講座をやっていないどころか、講座を開催するための集客?宣伝?活動すら何もしていないのだけど)

まわりの方の絵本に関する相談にはお答えできる自分でありたいのに。

でも、そんな想定問答すら、自分でやっていなかったな、って反省しました。

*****

で、せっかくなので、大人へのオススメ絵本を考えてみようと思ったのです。

が。

あれ?

大人は、どんなときに、自分のために絵本を手に取るの???

わからん。
わからん。

私には、
母に絵本を読んでもらった記憶と
自分が子どもに読んできた経験しか、ない。

幼少期絵本を読んでもらわなかったし
子育て中も絵本を読んでこなかった。
だけど、その後でめちゃくちゃ絵本が好きになった♡♡♡
という方も一定数いるし、

ケッ絵本なんて!ふん!って思われている方も一定数いるだろうし

そもそも絵本に何の感情も抱いていない人も一定数いると思う。

その方のバックボーンによって
選ぶ絵本が変わってくるであろうことは、
言うまでもない。

ちなみに私は、
〈涙が止まりませんでした…!!(括弧書きで著名な方の名前)〉
とかって帯がついているような絵本は
だいたい
〈こういうふうに読んでください〉
って絵本に言われているような気がしたり
何なら説教されているような気になったりして
(どちらも私の被害妄想。笑)

私の殿堂入り絵本になることは、
ほとんど、ない。
(おはなしそのものは素敵なんですよ。もちろん。)

そう、
絵本好きと言いながら
それなりに捻くれた性分も持ち合わせている私は

今更あえて絵本を読んだりせーへん。
って思う人がたくさんいるのは、よくよくわかる気がして、

大人にも絵本が良いんです〜!キラキラ〜✨✨✨
みたいなテンションには、なれません。

が。

もしかして今後受けるかもしれない質問のために、
大人へのオススメ絵本、
我が家の本棚から、考えてみました。

『木のうた』 イエラ・マリ作 ほるぷ出版

1本の大木を画面の中央にすえ、木をめぐる自然の変化をおいながら、生命への愛をうたい上げた美しい絵本です。イタリアの人気絵本作家イエラ・マリの代表作です。

出版社より内容紹介

なんで訳の人の名前がないかって?
文章がないからです。
絵だけで十分語る力を持っている◎

読んだ人には、きっとわかるはず。
あ、この絵本に、字は要らんって。

『ぼくはあるいた まっすぐまっすぐ』
マーガレット・ワイズ・ブラウン/坪井郁美 文
林明子 絵 ペンギン社

ある春の日、「ぼく」はおばあちゃんの家へ、はじめて一人で向かいます。おばあちゃんに電話で教えてもらったとおり、田舎道をまっすぐまっすぐ・・・。途中、いろいろな“はじめて”に出会いますが、ぼくは臆せず歩き続けます。「ここがおばあちゃんのおうちかな?」最後にのぞいたお家で待っていたのは・・・。
たっぷりの余白・やわらかい色彩で描き出され 春の空気感と光が全体に広がります。文章は「ぼく」のセリフのみ。「絵が語る」1冊です。

出版社より内容紹介

これはおそらく一般的には大人向け絵本とは分類されないはず。
(これは、というか多分私が選ぶものはきっと全部そう。笑)

「ぼく」は結局、全然最短の道のりでは行っていないのだけど
それでもまっすぐまっすぐ歩いた。
そしてその道のりで出会ったことは、
きっと彼にとって1つ1つ、必要だったこと。

大人だって、人生だって、一緒だな。
と感じています。


『ひとあし ひとあし なんでも はかれる しゃくとりむしの はなし』
レオ=レオニ 作 谷川俊太郎 訳 好学社

しゃくとり虫は、いろいろな鳥の寸法をはかってあげることができます。最後に登場するいじわるなナイチンゲールの難題を、もちまえの知恵で、どのように切り抜けるのでしょうか。レオ=レオニの作品を多数、翻訳している谷川俊太郎のお気に入りの一冊です。

レオ・レオニズフレンズ公式サイトより

↑この書評?紹介?が素晴らしくて、
もう書くことない。
最後にクスッと笑える結末が◎

我が家にあるのは実家から持ってきた
かなり古びたもの。
新しく買おうかな。
これはこれで味があるかな。

以上3冊。
涙が出そうな絵本は
あえて1冊も選びませんでした。
でも、
読んだ後に、ちょっとだけ、気持ちが軽くなっていればいいな◎と思い
思いっきり自分の好みを反映させて(笑)
選んでみました。

私の自己満のためだけの
大人向け絵本選び◎

*****

オススメ絵本は?
って聞かれがちな質問だけど

感性は人それぞれなので
その答えはオススメというより選書に近いものになるのかも。

また違うパターンで考えてみたい◎

*****

お読みいただきありがとうございました。
小さな幸せがあふれる毎日でありますように◎

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