見出し画像

企業内人事アドベントカレンダーのススメ -やってよかった5つと、やっときゃよかった3つ-

この記事は、『アカツキ人事がハートドリブンに書く Advent Calendar 2020』 の 1日目の記事です。

おはようございます。アカツキの小能(おのう)と申します。アカツキ人事内のHEARTFULというチームで、企業文化づくりを支える仕事をしています。

この度、2年連続で、今年もアカツキ人事アドベントカレンダーを実施する運びとなりました(パチパチ)。「ハートドリブンに書きなぐる」という精神のもと、一定のゆるさをもちながら今年もすすめていきますので、何卒よろしくお願いいたします。

▼アカツキ人事アドベントカレンダーとは?

アドベントカレンダー施策は、「12月1日から25日までリレー形式で1日1投稿」をする、アカツキ人事たちによる記事執筆リレーです。

クリスマスの待ち遠しさを演出するため、12月1日〜25日まで、カレンダーをめくるたびにお菓子を1つGETできちゃう素敵カレンダー「アドベントカレンダー」から転じて、エンジニア界隈を中心にアドベントカレンダーなる執筆リレー施策が近年盛り上がりをみせています。

アカツキエンジニアも毎年、半ばお祭り的に盛り上がってきておりまして、それを見ていいなと思ってたアカツキ人事が昨年、自分たちもやろうとなったのがきっかけです。

アカツキエンジニアのアドベントカレンダー2020

 ※上記より昨年のアドベントカレンダーにも遷移することができます

▼2020年の1発目、本記事のテーマは「企業内人事アドベントカレンダーのススメ」です

今年も実施する意思決定をしたということは「昨年やってよかった」と考えているということです。本記事では、実際にやってみたからこそ書ける、企業Advent Calender(アドベントカレンダー)のオススメポイント(と反省)を紹介します。

30人以上のチームをもっていて、学びやつながりに関して前向きな文化・風土をもっている企業、特に採用活動やチームビルディングに力を入れたい企業の皆様には是非おすすめしたいものとなっていますので、来年の12月実施に向けての参考記事としていただけますと幸いです。

なお、前提としてアカツキの人事広報部(Relationship Produce Guild)は、採用・広報・総務・労務・文化・評価・育成・直下部門等、複数のチームにわかれています。「Relationship Produce Guild=人事広報部」という一つの傘のもと、普段は各チームごとに仕事をしています。

また、正社員だけでなく、契約社員・アルバイトスタッフ・間接雇用契約の方含め全メンバーを対象に有志を募りまして、25日間をリレーでつなぎながら執筆します。

また、「外部発信に関するガイドライン」が社内に制定されています。発信による大事故がないよう、外部発信ガイドラインをもとに、書き手達で相互フィードバックしながら、自治的運用をしています。

アドベントカレンダー施策はエンジニアや人事でなくても適用できると思いますが、うまくいくかどうかには前提条件があると思います。参考までに、前提情報を書かせていただきました。


人事アドベントカレンダーをやってよかった5選

昨年末、無事に25人で穴をあけずに書ききることができ、(一部SNSのコメントに傷つくということは、発信する以上は発生しますが)概ねプラスの形で終えることができました。
振り返り打ち上げの際に出てきた、書き手たちからの言葉を中心に、やってよかった5選をまとめます。

1.アウトプットと反響

・普段発信しにくいことをカジュアルに発信できた
・採用基準やお願いしたいことなど、採用活動をサポートいただくパートナーさんに、伝えたいことをまとめられた。(今後、URLシェアだけで伝えられるようになった)
・一人ひとりの個性が感じられる記事で、現場でものづくりするメンバーにも響いた
・いろんな人がリアクションしてくれて、意外と受け取ってもらえるんだな~と気づくことができた
・高校、大学の教授から「こんな立派になって..」と連絡がきた。

PV数は最上位目標ではありませんでしたが、日々仕事をともにするステークホルダーの皆様に、届けられて反響もらえてよかったという声が多く上がっていました。
 ※なお、記事PVとしては、数百くらいをベースに、多いもので5000PVほどになりました。


2.チームビルディング・一体感

・アカツキのRPG(※人事広報部の呼称)という、組織体としての体温が見えた
・みんなで1つの完成品をつくった、という一体感を感じた
・愛あるフィードバック(レビュー)が嬉しかった
・書いたお互いに対して、拍手してリスペクトする関係がよかった
・ワイガヤしつつ、穴は開けない責任感ありつつで楽しかった!
・みんなでそれぞれ一生懸命やっていたら全体でいい感じになるプロセス

社内イベントのときに、つながり構築のためのつながり施策はスベることも多く、「共創」「競争」「協奏」の結果として関係構築が生まれることが多いなと感じます。今回も、「共創」共同の作品を創ることで、関係が深くなる。「協奏」みんなで奏であい、思いが響き合う。というのがうまくハマった気がします。

3.メンバー理解

・みんなが誇りに思ってること、大切にしていることがわかってよかった
・デザイナーあひるさん(呼称)の天才っぷりを再認識した、ほんとすごい
・みんなの考えていることがよりクリアにしれてよかった

意外としらない内面や思考が垣間見れて、メンバーの相互理解にもつながりました。

4.思考の整理の機会・学び・気づき

・やってきたことを振り返る機会になった
・漠然と自分の中にあるものに対して「結局何を伝えたいか」とか「どうしたら伝わるか」を考える機会になった
・みんなの記事から学びが多かった
・社内外からの反応による気づきがあった

そもそもの発信する行為が、思考の整理や学びや気付きにつながるという声もちらほら。


5.原動力・モチベーション・ポジティブな感情

・感謝の気持ちで新年を迎えられる
・皆の記事を読むことが、毎日の楽しみになった。
・みんなと学園祭の出し物作ってるみたいでとても楽しかった
・いろんな人からコメント貰えて素直に嬉しかった、これからも頑張るぞって思えた
・打ち上げのすきやき弁当おいしかった

ポジティブな感情は日々の仕事の原動力になるものです。
「リレーをして、みんなで毎日記事を書く」行為からたくさんのポジティブな感情もうまれました。

ということで、必ずしも「記事の反響」だけではない価値が生まれていました。

やっときゃよかった3選

昨年の学びです。今年に反映していきたいものです。

1.OGP設定(SNSにシェアする際の、サムネイルやタイトル、リード文などの情報)

OGP設定について、統一されていていい雰囲気はでているものの、記事のインパクトが伝わりきらずもったいない

との声もありました。
昨年は記事のアイキャッチについては、すべて固定テンプレートですすめておりましたが、記事の内容がなかなか見えづらくなっていました。

今回は、今年は共通フォーマットと、記事毎のカスタマイズの2パターンで整えていきます。(TOPバナーにも魂を込めたい思いは前提にありつつ、お祭りとしての一定のゆるさは持っていきたいため、共通フォーマットプランも残しました)


2.記事の質向上にむけたシェア

・noteで読みやすいとされる、3000文字を大幅にオーバーしない
・ターゲット(ここは誰でもいい)にちゃんと「プレゼント」できているのかどうかを意識してから書く
・記事の質をあげるためのHowとかも勉強してシェアし合いたい
・画像や写真など、文のイメージふくらむビジュアルあるのもいいな
・実践的な内容を盛り込む

一定のゆるさのもと発信していくコンセプトは変わりませんが、せっかく書くのであれば、いいものにしたいという闘志がメラメラ出ていました。今年も事前レビューの機会を通して、ときには記事執筆の観点もシェアしながら、磨きあうことを大事に進めていければと思います。

3.拡散

・noteに書いてFacebookで告知して終わりでなく、この人に読んでほしい・この人から拡散してほしい!という人にも協力依頼して、より多くの人に届けられたらいいと思った。

今回のアドベントカレンダーは必ずしも世の中のバズを目的としているのではありません。(いいバズは起こるに越したことはありませんが・・)しかしながら「届けるべき人に届ける」を大事にしながら、社内のつながり、適切なコミュニティには、勇気をもって、一步投下することを大事にしたいと思います。

個人Twitterで、アドベントの記事を毎日つぶやく所存です。もしよかったらフォローお願いします^^

ということで、「企業内アドベントカレンダーのススメ」でした。

これはリモートワーク中でもできる施策です。本記事をきっかけに「うちでも導入したい」という声があがったり、来年「チームが良くなった」と思える年末を過ごせるチームが1つでも増えたならとても幸いです。

大変な中はありますが、少しでも素敵な12月になりますよう。

人事アドベントカレンダー
【 クリスマス限定 】株式会社アカツキの人事広報部に所属するメンバーが、ハートドリブン&思いのままに綴った記事を毎日リレー形式で連載しています。記事を読んでアカツキが気になった方は、ぜひこちらのHPへ遊びにきてください。▶︎ https://aktsk.jp/recruit/