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今年読んだアナログゲーム関連の本

ボードゲームに交わるエトセトラ Advent Calendar 2022の12月16日の記事です。
昨日はようがくじ「不二の会」向井真人さんのおえかき系紙ペンボードゲームについてのお話でした。僕はピクトマニアが好きです。


去年に引き続き、今年も読んだアナログゲームの本について簡単に紹介します。タイトルにリンクを張るので、気になったら読もう!
もう買えないのも買えないのもあるけど!

去年はこちら。


今年はこれらを読みました。


BoardGame Review Book Vol.1

ボードゲームに関わるエトセトラ Advent Calendar 2022の企画者であり、The Game Galleryで普段よりゲーム情報を発信されているhal_99さんのゲームレビュー本。
2022秋のゲムマで頒布されたため、ここ最近のゲームが多め。また、国内で流通していないゲームも登場する。
どれもこれも遊んでみたいが、お気に入り作の金銀は押さえておきたい。
特にエカテリーナ2世をやってみたいです。

別冊があったようですが、存在を知ったときにはすでに入手できないタイミングであったのでそちらは未読です。


遊んでおきたい名作ボードゲーム50 Kindle版

ボードゲームブロガーのゴクラクテンさんが電子書籍として出されている本。
軽い重いや、古今を問わず定番と言われる作品を紹介している本。
ボードゲームを始めたばかりで、どんなゲームを買っていいか分からないけど、大きく外したくない人はこの50個を買えば間違いないです。
もちろん趣味とか人数とかもあるからね。読んでびびっと来たやつからから買っていこうね。


トリックテイキングへの誘い: 古典から最新創作まで100タイトルを紹介 Kindle版

同じくゴクラクテンさんのトリテ紹介本。
100タイトルも紹介量も凄いが、これらを特徴別に分類してある点が素晴らしい。
これからトリックテイキングを始めたい人向けだが、トリックテイキングを作りたいデザイナーも手元に置いておくと助かると思います。

台湾の民間ゲーム

将棋的なゲームと牌のゲーム。トランプやギャンブルゲームも。
牌は牌でも紙牌ってのがあるんですね。
やはりラミーというか、麻雀的なゲームが人気のようです。


タイの民間ゲーム

こちらも将棋的なゲームや麻雀的なゲームが人気の様子。その一方で西洋の文化も混じっているのか、トランプも盛んに遊ばれている感じを受けた。
紙牌については、物は残っているが遊び方が失伝しているという。切ない。


宝石の煌き フローチャート「垂直戦略編」二人戦・三人戦・四人戦 / カード覚え方と評価・寸評

宝石の煌きにおける人数別こうやったらいい状況になるよ的な解説書。
場の状況の読み取り方やカードのクロスレビューが主。後半には状況クイズも。
つまり、ドミニオンのあの感じの本を煌きでやっています。
深く理解して世界に挑むも良し、浅く読んで友達相手に無双するも良しの1冊。
ちょっとBGAで何戦かしてみようしら。


経歴ゼロから始めるゲーム製作  こっちでも通販

ゲーム制作シリーズ。
今回はコロナ禍以降の同人ゲーム立ち回りをはじめ、DTPやゲームデザインまで網羅するすごい本。
みんな大好き頒布作品振り返りコーナーもある。僕はこのコーナーが本当に好き。赤裸々すぎる。


テストプレイなんてしているよ 増補改訂版

テストプレイと言えば名古屋である。
そっち方面から出てきたアナログゲーム制作のためのテストプレイノウハウ本。凄まじくニッチな本。でも、ゲームを作る上では欠かせないのでみんな読もうね。


プレイトゥギャザー!

トランプゲームのルール紹介。
伝統ゲームや、そのちょいアレンジ、創作ゲームなど。
どれも簡単なルールなのですぐ遊べそう。
また、流通してるあのゲームやこのゲームの元ネタっぽいのちらほら。トランプゲームは偉大だね。


長年TRPGを遊び続けたあたしがTRPGに関して考えること

TRPGを遊ぶ上での心構えとか立ち振舞とか。プレイング技術の一つ前の段階の話である。
TRPGはコミュニケーションのゲームなので、プレイ前後にも色々なコミュケーションを取って楽しく遊びたいですね。


仙台のTRPGコンベンション主催者から見たTRPGの話

仙台のTRPGコンベ主催からみたあれやこれや。
僕も大変お世話になりました。
この会のおかげでなんか色々あって結婚できました。


ドミニオン海辺第二版カードレビュー

ドミニオン海辺2版のカードレビュー。
既存のカードはもちろん、新規組もきっちり紹介されている。新規ではサルが好きです。


蒸気の時代 ファンブック

蒸気の時代はマップが公式非公式含めて多数存在する。
そんなマップを遊びに遊んでまとめたのがこの一冊。マップによるルールの差異や特徴も網羅。
うちにはアークライト版とその同梱マップしかないので、色々やってみたい気持ちが膨れ上がる。


アナログゲームミュージアム会報誌

1は推薦文など。
大磯にあるアナログゲームの資料館の紹介やカタロギングの話など。
保管目的なので公開はされないようですが、素晴らしい試みだと思います。頑張っていただきたい。



論文「説明書のWeb公開はボードゲーム同人制作者にとって効果的なプロモーション手法か」

論文。タイトル通り。
アンケートや考察からその主題に言及している。
どのような着地となったかは自身の目で確認しよう。




今年もたくさん買ってはいますが、全然読めていないです。
来年はもりもり読んでいきたいですね。


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