生理の何が辛いのか
「生理のことをツイートしたらフォロワーが減った」
「生理の話を他の人としてみたいけどなかなか話題に出しづらい」
「男性に生理の話をしたら『汚い話はやめろ』と言われた」
「彼氏に生理がどんなものか説明したら、思ったより初耳だったらしい」
こんな話を聞いたことがあります。なのでこの記事が何かのきっかけになればいいなぁと思って書いてみます。
※ わりと主観多めの文章になってしまいますがご了承ください。
※「辛いから労れ!」ということを言いたいわけではないです。
※ この記事は TECHPLAY女子部 Advent Calendar 2019 23日目の記事ですが、個人的な意見に基づくものです。
前提
・12歳頃から始まり、50歳頃に終わる(※1)
・生理期間は3〜7日程度(※1)
・生理周期は25~38日間隔の人が多い(※1)
・とはいえ初潮、閉経、生理周期、生理痛の有無や程度等には個人差があり、ここに書いてあることが誰にでも当てはまるわけではない
いつ始まるか正確にわからない
人それぞれだいたいの周期はあるものの、常にその周期に従って訪れるとは限りません。ホルモンバランスが乱れるとずれるらしいです。なので「準備」を早めにしなければならなかったり、周期より遅れて来ることによる不安に駆られたりします。少しでも正確に予測するためのアプリとして「ルナルナ」「Flo フロー」などはありますが、やはり外れることもあります。
「漏れるのでは」という不安がある
経血が生理用品の許容量を超えたりズレたりして服に付いてしまう、さらには椅子などに付いてしまうのではないかという不安に駆られたりします。
普段は意識して気をつけることはできても、例えば寝返りを打つ時、運動をしている時などは怖いです。もちろん経血量が多い時(2日目あたり)やコントロールしにくい時はカバー範囲が広く吸収率も高いナプキンを使用したり、タンポンを使用したり、生理用の下着を付けるという手もありますが、不安が完全に拭えるわけではありません。
生理痛に悩まされる
人によっては生理痛が発生します。頭痛、腰痛、腹痛、吐き気など症状は様々で、複数の痛みが同時に発生することもあります。安静にしていたら治るようなものでもないので厄介です。一応痛みを和らげる方法がないわけではありません。市販の鎮痛剤を飲んだり、腰やお腹を温めたり、日常的にピルを飲んだり、生理用品をオーガニックのものに代えてみたりすることで和らぐこともあります。一方で「肝心なときに薬が効かなくなるといけないから」と薬を飲まないで我慢する人もいます。
PMS(月経前症候群)に悩まされる
人によってはPMSが発生し、「生理痛よりPMSの方が辛い」と言う人もいます。オムロンのWeb記事(※2)から引用した定義はこちらです。
生理前に起こる心やからだの不調を指します。婦人科では、月経前に起こり月経時に消えていく不快な症状がくり返し3ヵ月以上続き、しかも日常生活にさしつかえるほど症状がひどい場合に月経前症候群(PMS)と診断されます。
身体的な症状が出る場合もあれば、精神的な症状が出る場合もあります。「イライラして人にきつく当たってしまい、PMSが収まった後に自己嫌悪に陥る」というパターンもあるようです。
不調でも休みづらい
強い生理痛が発生している時でも「職場の人に言いづらい」「普通の体調不良と間違えられて心配されるとなんか申し訳ない」「生理の時毎回休みを取ってたら有休がなくなってしまう」などの理由で仕事を休みづらいという話はよく聞きます。
生理用品を持ち歩かなくてはならない
1日に何回か替えるわけですが、そのためには生理用品をバッグに忍ばせる必要があります。忘れてしまった場合は出先で買うことになります。傘みたいなもんです。これに加えてトイレに行く時に持ち込む必要があります。生理用品をそのまま手に持って行きづらいので、袋に入れたりすることもあります。
臭いが気になる
またオムロン(※3)から引用します。
排出されたばかりの経血は、実は無臭です。時間が経つにつれて経血が酸化して、雑菌が繁殖するため、あの独特の臭いが発生するのです。
ということで生理用品をこまめに取り替えればマシになりますがそんなに頻繁にトイレに行きづらく、結局気になったりします。
かぶれてしまう
デリケートなゾーンで通気性が悪くなるわけなので、かぶれてしまう場合もあります。
話題にしにくい
これだけいろいろ厄介な生理ですが女同士でもなんとなく話題に出しづらい風潮があり、生理を楽にする方法、他の人がどんな症状で悩まされているのかなどの話がしづらいという人もいます。
人に理解してもらいにくい
なかなか話題に上らないので、男性に伝わりづらいだけでなく、女性にも伝わりづらいのかなと思います。人によって生理痛の程度は異なるのに、「私は生理痛があっても頑張っていろいろやってるんだから」と分かり合えないパターンもあるようです。
まとまらないまとめ
特に読者ターゲットも決まっておらず、結論もない駄文を並べました。
もっと表立って話ができる雰囲気が出てきて、もっと過ごしやすくする知見を共有していけるといいなぁと思いましたまる
おまけ
おすすめのオーガニックの生理用品です。これにしてから経血量、痛みが減りました。オーガニックすごい。
■低用量ピル
避妊だけでなく、生理痛の緩和、生理周期の調整にもピルは効きます。
■生理カップ
他の生理用品より
・健康への影響が軽減されている
・コストが低い
・長時間使用できる
・荷物にならない
等々の理由で生理カップを使う人が少しずつ増えているようです。
注釈
※1:生理(月経)のこと、きちんと知っておきたい!
※2:PMSとは何ですか? | オムロン式美人 - オムロン ヘルスケア
※3:生理中の臭いが気になります。何かの症状でしょうか。 | オムロン式美人 - オムロン ヘルスケア
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