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幸せをよぶ呼吸『不幸せだと思うあなたへ』

幸せ!漠然としたこの言葉に皆何が浮かぶのか?何をかんじるのか?

健康でほどほど暮らしが成り立って
ほどほどに愛されて・・・

いや違うな〜一人ひとりの幸せの瞬間は、一瞬の風が吹くくらい微妙で繊細なものでしょう✨

そしてその位置が日々変化していく様に、欲張りで強い

私なら、むか〜しむかしまだ、
ふらふらと家出して、自分の場所さえ分からず、絶望感でいっぱいだった頃なら、温かい布団とお腹いっぱいになれば幸せで。

お嫁にいけば、子供も授かりまた幸せで。

そこそこ仕事にありついたらまた、それで幸せと感じる

幸せの底辺は、常に更新され上を見る
もっと楽に、もっと裕福で、もっともっとって欲だけが膨らんでゆく😄

ある時、脚の骨折をしたと救急の連絡が入る!救急車で到着した方は、車椅子に乗った20代なかばの男性で、子供の頃の事故で、脊髄損傷で車椅子の生活になった!脚を何かにぶつけて折れていたのに、麻痺した脚には、痛みが無く気づかず運ばれてきた。

彼がこんな事を言っていた!
なんだか同情じみた目をしている私達に、逆に言うのだ
「大丈夫ですよ!なれてるから、痛く無いし何でも自分でできるからOKです」そう言って慣れた風に病室にはいる。ここまで来るのに彼は、何度泣いたんだろう。想像がつく。

産まれ直しなんてできない!
1人に一回だけの人生をどう生きるかを彼はまず、体の自由を奪われた。

私達の不幸などと比べ物にもならない
自由に動けないのが不幸ではない、
色んな選択肢や夢や希望をまず諦めなければいけないリストから作らなければいけない事が不幸である

私達は、まずたくさんの選択肢があり、逃げる脚も、誰かに八つ当たりする事も頼る人もいるんだろう

彼が一番不幸だと思うのは、こう言ってました!『恋がしたかった』と
実際ドラマの様にうまくは、行きません。自力で排泄もできない自分を彼は理解しています。これから1人で生きてゆくのは長く孤独だと言うことを。

笑って彼はいいます。不自由になり始めて、自由が幸せだと気づくと!

幸せの基準とは素直に生きている実感を感じる時なのかもしれない。

だからといって辛いものは、辛いし
五体満足だからと言って、死にたくなちゃう時もある。

わたしも子供の時、放置されて、叩かれて怖くて寒くて、何度もこのまま目が醒めたく無いと思った

でもどうでしょう、なんやかんやで、生きてるし笑ってるし幸せだし。

立ち止まり後ろの自分を見れたとする、
きっと拍手を贈ってくれてるとおもう。

よく頑張ったね〜って😄

こうしてる間にも時計は時を刻みます。いつか止まるまで後どれくらいなんでしょうね?

こんなに歳をとってやっと『幸せ』の
意味に触れた気がする😌

車椅子の彼は、退院する時いたずらな顔でナース達に『またみんなの顔見に来ますので宜しく〜』と笑って帰っていった!きっと彼の精一杯のプライドなんだな😌と思った

生きる事は、たかだか長くて90年
ならば、輝いて居る若い時間は
無駄にしないで😄

呼吸を整えて新しい息をしたら
たくさんの道が見えるはず

幸せを待てるほど人生は永くないから
引き寄せてみて☺️

だってあなたには、、、
まだ選択肢があるでしょう🥳🎶🎶


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