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ずっと絡まっていた私の想い

私はずっと
精神や心理といった分野に興味があった。
中学生くらいから、
自己啓発本や心理学の本は
好きで、思春期には読み漁ったものです。

私自身、幼い頃から
自分の家族のあり方に疑問をもっていた。
友人たちの家族とは違う
違和感を感じていたからかな?

でもね、心理学や自己啓発本って
読めば読むほど、何となく
コントロールされる感じがして、
一旦読むのをやめたんです。

私は誰かをコントロールしたい
わけではないと。

最近では、
親ガチャ、毒親、愛着障害、
発達障害、HSPなどの言葉が
やたら目に付くようになった。

この言葉のおかけで
自分の中で絡まっていた糸が
ホロホロとほぐれていったのだから、
ドラマチックなシナリオだったなと
思っています。

あっ、私は人生は答え合わせだと
思っていますので、
シナリオがすでに存在すると
思っています。

私はHSPだから、
人と接していて、疲れるのは当たり前。 
だから、なるべく接するのを
調整していけばいいのもわかった。
頭ではわかっているのだけど、
何故か、人と接する方へと引っ張られる。

「でも疲れるよなー」
って頭でグルグル考えていたのです。

そして、おばぁちゃんっ子でも
おじいちゃんっ子でもなかったのに
なぜか?
高齢者の「想い」をききたい
という気持ちがある。

うーん、感覚的なものなんで
何故そういう気持ちになるのか?
わかりませんでした。

高齢者の負の感情を聞くのは
正直エネルギーを奪われるなと
感じていたこともあった。

それなのに、どうして話を
聞こうと思うのだろう?

これが私の中の一番の謎だった。

最近の私は、
古事記や日本書紀に
どっぷりハマってしまって、
日本人の心の大切さ、
その教えが薄れていったのは
戦後のGHQによる
教育の大改革があったからかぁ
ということがわかった。

当時、小学生や中学生だった人達は
教科書の大半を墨で黒塗りしなければ
ならなかったらしい。
涙ながらに黒塗りを指示した
先生もいたそうです。

今の高齢者の方々は
その渦中にいました。
私の父がそうだったように、
日本の社会の大変革を
肌で感じてきた方々。

どんなことを思っていたのか?
体験した方々の声を聞きたいと
思っているのです。

きっと、長い人生でこれだけは
伝えておきたかったことも
あるでしょう。

でも、子供達に話しても、
きっとね、どの時代もそうだろうけど
「そんな昔の話。
今はそんな時代じゃない」と言われ、
ぐっ〜っと言いたい気持ちを
閉じ込めているのではないかな?

「昔の日本人の心、忘れないで!」
と思いながらも、
話が出来ない状況って
ものすごくもどかしいのだと
日々仕事をする中で感じています。


残りの人生をストレスだらけで
ただ時を刻んでいく。
自分もそうなりたいか?

私たちよりも遥かに短い残りの時間、
ストレスを軽減しながら、
自分の人生良かったなって
思いながら過ごして欲しいと
思っています。

世の中の動きとして将来を担う
若者、子供たちを大切にしようと
言う動きはとてもいい動きだとは
思いますが、
高齢者のことは、お先が短いからなのか
置き去りになっているように思えます。

そんな中、
ご先祖さまに感謝するのが大事って、
なんか矛盾している感じが
私はしていました。

戦中、戦後、未来のことを考えながら、
生きてきた高齢者の想いを
受け止められる人が増えたらいいな
と思います。

そしたら、歳をとるのが
怖くなくなる。
生き生きと老後を過ごしていいんだと
思えるし、
本当の意味でご先祖さまに
感謝できるような気がしています。

こうやって言語化できたのは、
映画「すずめの戸締り」を何回も見て
受け取れたメッセージがあって
自分の使命に触れる感じがしたのです。

残り少ない時間を
もっと気持ちを解放して
生ききってほしい。
うつうつとした空気ではなく、
もっと軽やかに残りの時間を
過ごせたら…

介護をしている家族の空気も
変わってくるだろうな。

そんな生き様を若い人たちに
見せて欲しい。
そんな想いが私の中に眠っていました。

だから、その押さえ込んでしまった
想いを聴く人になろうと。
そのために、私はこのnoteで
自己分析し、自分というものを知った。

この人生で何に向かっていくのか?
きっと、これはそれぞれにあるのだと
思います。

楽しめれば、それでいい気がしますけどね

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