Q. どうすれば学校が楽しくなりますか？

A. 小学生の子どもを持つ保護者の方からはとても多い質問です。子どもの学校生活を楽しくするために、保護者の皆さまに協力していただきたいことが１つだけあります。子どもが学校から帰ってきたら毎日「今日学校でどんな楽しいことがあった？」と聞いてあげてください。

そして子どもの日々の些細な楽しみや喜びを「凄いね」「良かったね」と褒めてあげてほしいのです。

毎日毎日「どんな楽しいことがあった？」と質問されると、子どもは自ずと楽しいことに目を向けるようになります。毎日この質問をし続けることで、日々の楽しい出来事を見つけるのが上手くなり、人の良いところに目を向ける習慣づけにもなります。

もし子どもが暗い顔で辛かった出来事や悲しかった出来事を話し出したら、気持ちに寄り添って共感してあげましょう。否定をせずに、ただただ頷いて話を聞く。

辛かったね、悲しかったね。そして常に「私はどんなときもあなたの味方だよ、あなたを絶対守るよ」という安心感を与えてあげてください。

ここで大切なのは、子どもの気持ちには共感しますが、子どもと同じ立場にならないことです。可愛い子どものこととなると、大人はどうしても感情的になってしまいがちです。あくまで一歩引いた立場から、大人として全体像を把握しましょう。

もし学校の協力が必要な場合は、まず担任の先生に相談をしてください。もし担任の先生に相談できない内容なら、教務主任に相談をしてください。

少し話がそれましたが、お子さんの学校を楽しい場所にするために、ぜひ毎日「今日学校でどんな楽しいことがあった？」と聞いてあげてください。

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