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25歳で初めて使ったマッチングアプリ

僕が今まで使ってきたゲイ向けマッチングアプリは3つあります。

有料のものも、無料のものも使ってきました。

僕が自分のセクシャリティを受け入れてゲイとして活動し始めたのは25歳の時。

ちょっと遅めです。

当時は「マッチングアプリを使ってみたい」という気持ちと「使ってしまうと後に引き返せなくなる」という葛藤から、

インストールしては消してインストールしては消してというのを繰り返していました。

今回はマッチングアプリを使ってみての感想や「こういう人に向いてるんじゃないかな」という点を自分なりにまとめたのでご紹介できればと思います。


最初に登録したのはBridge(ブリッジ)

完全会員制の婚活マッチングアプリBridge

Bridgeは完全会員制の月額使用料がかかるアプリです。
(料金は1ヶ月5600円)

ここだけ聞くと「お金がかかるのか、、、」と思うかもしれませんが、むしろ僕はそこが気に入りました。

無料のマッチングアプリは登録をするだけで誰でも使えてしまうのでちょっと怖いなぁと思っていたからです。

(同じような理由でアプリの登録を躊躇している人がきっといるはず、、、)

Bridgeは登録する際に「審査」があり、その審査を通過した人しか登録ができません。

HPより引用

また、完全会員制なので冷やかしやサクラがいないため、僕のような小心者でも安心して使えると思い登録しました。

ただ、Bridgeの注意点は【1日に紹介される相手は3人だけ】ということ。

自分からいいねを押した相手のプロフィールしか閲覧することができないため、身バレするリスクが少ないという点はメリットだと思います。

逆に1日に紹介される相手は3人だけなので「マッチングアプリとしてどうなの、、、」と思う方もいるかもしれません。

実は、Bridgeに登録する前からマッチングアプリごとの特性を結構調べていました。

調べれば調べるほど「ヤリモクの連絡しか来ない」「ちゃんとした出会いができない」という書き込みを見つけ、マッチングアプリ迷子の状態に。

であれば!安心を買うという意味で月額制のBridgeにしようと決めました。

Bridgeで実際にマッチングした方はサクラやヤリモクのような方はいなくて、真剣に出会いを求めてるんだろうなという方が多いイメージ。

登録されている方の年齢層はやや高め、20代後半から30代40代の方が多かったです。

メッセージでやり取りをした方も誠実な方が多かったです。

僕はBridgeを使って実際に男性とお付き合いすることができました。

その方は僕より年上で恋愛経験はゼロという方でした。
(当時、僕も男性との恋愛経験はゼロ)

初めてお会いした時に話したのが「アプリを使う上で身バレするのが怖かった」「不安があり有料のアプリに登録した」という内容です。

僕も同じような理由でBridgeを使い始めました!という話で盛り上がったのを覚えてます。

本音を言うと、個人的には1日に3人までしか紹介をされないというシステムだとちょっと物足りないかなというのが正直な感想です。

当時は1日に3人であれば、不特定多数の人から自分のゲイとしての活動を見られるわけじゃないという安心感の方が強かったのは確かにそうです。

徐々にアプリを使うことに慣れ、ゲイとして出会いを求め始めたタイミングでは1日に3人じゃちょっと物足りないかなと思います。

Bridgeをおすすめしたい方は、これからマッチングアプリを始めてみようという方。

マッチングアプリに対する不安や心配がある人は少しお金はかかりますが、安心を買うという意味でめちゃくちゃおすすめです。


次に使ったアプリはAMBIRD(アンバード)

コミュニティから出会えるゲイアプリ AMBIRD

このアプリは基本無料で使うことができます。

AMBIRDでいいなと思ったのは共通点を見つけられるコミュニティ機能。

キャンプやサウナなど自分の趣味や興味があることで繋がれるので、最初から話が盛り上がりやすいんです。

(コミュニティの数はなんと約5000種類)

自分の年齢や体重、ポジション(ウケなのかタチなのか)もマッチングする前に確認できます。

お酒を飲む飲まないであったり、タバコを吸う吸わない、恋愛に対するスタンスも確認できるので写真だけではわからない情報を事前に閲覧することができるのも嬉しいポイント。

僕も実際にAMBIRDを通じてゲイの友達が何人かできました。

個人的には恋愛だけじゃなく、友達作りにもすごく役立つかなと思います。

この後に紹介するナイモンとの比較になりますが、ナイモンよりもAMBIRDの方がより真剣に出会いを求めてる方が多いかなという印象。

AMBIRDをおすすめしたい人はコミュニティ機能で自分と共通の趣味を持っているパートナーを見つけたい、友達を増やしたいという人ですね。


3つ目に使ったアプリは9monsters(ナインモンスターズ)

LGBT専用GPSアプリ

いわゆるナイモン。

ゲイであれば一度は聞いたことあるんじゃないでしょうか。

実際に使っている方もめちゃくちゃ多いですよね。

一番有名なマッチングアプリといっても過言ではないと思います。

どうして僕がナイモンに登録したかというと、、、、

完全に興味本位です。

今まで2つアプリを使ってきて、マッチングアプリにも慣れていました。

満を持してというか、どんなもんじゃい!っていう感覚で始めましたね。

で、使ってみての感想ですが、登録している人の数が圧倒的に多いなっていうのと軽い出会い(主にヤリモク)が多いなという印象です。

アイコンに自分の上裸の写真を設定している人が多いのにもびっくりしました。

あとは、マッチングしなくてもメッセージを送れるので、いきなり「今日の夜会いませんか?」とか「エッチしたいです』という連絡が来ることもあります。

マッチングアプリに対して多少の耐性はできていたので、そんなに驚くことはなかったんですが、実際に自分が使い始めてみると「そういう出会いを求めている人たちも結構いるんだな〜」と改めて感じました。

ナイモンは圧倒的に出会いの数もあるし、お誘いのメッセージも結構あると思います。

その分、自分から声をかけたりアクションを起こすハードルも低くなるのでそれは嬉しいですよね。

ハウリングといって、今すぐに会える人を簡単に探せる機能や位置情報を使って自分の近くにいる人を一覧で表示する機能もあるので、アプリを通してできることは結構多いと思います。

個人的にはナイモンが運営しているYouTubeチャンネルの企画「The Real」も好きです。

The Realより引用

ゲイ同士のリアル(デート)をドキュメンタリー風にしている動画です。

初めましての初々しさや、会話の内容を覗き見できてキュンキュンします。

今までゲイ同士の恋愛リアリティショーは多くなかったので、その点でもすごく新鮮でした。


まとめ

それぞれのアプリで「良いところ」「悪いところ」は存在しますが、気になるものがあればぜひ一度使ってみることをおすすめします。

僕も初めてマッチングアプリに登録する時はすごくドキドキしていました。

「いいね来るかな、、、」とか「知り合いにバレてしまうんじゃないかな」という不安もありましたが、

それと同時に「どんな人と出会えるのかな」というワクワクもありました。

マッチングアプリを通して良い出会いがたくさんありました。

それと同じくらい学びのある出会もたくさんありました。

マッチングアプリのお陰で自分のゲイライフが充実していったことは間違いないので、作ってくれた人、本当にありがとうございます。

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