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「人と同じ仕事はイヤ!」わたしが選んだTVの映像編集という職業のはなし #13
おはようございます!
フリーランスの映像クリエイター、あかさんと申します🍎
ここでは
実際にわたしが8年間いたテレビ業界から
≪TVの映像編集≫ についてを綴ります。
前回のはなしはコチラから
※はじめに
わたしがTVの映像編集をしていたのは数年前です。
現在は、労働環境が改善されている職場もあります。
また秘密保持の観点から、番組名を出すことはありません。
ご了承ください。
*新番組の編集をしたはなし
編集アシスタントとして独り立ちする前、
新番組の編集をして苦労したことがあります。
ぜひ、この記事を読んだあと
テレビ放送を見て確認して欲しいのですが
番組によって
テロップのデザインが全然違うのです。
たとえばニュース番組では
視認性の高いゴシック体。
あくまでも情報を伝えることがメインですから
ゴテゴテせず、シンプルなデザインです。
テロップの下にひく『座布団』や
時刻表示のアイコンなど
随所に、その番組ごとの象徴カラーがあり
まとまりが感じられますよ。
お仕事紹介など、真面目な番組では
明朝体がよく使われています。
たいてい白地で
黒の縁取り・影がついていますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1660031359595-de9OwRChr1.png?width=1200)
バラエティ番組は
出演者が話すテロップ(これをボイステロップといいます)はゴシック体
ツッコミ・決めゼリフには明朝体が使われています。
「クイズ番組向いてないかも」
なんてマイナスな言葉は
腑抜けたフォントで作られていたり
ゴールドで高級感を出してみたり。
自由度が高く
番組のテイストによっても変わってきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1660031747979-GHCsEnydpS.png?width=1200)
ついでに座布団の説明も
![](https://assets.st-note.com/img/1660031404378-XRBRW9vMq7.png?width=1200)
感情も伝わってきますよね
当たり前といえばそうなのですが
テロップの一枚いちまい、考えて作られているのです。
そして、番組が長く続くほど
「こういうセリフの時は、このデザインにする」
とテンプレート化していきます。
話を頭に戻しまして。
わたしが編集アシについたのは、新番組の#02。
しかも #01・02・03が同時編集なので
テロップデザインも、まだ決まりきっていませんでした。
テンプレートがあるようでないような、そんな状態で
新人がテロップを作るというのは
やってみると中々難しいのです。
この時の場合、使うフォントが決まっていた分
まだマシだったのですが
色味・縁取り・影などを
デザインしなければなりませんでした。
担当ディレクターは
新番組ということでかなり張り切った様子。
わたしが一生懸命作ったテロップにも
「うーん…もうちょっと違う感じにできます?」
「ここの色、ほかのに変えてもらえます?」
と容赦なくダメ出しが続きました。
つづく
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
楽しく読んでいただけているでしょうか?
執筆のチカラになりますので、スキを押して応援いただけたらとっても嬉しいです💕
コメント・質問もお待ちしています♪
あかさん🍎
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