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【転職】面接ってなぜするのか?意図を考えよう。 その上でエージェントに質問した方が良い点2つ。


面接をする理由ってなんでしょうか。

・コミュニケーション能力の確認
(話の長さやテンポ、トーン。内容や構成の組み立て方など。)
・思考面の確認
(どんな思考で仕事をしていたか。将来はどうなりたいのかなど。)
・人物タイプの確認
(目が合わない、暗いなどはないか。組織に属せるかという観点。)
・実績の詳細確認
(どれくらいのパフォーマンスが出せるのかなど。)

大体、こんなところでしょうか。
※各項目についてはいつか詳細なnoteを書こうかと思います。

というか、面接不合格の理由って上記4点に集約されている気がします。個人的には上から順に不合格の理由として上がってくる割合が大きいと感じています。

考えてみたらそうですよね。職務経歴書が合格した上で面接に呼ばれる訳なので、ある程度のスキル想定をして面接となるので、実際の人としての感じを見ることがメインです。

良く、面接に合格しているのはどんな人ですか?この企業の質問例とその模範解答を教えてくださいって聞かれることがあるのですが、ナンセンスです。もう、合格したいってことがゴールで自分の思考さえねじ曲げていく感じになっちゃってます。それは企業も転職者も不幸になります。(尚、それで回答例やこうした方が受かりますとだけアドバイスするエージェントはちょっとセンスないと思った方が良いです。)

恋愛と同じで無理に合わせていくと入社したとしてもミスマッチになる可能性が高いですし、嘘も交えて話しているので面接内でボロが出ることがあります。人事の方はかなりの面接数を対応しているので、見抜くと思います。


転職者目線でエージェントへ聞いた方が良いものとしては以下2点です。

・このポジションの採用背景は何ですか?
・このポジションのミッションや会社としてのミッションは何ですか?

採用背景を聞く理由としては、欠員なのか増員なのかで採用熱も分かれば、欠員の場合は元々誰かがいたのでその誰かの代わりになれるのかという目線で考えることができます。また、実は最近出来た部署なんですよねって話が聞ければ、オペレーショナルな経験よりもクリエイティブな経験や発想が求められることが分かります。

ミッションを聞く理由としては、営業であれば売上を伸ばすことなのかユーザー数を伸ばすことなのかで必要となるスキルが異なったり、人事であれば採用数を獲得することなのか社内のエンゲージメントを上げることが優先なのかで必要となるスキルが異なったりしてきます。また、会社自体の将来的なビジョンが分かればどういうことが出来れば会社に貢献出来るのかを考えられます。(ただ、会社自体のビジョンはネットを調べれば出てくることが多いのでそれくらいは調べましょう。その上で、その解釈は合っているか確認する方がより深い話が出来ると思います。)

尚、注意としては、上記2点を聞いてそれに合わせた自分になろうと思わなくて良いということです。聞いた上で、それなら自分と思考が合致すると確認出来れば一番良いですが、興味があると思ったら自分とリンクさせた時に、じゃあ会社はどういう人を求めるのだろうかと考えて面接に臨めばいい訳です。この、目的から逆算して自分で考えていくというチカラって結構必要だなと思います。(実際、仕事でもこれって大事ですよね。)エージェントに回答を求めてもどこかで上手くいきません。自分で考えられるかどうかで決まります

良く思うことがあるのですが、エージェントだけでは面接に合格させてあげることは基本的に出来ません。先ほども恋愛に例えたのですが、採用って本当に恋愛と似ていて、恋愛アドバイザーが横から何を言っても本人が変わろうとしなければアドバイスだけではどうともならないんですよね。忙しいという理由で考えられないという方も多いですが、生きてる間の大半の時間を占める仕事を選ぶ訳です。ここで時間を使わない理由を作らないようにした方が良いです。


今回は面接の意図や目的を考えるという出だしでしたが、物事は何に対しても意味や意図を考える思考のクセを付けると、自分の考え方や動き方がぐんと変わるので是非習慣化すると良いと思います😊

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