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新卒企画職の採用基準できるだけ公開するよ 2022ver

初めまして!
アカツキゲームスで企画職系の新卒採用をしている岸田です。

この記事では、タイトルの通りアカツキゲームスの新卒企画職採用において大事にしている観点をお伝えさせていただきます。
実はこのテーマはアカツキグループ人事アドベントカレンダーの人気シリーズでもあるので、ぜひ過去記事もご覧になってみてください!

この記事が参考になりそうな方

・アカツキゲームスの新卒採用に興味がある方、受けようと思ってくださっている方。
・アカツキゲームスの採用に携わってくださっている、採用エージェントの方。


はじめに 〜入社先を決めるのは通過点でしかない〜

採用において大事にしているポイントを話す前に、少しだけ就活で心の隅に留めておいて欲しいことをお話しさせてください。

先ほど載せた過去記事の冒頭に、面接する上でとても大切なことが書いてあります。
面接はあくまで「その時点での」企業とのマッチングであり、選考が不採用だったかどうかは、その人個人の価値とは全く関係がない

本当にこの通りで、面接の場は会社側が一方的に候補者を判断する場ではなく、双方向的にマッチングを図る場です。
例え不採用だったからといって、あなたの能力が否定されているわけではありません。

とはいえ、割り切ることが難しいことがあるかもしれません。
志望度の高い会社からの不採用通知が届いてしまったら、誰しもが落ち込むでしょう。
そんな時は、この就職活動のゴールが何なのか?を、もう一度考え直してみると良いかもしれません。

もし就職活動のゴールが「第一志望の会社(もしくはできるだけ志望度の高い会社)から内定をもらう」ことなのであれば、マッチングどうこうを考える前に選考結果に一喜一憂することになると思います。

でも、このゴールをもう少し長いスパンで考えてみるとどうでしょう。
・将来的に起業したいから、5年後には新規事業立案のチャンスを手にしていたい
・プライベートでは趣味に使うお金を考えて5年後には年収xxx万円は欲しい
などなど...

あなたがどれだけ好きな会社でも、あなたが上記に求めるような環境であるとは限りません。
もし事業の数を増やさず、今ある事業を伸ばしていくことにコミットするように経営方針を変更したのであれば、求める人物像は起業家志向を持った人ではなく愛社精神を持って長く会社に貢献してくれる人になるでしょう。

そういったことを考えていくと、例え面接でご縁がなかったとしても、「自分の望む5年後と、会社が描いている5年後がうまく噛み合わなかったんだな」と考えることができるようになります。

就職活動は内定承諾先を決めた時に終わりを迎えるように思えますが、実はまだ通過点でしかありません。
その後のキャリアを考えると、むしろやっとスタートラインに立ったくらいと言えるかもしれません。
大切なのは、その選択を正解にすべく、思考し行動し続けることです。


企画職新卒採用において大事にしていること

アカツキは2022年4月1日にグループ分社化を行いました。

それに伴い、新卒採用もアカツキゲームスへの入社を前提とした採用活動に切り替わりました。
これまでも入社したあとの新卒はゲーム事業への配属が主でしたが、それがより色濃くなったと言えます。
この分社化の背景も踏まえて、改めて24新卒採用でどんなポイントを重視したいかを、チーム内で長い時間をかけてすり合わせていきました。

長くなるので全ては記載できないのですが、要約すると下記を重点的に見ています。

A 仮説構築力/課題解決力、やり切る力、素直さ※
B 上記に加え、他職種や先輩メンバーを巻き込んで仕事を進めていく時のプラスアルファの武器

※素直さ:ここでの素直さは、「成長するために自らを変えようとする姿勢」のことを指します。自らを変える勇気があるので積極的に他者からのフィードバックを受け取りにいきますし、自分が考えたアイデアに固執することもありません。

ここで、
Aは業界/職種問わずにどこで仕事をするにしても求められる社会人としてのベーシックな要素
Bはゲーム業界、アカツキゲームスに活躍していくために必要な要素
と捉えています。

営業であれシステム開発であれ、基本的に仕事はPDCAを回しながら進めていくことになります。
その際に必要になってくるのがAの要素だと考えています。
各フェーズでそれぞれ必要な要素を割り振ると下記のようになるでしょうか。

・Plan:仮説構築力/課題解決力
・Do:やり切る力
・Check:仮説構築力/課題解決力、素直さ
・Action:やり切る力

個人的に、仕事ができる人はCheckの質が高いと考えています。
Doした結果得たデータから立てる改善案の精度が高ければ最短で成果を出すことができますし、アウトプットに限らず自らの習慣やスタンスも改善していけばどんどん周りからの信頼もついてきます。
上記のように質の高いCheckをするために、改善案の精度を高める「仮説構築力/課題解決力」と、より良い手法を取り入れる「素直さ」はとても大事な要素だと思います。

しかし、、
アカツキゲームスでは、Aの要素だけ持っていても仕事がうまく進まないこともあります。
それは、Doの部分が自分一人で完結する仕事でなく、多岐にわたる専門職種のメンバーを巻き込んで仕事を進める必要があるからです。

・ディレクターに施策のレビューをしてもらい、最終的に仕様を通す
・デザイナーにイメージを伝え、バナーやアートイメージを作ってもらう
・エンジニアに仕様を伝えて機能を実装してもらう
・QAテスターにバグ検証をしてもらう
・プロジェクトマネージャーとスケジュールのすり合わせを行う

これらの仕事を、新卒1年目から行います。
周りのメンバーは、当たり前ですが自分より年上で業界歴も長いメンバーばかり。
この状況で、Doを行う強みが「やり切る力」の一点だと、心許ないのです。。

ですから、Bの「人を巻き込む武器」も大切にしています。
例えば...

・チームを組成し、試行錯誤をしながらメンバーの強みを引き出し成果を出した経験がある!
・同世代の誰にも負けないくらいゲームやエンタメに触れており、議論する際に引き出しがたくさんある!
・ハマったらとことん突き詰める知的好奇心があり、今はそうでなくとも後天的に「その道の専門家」になれる!

などなど!

ゲーム開発において、プランナーは常に人と人の間にいます。
「この人であれば、うちのメンバーの結節点になってくれそう!」と思える方が、うちにあっているかもしれません。


アカツキゲームス 24新卒採用 冬インターンシップエントリー受付中!

「でも自分にそんな武器があるかなんて、分からない...」
そう思われた方、とても良い機会があります!笑

ただいま、アカツキゲームスでは24新卒向け1day冬インターンシップのエントリーを受付中です!

このインターンでは、就活中になかなか知ることができない「ゲーム企画書の作り方」「良い企画とは何か?」を、体系的に学ぶことができます。
ワーク後半ではグループごとに分かれて実際にゲームの企画書を作成いただくので、人を巻き込みながら仕事を進めていくことの適性を見る良い機会になると思います。

さらにインターンにご参加いただいた方は後日ゲーム企画書を提出していただけましたら、メンターを担当する弊社プランナーから企画書に対するフィードバックをお戻しさせていただきます。
ゲームプランナー職採用では選考過程で多くの会社からゲーム企画書の提出を求められますが、このフィードバックでも実際に選考で企画書を見る視点でコメントをお戻しますので、「就活に使える企画書」という武器が一つできます!

複数日程で「対面実施回」「オンライン回」どちらも実施しておりますので、関東圏にお住まいでない方もぜひご応募ください。

ということで、最後は宣伝になってしまいましたが(笑)
みなさまが素敵な会社に出会えることを祈っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
それでは、良いお年を!

この記事は、『アカツキグループ人事アドベントカレンダー』 の 23日目の記事です。 前回は石川さん の「【やってみた】認知行動療法で自分を好きになる!」でした。
アカツキグループ人事アドベントカレンダー
【 クリスマス限定 】12月1日〜12月25日にかけて、毎日更新、アカツキグループでヒト・組織にまつわる業務に従事する人事たちが、リレー形式で投稿します。
記事を読んでアカツキが気になった方は、ぜひこちらのHPへ遊びにきてください。▶︎ https://aktsk.jp/recruit/