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障がいを抱えながらのデザイン技術習得までの流れ

最近、デザインにまた興味が湧いてきました。
それで、お気づきの方もいらっしゃるかもしれないんですが、たまにnoteの見出し画像や挿入画像に自分のデザインしたものを差し込んでいました!😆

私はA型事業所TANOSHIKAに入る前、本当に本当にパソコンを使えない人でした。
それでも、支援員さんに教えてもらったり、周りの利用者のみんなに教えてもらったりして、ここまで成長しました。
こちらが私の実績、デザインの制作物です。↓

以前もどのように技術を習得したかの流れなどは事業所のメディアAKARIで書いてました。
こちらです。↓

今回はより本格的に「これから障がいやハンデを抱えながらデザインを習得したい!」という方の何か勉強の足しになる記事を書いていきたいと思いました!

・精神障がいがあるけれど何かスキルを身につけたい!
・デザインの初歩の初歩から勉強を頑張ってみたい!

そんな方に向けて記事をもう1度、より丁寧に書いてみました。

はっきり言っておくと、私はここのところデザインを勉強してなくてブランクもあるし、プロの方々や事業所のメンバーに比べたらまだまだ下手です。
なので、少しデザインの王道の勉強の仕方とも違うと思います。
でも、自分がしっかり歩んできて、手に入れた技術ですので、自信を持って皆さんに勉強方法などをお伝えしてみたいと思います!

アイキャッチ制作

まず、TANOSHIKAに入所して最初の方は、事業所のメディア、AKARIの記事のアイキャッチ(記事の顔となる画像)を制作をしていました。
主に、フリー画像をPhotoshopでちょっと合成してみたり、加工したりしていました。
もちろん、「自分の作りたいように作る」、ってわけではなくて、ライターさんが書いた記事をじっくり読んで、その記事に合うようなアイキャッチができるように頑張っていました。
とはいえ、この時は、正直まだまだ自分色を出したデザインしかできていなかったです。💦

この工程で、支援員さんに分からないところはその都度聞いて、それで分かったところがあれば全部メモして、それを通勤途中に10分間見返す作業をしました。
人より、発達障害があってすごく不器用で、仕事もできてなかったので、そんなことをしました。
この「メモを見直す」という作業はなかなかよかったと思います。
結構、仕事がスルスルできるようになったし、デザインソフトの技術もすごい吸収できました。
よかったらやってみてください!

切り抜き、合成などのソフトの技術の勉強方法

同時に、切り抜き、合成などの技術を利用者の人に教わったりしていました。
利用者の先輩の方々は画像の切り抜き、合成が上手なので、積極的に吸収していました!
切り抜き、合成などの勉強方法としては、好きなものの画像で練習するといいと思います。
モチベアップに繋がるからです。
私の場合、好きな芸能人とかキャラクターを切り抜いて、素敵な背景に合成したりして練習していました。
楽しみながら勉強できて、飽きなかったです。
ぜひ、参考にしてください!

模写をひたすらする

そのステージを卒業すると、デザインの模写をひたすら頑張りました。
模写というのは、ひたすらデザインを写す、模写みたいな作業ですね。

模写のメリット
模写するとこんなメリットがありました!✨

①上手なデザインを学べる。
②自然とソフトの技術が習得できる。

①の上手なデザインを学べる、という点については、「考えながら模写」しなければできません。
というのは、ただ流れ作業的に手を動かしてデザイン模写してもそれは頭に残らず「ただの作業」になってしまいます!
せっかく模写するのなら、しっかり「ここはどうしてこんな配色なの?」「もしかしてターゲットが女性だから?」とか。そんな風に考えて頭をしっかり動かしつつ模写しましょう!

②については、つまづきながらでも模写の完成を目指して自分で調べながら頑張っていたら、ソフト技術がたくさん学べるからです。

模写のやり方(自己流)

模写のやり方をお伝えします!
このようなサイトがありますので、この中から「これ可愛いなあ」とか「こんなの作れたらなあ」というサイトを見つけます。
ポイントが初心者は自分の心から「こんなの私作りたいんだよ!」と思うデザインを模写すること。
やる気を出すためにオススメの方法です。

オススメのサイト集です。↓

それで、Photoshopで上記のようなサイト集から選んだ画像をスクショして、アートボード(デザインを自分がする紙みたいな感じのもの)の横に置いて、観察しながら模写をしていました。
結構忠実に再現できるまで、ひたすら頑張りました。

分からないところは自分で調べよう

模写をしていたら、必ずつまづくところがたくさん出てきます。
例えば、「このゴールドってどうやって再現するんだ?」とか「切り抜きがうまくできない!」など。
その度に、Googleで自分で調べます。
私も最初は全部、人(支援員さん)に聞いていたんですが、やっぱり将来的にはなんでも自分で解決できる力があった方がいいです。
なので、自分で限界まで調べて、どうしても分からない時は詳しい人に聞く、って方法がいいと思います。

応用編

模写をたくさんしたら、次のステップに進みましょう!
次のステップでは、模写したデザインを少しアレンジする、ということです。
自分なりにお題をつけて、「これを洋服のサイトにアレンジ!」とか「元のデザインはメンズ向けだけど、これをレディース向けにしてみよう!」など自分で自分に課題を課して、楽しく学習しましょう。

もっと進んだら、自分で架空のサイトデザインも作ってみましょう。
架空のデザインを作るにあたっては、やみくもに手を動かし始めるのではなく、プロと同じ手順を踏んでデザインを進めていくようにしましょう。
プロのデザインの進め方はこちらのサイトが詳しく説明しています。↓
こちらの7~10までの記事で手順が詳しく書いてあります。

お仕事を通じて

半年くらいそんな練習を積んだり、他のお仕事をして支援員さんにある会社さんのHP制作を任してもらったり、パンフレット制作をしたりして技術を積んできました。

ここでも、

①分からないところは調べる。
②どうしも分からないところは先生や支援員さんに聞く。
③自分でも積極的に勉強していく。

こんな感じのループで学習を進めていきました。

もっと勉強したいなあ、と思い、自分用パソコンを買ったり、コーディングを学んだり、デザインのオンラインスクールに入ったり、それからWordPressのブログを始めたりしました。
楽しかったので苦にはなりませんでした。
チャレンジすると、色々失敗して落ち込むこともあるけれど、自分で自分をいっぱい褒めて頑張りましょう!!

大体、デザインのコツを掴んだら、お金を貰う仕事ではなくてもいいので「人のためにデザインをする」ということもしてみるのもいいと思います!
私は家族の名刺を作ったり、人のノートの表紙をデザインしたりしていました!
相手がいるので、「どうしたら喜んでくれるだろう」とか考えながら作業するので勉強になります。
それにやっぱり「すごいね!ありがとう」と言われたりすると嬉しいです。
こちらもモチベアップに繋がります。

オススメデザイン勉強本

オススメのデザイン関連の本を紹介します!

デザイン入門教室[特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~

こちらの本が1番自分が勉強になった気がします。
デザインの初心者の方必見です!!

かわいいデザイン

かわいいデザインがたっくさん載っています。
女性向けデザインをする際に役に立つ本です。
特に、女性向けのデザインが難しい!と思ってある男性の方などにオススメです!

1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座

HTMLとCSSに興味が湧いたら、こちらでまずは勉強することがいいと思います!
初心者でも分かりやすいです。

障がいを抱えながらの勉強方法

障がいがあったり、何かしらハンデがあると疲れやすかったりして、勉強があまり進まないこともあるでしょう。
でも、疲れたら積極的に休むようにしましょう。
燃え尽きるのが1番もったいないので、上手に障がいやハンデを工夫して扱って勉強を進めていくことがオススメです。👌

最後に

私の勉強方法はざっくり言うとこんな感じです。
もっと詳しくデザインを勉強したい方は、こちらの事業所のメディアの方でも勉強になるサイトを集めた記事を書いていますので、よかったらご覧ください。😆

最後まで読んでいただいてありがとうございました!
皆さんにとって何かこの記事が参考になっていたらすっごく嬉しいです!!😆✨

サポートしてくださるととても嬉しいですし、喜びます!!