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献血のすゝめ

ご挨拶

こんにちはこんばんは。Takumiです。

今回は自分の趣味の一つである献血について発信してみようと思います。綺麗事ばかりでなく、運営に関係のない一人のユーザーとして感じたメリットとデメリットも含めてお話出来ればいいなと思います。

先にメリットとデメリットを述べますので、そこであまり魅力が感じられないなどの場合はブラウザバックしてください。興味がある方はそのあとに参加する方法についてまとめますので、読み進めていただければ幸いです。

また、私は献血ルームでしか参加したことがありません。ですので献血バスでの話とは少し違いがあるかもしれませんがご了承ください。

献血とは

そもそも献血とはどういうものなのかというお話です。

日本赤十字社が運営している献血ルームや献血バスで実施されています。病気やケガの治療で手術が行われた際などに多量の輸血が必要となる場合があります。そういった際に輸血をするための血液のストックを提供する行為です。また、医療行為だけでなく研究機関で使用される場合もあります。しかしこちらは本人の同意が得られた場合のみの使用となります。

血液を抜くといっても多くて400mlのみです。

メリット

1. 居心地が良い

私は自己紹介記事でも書いた通り大阪在住ですので、よく梅田グランドビル内の献血ルームに行きます。そのルーム内はそこそこ広く、ビルの上にありますので見晴らしもとても良いです。

空間内も当然清潔に保たれていますし、雑誌や漫画なども豊富に置いてあります。もちろん読み放題です。

それ以外の献血ルームでも清潔には保たれていますので快適ではないかと思います。

2. 自販機が使い放題

紙コップが出てくる方式の自動販売機が設置されているのですが、こちらも無料で飲み放題です。当然献血後は血液が体から抜かれているため、水分量が減った状態になります。その際の献血前後の水分補給のために設置されていますが、待ち時間も自由に使用できるのでゆったりと過ごすことができます。

個包装のお菓子もバケットに入れて置いてくださっているので、こちらもつまむことができます。

3. イベントが行われていることがある

献血ルームでは時々イベントが開催されています。参加者は先着順などで限られている場合が多いのですが、占いや肌診断、クイックヘッドマッサージなど多岐にわたります。献血に行っただけなのにほかのこともしてもらえた!となるとやっぱりうれしいですよね。

4. 人の役に立てる

きれいごとのように聞こえるかもしれませんが、献血は見ず知らずの誰かの命を救うかもしれません。自分の少しの善意で救われる命があると思うと素敵な気がしませんか?

もちろんお菓子が食べたいやら漫画が読みたいといった動機でも構いません。献血をすることそれ自体に意味があります。

偉そうに書いている私も初めて献血に参加した動機は、弟との待ち合わせまで時間をつぶすためです。(笑)

5. 何かもらえることがある

献血終了後に、お礼の品ということでウエットティッシュなどがもらえます。この間は夏でしたので冷えピタをもらいました。

キャンペーンなども時々行っており、私は先着順ですがハンディーファンもいただくことができました。大阪人ならではの感覚かもしれませんが何かタダでもらえるとうれしくなりますね。

6. 健康状態がわかる

献血後二週間ほどで自宅に血液検査結果が届きます。ラブラッドという赤十字のサイトに登録している場合は翌日には見ることができます。

血中の赤血球濃度などの値がわかります。適切な値も示してくれますので、自分で確認することが可能です。また、血液検査で何かエイズなどの病気が発見された場合は追加で連絡があります。何も所見がなかった場合は特に連絡はありません。

しかし、この検査目的での献血は禁止されています。あくまでも付随してくる検査結果です。

デメリット

1. 痛い

当然血液を採取する際は注射されるので痛いです。本番の採血の前に検査採血があるので二回刺されます。

しかし作業をやってくださるのはその献血ルームに勤めている看護師さんたちなので、慣れてますしめちゃくちゃ上手くやってくれます。されど注射、痛いものは痛いです。

先端恐怖症などの人はやりづらいかもしれないです。

2. 時間がとられる

受付や検査、本番採血など全てまとめて長ければ二時間ほどかかる場合もあります。快適に過ごせる空間ではありますが、待ちがしんどい人はつらいかもしれないです。

先ほど書きました赤十字のサイトラブラッドで予約も可能です。その場合は待ちも少なく短めの時間で終われると思います。

それでも全ての作業が終わって帰るまでは1時間はかかりますので、時間があるときでないと落ち着いて出来ないかもしれないです。

3. 行動が制限される

献血後は様々な行動が制限されます。例えば、お酒を飲むことやタバコを吸うことは控えてくださいと言われます。なぜなら体内の水分量が少ないため、アルコールは過剰に吸収されてしまう可能性があるからです。タバコは個人的に吸わないのでデメリットとは感じませんでしたが、人によってはデメリットと感じるかもしれません。

またふらつきを感じる方もいらっしゃるそうです。体から一時的で、そこまで大きく健康を損なう量ではないとはいえやはり血液が体内からある程度抜けると不調を感じる方もいるそうです。ですので当然激しい運動も禁止です。

またこれは男性に限る話ですが、献血後のお手洗いは出来るだけ座ってするようにと言われます。小便器で立ってしているときに立ち眩みなどしてしまうと危ないですからね。

4. 献血できない場合がある

過去数日の間に擦り傷をした方や、出血を伴う歯科治療をした方など献血が出来ない方もいます。受付の際にチェック項目を自分で確認していくのですが、せっかく時間をとったのに結局今回はご遠慮くださいとなるときがあります。

私も初めて献血ルームに行ったときは、数日前まで抗生剤を服用していたためその基準に引っ掛かり、献血できませんでした。



以上が献血の主なメリットとデメリットになります。参考になれば幸いです。デメリットのほうに関しては、あまり気にならないという方がいらっしゃるかもしれません。そういった方はめちゃくちゃ献血に向いて(?)ますので是非興味があれば行ってみてください。

初めての時のやり方

さて、先ほどのメリットデメリットを読んだうえで興味がある方がこの項を見てくださっていると思います。具体的な献血方法についてお話します。

1. まず最寄りの献血できる場所を探す。

何はともあれ初めは献血が出来る場所を探さなくてはなりません。公式サイトで調べられますので是非ご確認ください。

2. 献血カードを作る

後は時間があるときに自分の選んだルームに足を運ぶだけです。

そこで初めての係の方の指示に従って受付をすまし、問診などを済ませると以下の写真のようなカードが発行されます。

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このカードを次回以降持参すればいいだけです。

種類

一口に献血といっても種類が存在します。

大きく分けて「全血献血」「成分献血」です。

前者は書いて字のごとく血液それ自体を抜いてすべてを寄付します。後者は一度血液を抜くのですが特殊な処理にかけ、血小板や赤血球など必要なモノだけ取り出し、他を体に戻すものです。

後者のほうが特殊な処理を挟むため、時間は当然かかりますが体の負担は少なくなります。全血献血にも二種類の量に分かれていますし、成分献血もどの成分を抜くのかで種類があります。詳しくは行ったときにスタッフさんからお話を聞いていただければと思います。

まとめ

献血は間違いなく人の役に立てることですが、その前に大事なのはもちろん自分の体です。様々なメリットデメリットを書いてきましたが、それを一つの判断基準と踏まえたうえで読んでくださった皆様には判断をしていただきたいと思います。

看護師さんやスタッフさん曰く、血液はいくらあっても足りないのだそうです。一日の目標量はあるでしょうが、やはり何があるかわかりません。重大な事故が起こってしまった場合などは急に大量の血液が必要になります。

もし仮に自分が血液を欲する立場になった時、輸血をすぐ受けられるととても助かります。それまでは自分が提供する立場でいようと思いました。特に自分はO型なのでいろいろな人に使えますし。

O型とA型がやはり不足しがちなそうなので、この記事をここまで読んでくださったO型とA型の方にはぜひ一回でも行ってみてほしいと思います。

稚拙な文で読みにくければ申し訳ありません。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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