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癒し

心の癒しを追求して色んなことを
試してみたのですが
本当に必要だったものは………


過ぎ去ったことをクヨクヨと考える
どうでもいいことをネチネチと言う
これからのことをズ〜ンと重く感じる

はぁーまた考えていると自覚する
これはいったいなんの時間??と
「今」に引き戻す
今を生きているけれど
過去や未来をつい考えてしまう

「今を生きる」とは?


ずっと頭の片隅にあった
あのイヤな出來事を
しっかりと整理してみよう


家庭環境の違いはそれぞれあるけれど
幼い頃からツラいことが多かった
仕方がないと諦めていた
だけど大人になると諦めていた
憎しみに振り回されているなぁと感じた


この憎しみが安らぎへと変化するには
どうしたらいいのか?
変えられない過去はどうしたらいい?

クヨクヨと考え込むのは
これで終わりにしようと何度も思った
だけど
日々の暮らしの些細なことに苛立っては
何年経っても
あのトラウマに辿り着りつく



あの時
それは酷いんじゃない?と
誰かが味方になってくれていたら
癒されたのだろうか?
その手の溫もりをずっと感じながら
満たされて幸せに過ごせたのだろうか?


優しい愛情と悲しい痛み
味わえたはずの感情は
いつか味わえるのだろうか…?
痛みを知ったから愛を求めたのか?
愛があるから心が痛むのか?

その優しさに觸れてみたい感じてみたい
この思いこそが
癒すこととは?と
癒しを求める原点となりました



大人になったら消えるものだろう
いつか忘れてしまうのだろう
こんなことはワタシだけではない  と
そう思っていた

だけど
いつまで経っても消えないまま
些細なことに苛立ち
仕事や家事に追われる日々
子育てに正解はなく
不安と不足の繰り返し
もっと気楽に愉しく子育てできたならと
できない自分を責めるようになった


悲しい傷はそのまま殘っている
忘れていてもその傷を突っつくような
新たな出來事にまた傷つく
はぁ〜とため息をつき
クヨクヨとネチネチとズ〜ンを
繰り返しては
無理矢理
今にピントを合わせ過ごしていた


いつまでこの痛みに振り回されるの?
抜け出せない苦しみを
味わいながら
日々を過ごしていた

ある日
引き寄せられるように
たくさんの本と出会った
こんな仕組みがあるのか…と
知らない未知の世界に引き込まれた

潛在意識?顕在意識?宇宙の法則?
心理一体?同一化?輪廻転生?
魂?ハイヤーセルフ?
インナーチャイルド?
アダルトチルドレン?
俯瞰?洞察力?手放す?
パラレルワールド?
引き寄せ?量子力学?
知らないことだらけで
乾いたスポンジのように
吸い込んでいった

そのせいか
黒くて硬い苦しみが砕けて
また違う苦しみが増えたように感じた

救われた感もあったけれど
何かが始まる合図のような
戸惑いや高揚感など
複雑な気持ちになった


この1つ1つと向き合えば
癒しというものを手に入れられるのか?
闇を完全に手放せるのか?
不要ないい人をやめられるのか?
自然に笑えるようになるのか?

期待して必死に学んだけれど
わかったような気になっただけで
仕組みを理解してもスッキリはしなかった


なぜだろう
満たされない
ないものばかりが目について
もっと学ばなくては理解しなくてはと
何かに急かされているような
感覚になった

ない
ない
ない
まだ足りない

これ?あれ?こっちなの?と
まるで
お試し期間のような日々だった
有料 無料
あらゆるものを試した
気がつくと
縛られているような窮屈さを感じて
離れたり戻ったりを繰り返し
月日が流れた


傷つきたくないと人と深く関わることから
逃げていた
感情をふんわり包み込み
都合よく適当に
こんなものだろうと過ごしていた
社会とは
色んな価値観を持った人が集まるのだから
トラブルも出てくる
その度に
人はなぜ傷つけあうのか?
本当は意味のないことだと
知っているはずなのに
なぜなんだろうと思っていた


癒しとは?

癒してあげたい気持ちだけでは
届かないところがある
言葉足らずだがつらい出来事にも覆せない
ルールみたいなものがあるように感じた
だから
上部だけの癒しより
的を得ているような深い癒しを知りたい
そう思った


心を癒す
きっかけになるようなチャンスは
誰にでも平等にあるのだと思う
水面にひと雫ポンと落ちると
波紋が広がる
そのエネルギーは優しく染みていき
時がきたら
エネルギーとなり強く突き動かされる

無意識の
視えていないところは
どう癒す?

生活していると悩みは絶えない
自ら解決したり
アドバイスをいただいたり
その時は対応ができたとしても
なぜか時に引き戻されたように
同じようなことを繰り返した


ある書籍には
「この人生は全てあなたの思う通りの
ことばかりでした
そしてこれからも全て思う通りの人生ですよ」と書いてあった

自分の思った通り?

なんとなくわかってはいる
誰かの何かのせいにしても
仕方がないことも理解している
けれど


癒しとは?


私には
何かが足りないと
いつも何かを探していた

この苦しみと同じ大きさの満足を欲しがった
だけど
「ワタシには〇〇がない」
ないものは見つけやすくて
あるものは見つけにくい
それを埋めようとしても埋まらない
色んなことを試しても
しっくりこないし解決できない
空虚さは増すばかり
だから
いつまで経っても
満たされないのか?


それなら
ワタシにあるものはなに?
まだ癒せぬ傷があった
より深く俯瞰してみると
傷ついた出来事のきっかけや事柄が
1つの根っことつながっていて
奥深くで絡まっているような気がした


たくさんの書籍やセラピスト
メッセンジャーの方々がいらしゃるけれど
その方々も
出口のみえない長いトンネルを
抜け出した方々がほとんどだった


"自分で決める"
ワタシも自分に合う方法で
癒してみよう


"全て自分で選んで生まれている"

あのつらい出來事は
自ら傷つけるキャスティングを選んでいた?

"全て自ら体験したいものを選んでいる"

生まれる時に
あの痛みを味わいたいと
欲しいと願ったものを散りばめて
長い旅路を選んだのはこのワタシだったと
記憶なんかないけれど
とりあえず飲み込んでみた
咀嚼するように整理すると
ほんとにこんな事を自分で選んだのか?と
損をしたような気分になることばかりだった
本当に選んだのか?と
1つ1つ丁寧にじっくりと対峙した
挫けそうになっても何度も繰り返し言った
〇〇は自分で選んだことなんだ
〇〇は自分で味わうと決めていたと


そうか
こんなつらい思いをさせるなんてひどい!
という味方のような人ばかりだったり
試練というものがなかったら
今のワタシはどこにもいない
という着地点にやはり辿り着く
(友達には恵まれていたけれど
世間はそうでない人との関わりが多く
尊敬できるような
出逢いはほんの一握りだった)

キャスティングされた人は
この経験を味わうためには必要な人で
偶然ではなく必然だったと
完全ではないけれど
許しや手放すことを
始められたように感じた


1つ1つの思い出のカケラを
これはワタシだけのものと受けとめると
全てが愛おしく思えて涙がとまらなかった

あぁ…全て寸分の狂いもない
完璧なストーリーだったのか…
これから先の未来もそうなのだろうか?
こんな考え方は都合が良すぎて
何度も疑ったけれど
何か1つでも欠けていたら
今のワタシには辿りつかない
やはり
外側ではなく内側にあった


少し
気分がいいから

朝 目覚めると好きな音楽を聴いた
聴くだけで自然と身体が動いて気持ちが弾んだ
これは習慣にしてみよう

森林浴や公園での散歩
美味しいものを食べたり
ゲームをしたり本を読んだり
ドラマや映画を観て感動したりする日常に
癒されている
好きなことやりたいことはガマンしない
と決めた


意識しなくても
勝手に癒されてる?

旅行の予定もないけれど
誰かとランチの予定もないけれど
何かいいことがありそうな予感がしてきた

勝手に…
…たのしい

ありがとうと1000回言わなくても
いい行いを意識して行わなくても
笑顔で過ごすとかムリしなくても

素直にありがとうと言えるようになって
飾らない素顔で過ごせるようになった
それが心地いい
あの生きづらさもあれはあれでいい
そう思えるようになれた


感情の棲家が
ほっこりする時もある
逆にたのしくない時もある
時にこの世を滅ぼす程の苦しみが襲ってきても
この心にある世界で一つしかない
あんな展開や気づきを欲しがったのは
誰でもなく
このワタシなのだ

自分で
経験したいと願い
またねと散りばめたものだから
きっと心は知っていた
過去も現在も
ずっと探し求めて
そして未来も…
自分で決めてみよう
どんな結果になったとしても
受け入れてみよう


長い間 右往左往したけれど
心が緩み始めた
色んなことを試してみても
最終の奥深くにある届かない
未知の域は
外側にあるアイテムでは届かなかった
唯一届いたものは自分の聲だけでした
"自分で決めること"の大切さを知った

やりたいことを好きなものを
苦手なものを嫌いなものを探って
自分を知ること
心の聲を聞くことでした

今は
素晴らしいヒントや情報が
この世界には溢れています
それらは
きっと
あなたが覚悟をもって挑めば
運や豊かさが自然と循環する
きっかけになるのではないかと思います


ある記事に
「心に負った傷やトラウマは
例えば
綺麗な湖に泥などが入り込むと濁ってしまう
それらを取り除くのは困難で
再び綺麗な湖に戻るまで
かなりの時間が必要であるように
心の経過も同じことが言える」と書いてあった

…簡単な道のりではないけれど
ワタシにとって必要な時間でした


些細なことかもしれないけれど
ラッキーgood timing!という
不思議なキセキに出会い始めました
どこからくるのかわからない閃きに驚きます
耳に入る情報が少し変化し始めたり
身体が欲しがる食の好みも変化し
呼吸も安定していい氣の巡りを感じます

癒しとは
時間の経過が必要ですが
身体や心にはエネルギッシュな
完璧な癒しの施しが備わっていると
そう信じています。


#エッセイ部門  #癒し #心理学                    #スピリチュアル

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