あなたが長文を書く理由、僕が長文を書く理由。後編

皆さんこんにちは、Akitoです。

昨日、 ”あなたが長文を書く理由” というテーマで書いて今日はその続きです。”僕が長文を書く理由” について話したいと思います。昨日の記事を読んでいない方は1つ前の記事なので是非読んでみてください。

昨日の記事で、多くの人が長文を書いてしまう理由を述べました。要約すると、気持ちがいいからだったり単にまとめ方を知らないということでしたね。

その他にも記事によってはお金を稼ぐためという人も多いと思います。確かにお金を稼ぐという目的もなしに毎日こんな長い文章投稿できないですよね、なかなか。

しかし、僕はこのどれにも当てはまりません。もしかしたら、まとまっていないというのはあるかもしれませんが、お金を稼ぐためでもなければ気持ちがいいからでもありません。

僕が毎日長い文章を書いて投稿している理由は大きく3つあります。

1つ目、自分の考えを整理し練り上げるため。

頭の中で漠然と考えているだけでは、価値はありません。思考は自分の行動にいかしたり誰かに伝えたりアウトプットして初めて価値を持ちます。ブログ記事として文字におこすことで漠然としていた考えが少しずつはっきりしたものになり、人に伝える意識で書くことで自分自身も言葉として認識できるようになります。

言語化することによってはじめてわかることもあったりします。

2つ目、短文では表現しきれないため。

よく読書などでも、要点だけ抑えて読み飛ばしたり、まとめ記事だけ読んで満足している人がいますが、僕はそれでは駄目だと思っています。確かに著者は言いたいことを結論としてはっきり書いています。まとめ記事にもその本が言いたい事ぐらいはどこの記事にも書いてあるでしょう。

しかし、それでは駄目なんです。同じ結論でも、著者の言いたいことのニュアンスが正確に伝わっていると思ってはいけません。結論だけでは、その思考のプロセスをしっかり追わなければ本当に著者が言いたいことが正確に届かないのです。著者はその微妙なニュアンスを正確に伝えるために具体例をめちゃくちゃ考えて書いているのですから。著者と同じイメージの結論を取り込むためにはしっかり読み込んで、経験もしなければなりません。詳しくは、「それではまだ学んでいない」という記事に書いたので是非読んでみてください。

また、結論ではないところに学びがあることも良くあります。人それぞれ学びのポイントが違う以上、短い文章で端的に、がいつも正しいということはないのです。僕は自分の考えのニュアンスを読んで頂いているすべての方に正確に届けるために少し長くても具体的に書くようにしています。

3つ目、思考の足跡を残しておきたいため。

人の考え方なんて、経験値が増えれば、価値観が変われば、大きな衝撃を受ければ、なんかの拍子にすぐに変わってしまうものです。今日正しいと思っていたことが明日には違う気がしているなんてことがあっても何も不思議ではないのです。

だからこそ、20歳現在、今の自分が何を考えて日々生活をしているのかその軌跡を残しておきたいと思ったからです。

そして、今は何者でもない僕が何を言っても「何言ってんだこいつ」「誰だよこいつ」と思われるかもしれませんが、いつか何者かになれた時に、「こんなこと考えて生きてきた人なのか」と多くの人に知ってもらえるツールになるかもしれない。そう思って毎日書いています。

確かに自分の知らない人がどれだけいいことを書いていたとしても、あまりにも長かったら僕も読まないかもしれません。長ければ長いほど、つまらなかった時に読んだ時間がもったいなかったと思ってしまう可能性を考えてしまうから。

しかし、これだけは忘れてはいけません。どれだけいいことを言ったとしても、いいことを言っているだけではただのコピーライターでしかありません。あなたが行動して何かを成し遂げて初めてあなたの言葉に価値が生まれます。

だから僕は将来大きな価値になる言葉をこのブログに毎日残し続けています。そして自分の決意を忘れないように、読んでくださっている皆さんだけでなく自分にも書くことによって刻みこんでいます。

長文を書くことがいけないのではありません。確かに読んでもらいにくいかもしれませんが、あなたがどうしても伝えたいことが長い文章でしか表現できない事なら長文を書けばいいと思います。

多くの人に読んでもらえるけどあまり響かない短文と、少しの人にしか読んでもらえないけど何か熱いものを感じる長文。

どちらを選ぶかだけです。

どうせ残るなら、どうせ今のままの自分では何を書いても説得力が足りないのなら、いつかその言葉に説得力を持たせられるだけのことをすればいい。

だから今は自分の考えを全て書けばいい。僕はそう思います。

ということで今日は ”僕が長文を書く理由” について話してみました。そもそもお金を稼ぐためにブログや文章を書いているという人には今回の内容は理解に苦しむ内容だったかもしれません。

しかし、僕は誰もが共感してくれる内容を発信しているのではありません。自分の一番信じていることを正直に書いて、それを読んでくれた人に少しでもプラスの影響を与えられたり、そのことについて考えるきっかけづくりが出来たらいいなと思って発信しています。

これからも毎日続けていきたいと思います。

では、また!