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アカツキゲームスとして独立します!

Yuki Totsuka

アカツキが開発、運営するゲームを遊んでいただいているお客さま、エンターテインメント業界、ゲーム業界の皆さま、いつもありがとうございます。アカツキの戸塚佑貴(とつかゆうき)です。

僕はアカツキの取締役として、ゲーム事業の責任者をしています。
本日、アカツキよりプレスリリースで正式発表しましたが、2022年4月1日より株式会社アカツキゲームスの代表取締役社長として新たなスタートを切ることになりました。

■ なぜ、分社化するのか

はじめてのnoteで文章が少し緊張していますが、アカツキゲームスの設立についてお話させてください。
ここに至った背景や、僕の本心をできるだけお伝えしたいと思っています。

アカツキからの独立、アカツキゲームスという会社の設立は、アカツキのゲーム事業がさらに踏み込み、さらに徹底的に強化していくの覚悟の現れです。

アカツキは「世界に夜明けを」という想いを込めた社名です。
世界に向けて、リスクを取り挑戦することで、さらに高品質なゲームを日本からグローバルの人々に届けたい。アカツキゲームスとして、もう一度、アカツキの創業期のように、大きな壁に立ち向かっていくことに恐れないチャレンジをします。

なぜ、分社化するのかー。
そう疑問を持たれる方もいるかもしれません。

アカツキがエンターテインメント業界で成長を続ける中で、アカツキの中にさまざまな事業が育ちつつあります。これ自体はすばらしいことです。しかし、アカツキの経営の立場から見ると、性質の異なる各事業を1つの法人として経営すると、機動力や意思決定の質が落ちる、各事業が本来すべきことに集中できない、という大きな課題に直面するようになりました。

特に、市場が成熟し中長期の視点で力を蓄えて戦うゲーム事業と、機動力を活かした速やかな仮説検証が求められる新規事業を比べたときに、文化、制度、事業への考え方にギャップを感じ、全社経営の舵取りの難しさを感じていました。

アカツキの中に主力事業であるゲーム事業、新規事業、投資事業などを内包しているが、1つの法人で管理することで各事業が飛躍しにくくなる構造的な問題をどうするかー。今年の年初あたりから、アカツキCEO香田をはじめ経営チームで対話を重ね、今回のこの結論にたどり着きました。

事業がそれぞれ独立し、各事業に最適な形で挑戦するためにも、アカツキはベンチャーグループを目指すことにしました。アカツキを株主としながら、事業会社ごとに独立します。その第一の矢が、創業事業であるゲーム事業の分社化であり、アカツキゲームスの設立になります。

アカツキは創業以来11年間、お客さまや版元の企業様、数多くの協業会社様に支えられながら、毎日モバイルゲーム体験を提供することができ、企業としても成長することができました。この場を借りて、心より感謝をお伝えいたします。皆さま、本当にありがとうございます。

今回の分社化で、アカツキのゲーム事業をさらに強化し、お客さまにもっと高品質な体験を提供することを目指します。お客さま、関係企業様、これまでアカツキに関わったくれた全てのメンバーと共に育んできた土台を活かし、日本発世界に向けて、新生アカツキゲームスとしてよりいっそう大きな挑戦をしていきたいと考えています。

アカツキとして紡いできた文化や強みを継承しながらも、新たな仲間を集い、ゲーム業界とも積極的に交わり、次の10年、20年を通して世界の人々の感情をつなげる”ゲーム企業”としてさらに力強く進化を続けていきます。

■ アカツキゲームスの方針

アカツキゲームスのMissonと中期方針は、次のように決めました。

Mission(私たちの使命)
Whyを込めたゲームで 世界の人々の感情をつなげる(※1)
中期ゴール
日本最高峰の開発力と運営力を兼ね備えたモバイルゲームカンパニー
日本発グローバルヒットを生み出す

※「Whyからはじめよう」というサイモン・シネックさんの有名な公演があります。「Why」は、アカツキが大事にしてきた考えの一つです。

ここからは、このような考えにたどり着いた経緯、これから挑戦について、少しお話させてください。

■ 想いとMission(私たちの使命)

先日、アカツキのメンバー向けにも話しましたが、僕個人の想いとして、日本のコンテンツに育てられた、という感謝があります。僕は、物心ついた頃に触れたコンテンツからもの凄い影響を受けています。週刊少年ジャンプを毎週待ち焦がれて、スーパーファミコンやプレイステーションのゲームを熱狂的に遊び、その体験が冷めぬうちに友達と語り尽くす。これは大人になっても変わらず、友人と共に時を忘れゲームや漫画の話に没頭して、気づけば深夜になっていてよく奥さんに怒られます(笑)。

コンテンツ溢れる日本で生まれ、幸せな時間を過ごせています。

平和な国でしか娯楽の文化は育まれない、と創業者の塩田が昔言っていたのを覚えています。私たちの曽祖父・祖父の世代で戦争を終わらせ、父の世代で全世界に通用しうる日本のコンテンツ文化は育まれました。そして私たちは幼少期から良質な日本コンテンツに囲まれ、息を吸うように触れてきました。先人たちの魂の込められたゲームや漫画、アニメに触れ、心豊かな大人に育ち、大人になってからもコンテンツを嗜み、充実した生活を享受できています。

「日本のコンテンツに恩返しをしたい」

私たちはコンテンツ豊かな環境で育ち、いつの間にか創る人のバトンを受け継ぎました。これを次の世代につないでいく使命を感じています。心彩る体験で感情がつながっていく世界、これを次の10年、次の20年に、つなげていきたい。

内から湧いてくる使命として、Missionにはこの言葉を選びました。

Mission(私たちの使命)
Whyを込めたゲームで 世界の人々の感情をつなげる

私たちは意義や信念、Why(なぜ) を込めたキャラクターやゲーム体験を徹底的に追求し続けます。そして私たちにしか生み出せないゲーム体験を通して、世界の人々の感情をつなげていきます。

これからは、Why(なぜ)を込めたゲームがますます大事になっていく時代です。今後ますます便利で効率的な未来になっていく。オートメーションやバイオテクノロジーが発展しすぎた末に、人々は莫大な余暇時間を有することになります。

余暇時間を持て余した人々は、いかにして心を充実させるのか・・・?
便利になりすぎて人と人のつながりを失った社会は何を求めるのか・・・?

その答えの1つが、
「ゲームが 心を充実させる。」
「ゲームが 人と人の感情をつなげる!」

であることを、僕は信じています。

さらに ゲームには人々の感情をつなぐ、無限の可能性を秘めています。
私たちが作り出すゲームでは、Whyを込めた物語やキャラクターがゲーム体験と融合することで、ものすごいパワーを生み出します。それは、お客さまに愛されて、5年や10年続くものだったり、記憶に末永く残るものだったりします。

パワフルで おもしろい体験は人に話したくなるし、一緒に遊びたくなります。ゲームから生まれる熱で、ゲーム内外の世界の人々をつなげていきたい。

Whyを込めたゲームで世界の人々の感情をつなげる、これを私たちの使命とします。この素晴らしく誇らしい伝統を発展させ、次の世代へバトンをつないでいきます。


■ 世界の人々に届けるために、競争環境をどのように捉えるか


世界の人々の感情をつなげるために、高品質でおもしろいゲーム体験、長く愛され、安心して楽しんでいただけるようなゲームの開発や運営ができる企業であり続けたいです。

そのためには、厳しい現実を直視して、世界に立ちはだかる壁を定義し、打ち破らねばなりません。自らの強みや弱み分析し、世界の壁にチャレンジしていかなければなりません。

グローバルのゲーム市場は可能性を秘めています。モバイルゲームはこの10年で誰もが驚くスピードで発展してきました。特に2010年代に、F2Pのビジネスモデルが定着したことでグローバルにおけるゲーム産業全体は力強く成長しました。そして、今後世の中に普及するさまざまな最先端技術とゲーム体験が融合して、まだ見ぬパワフルな体験に昇華することで、ゲームがさらに発展することが予想できます。

また、miHoYoの原神、Cygamesのウマ娘をはじめ、ゲームの進化のスピードは止まりません。よりいっそう高品質な体験が世界の人々の心を揺さぶり、1タイトルが生み出す影響力はますます増していきます。

私たちアカツキゲームスは、アカツキ創業11年で積み上げたノウハウ、人材、文化、過去に挑戦した全てのプロジェクトの経験を礎に、未来の方向性を定め、ゲーム開発・運営に必要な技能を積み上げ、世界の壁を突き破るべく一致団結をしていきます。

これらを踏まえて、中期ゴールを表現しています。

■ 中期ゴール

中期ゴール
日本最高峰の開発力と運営力を兼ね備えたモバイルゲームカンパニー
日本発グローバルヒットを生み出す

アカツキゲームスとして出発した先は、アカツキゲームスのメンバーと共に、大きな方向性を踏まえながら、どのような方法でこれを実現すべきか対話を重ね、議論を経て具体的な方向性を決めていきます。具体的な話は社内で進んでいますが、それぞれのスペシャリティを有する信頼できるメンバーと対話・議論を通して、実験的にアプローチして軌道修正を重ねていくことになると思います。

世界の人々に素晴らしいゲーム体験を提供するための長い旅が、いよいよ始まります。
高品質の運営ゲームディベロッパーとしての旅路は、厳しくも充実したものになるに違いなくドキドキ、ワクワクしています!

現在できていることの延長線ではなく、チャレンジャー精神でいくつもの壁を打ち破っていく姿勢と行動が求められます。それらを促すための文化、制度、組織、研究開発、プロダクト、これらを中長期的に計画してまいります。

今回の分社化にあたっては、アカツキに思い入れのあるメンバーは複雑な思いもあるかもしれません。そうしたメンバーと共にアカツキが歩んできた11年間に思い馳せ、新しい気持ちで切り替えていけるよう、メンバーに寄り添って進んでいきたいと考えています。

■ アカツキゲームスの経営チーム

アカツキゲームスの経営チーム
代表取締役社長:戸塚佑貴 執行役員 副社長:山口修平
執行役員:田中 勇輔、田川 勝也、小倉 将、柴田 陽一

アカツキゲームスはこの経営チームで協議して、経営判断をしていきます。

特に山口修平さんには戸塚・山口の2トップとして、アカツキゲームスを牽引していただきます。アカツキゲームスの副社長として立っていただき、特にクリエイティブのリーダーとしての役割を生かしつつ、社内外に発信する役割を担っていただきます。

山口修平さんと僕はこれまで約8年の間、アカツキのゲーム事業の仲間として走り抜けてきました。経営寄りの人格としては僕が、クリエイティブの人格としては山口修平が社内外に発信することで、アカツキゲームスの実態を皆さまにしっかり伝えていきたい所存です。

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山口修平さんのnoteのリンクを記載しておきます。


■ 新たな仲間を求めています!

アカツキゲームスはこれから発足する新会社です。
私たちの挑戦は、現在の体制だけでは到底たどり着けません。

アカツキの文化のよいところを継承しながら、ゲーム業界で活躍されているさまざまなスペシャリティをお迎えして、新しいゲーム企業を皆さんと一緒に作っていきたい。

Whyを込めたゲームで世界の人々の感情をつなげる

この想いに賛同していただける方々、一度お話しさせていただけると嬉しいです。

これからはじまるアカツキゲームスの挑戦を、
ぜひ応援いただければと思います。

これからどうぞよろしくお願いいたします!

2021年11月18日
戸塚佑貴