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人気者になりたい、友達の少ない私。
昨日、少し落ち込むことがあった。
最近、寂しくて仕方のない私。
それで、あるコミュニティに参加したのだけれども、そこはもちろん健常者しかいなくて、自分について不思議がられたりして、ちょっと落ち込んだ。
また、相手は微塵も自分に対して魅力を感じていないようで、興味も一切持たれなくて、そのコミュニティでの活動が終わったあと、少ししょんぼりとしてしまった。
やっぱり健常者と友達関係になるって難しいなあ、と改めて思ってしまった。
優しくしてくれた彼氏
そのコミュニティが終わった後、耐えきれず、彼氏にLINEをした。
「寂しい。」
と送ってみた。
私は、ついつい、LINEに自分の悩みを書きすぎる節がある。
それで今まで、迷惑に思ってくる人もいたので、セーブする努力をしているところだったけれども、送った。
寂しくてたまらなかった。
彼氏は、夜中の1時に用事を済ませたみたいで、私に連絡をしてくれた。
それで、すごく心配してくれていたみたいで、「オンラインゲームをふたりでしよう!気持ちが紛れるかもよ。」と言ってくれた。
私はあんまりゲームが好きじゃない。
それは、幼い時から自分の家に訳あって、ゲームが存在していなかったことも理由だろう。
あとは、単純に手先が不器用で挑戦しても、負けてしまうというのもあるかもしれない。
ただ、その時は寂しくて仕方なかったので、お誘いもありがたくて、「うん!したい!」と答えた。
一つ目は単純なゲームで、二つ目は少し難しいゲームだった。
ふたりで戦ったり、それからふたりで対戦したりした。
LINE電話を繋ぎながら、ふたりでわいわい盛り上がった。
案外ゲームって楽しいんだ、と思った。
寂しい、という気持ちと、それで外の世界に挑戦して、それがうまくいかず傷ついていた私の心に、なんとかぽっと灯りが灯った気がした。
考えたこと
電話を切ったあと、また少し考え込んでしまった。
寂しいから友人が欲しい。
それだけの理由ではなく、私は友人と天神に行ってぶらぶらして、化粧品やお洋服を見たり、お食事したり、そういう友達が欲しいだけなのだ。
それなのに、それがなかなか手に入らない。
考えてみたら、私は小さい頃から、人気者ではなかった。
今でこそ、TANOSHIKAのみんなはたくさん自分に話しかけてくれるけれども、外の世界、つまり一般の健常者の世界ではどうやら私は魅力的に映らないようだった。
中学の時は、移動教室のたびにドキドキしていた。
友達がいないから、ひとりぼっちで理科室とかに向かうのがすごく恥ずかしかったのだ。
お昼休みもひとりでいて、それから、3人で遊んでいたのにいつの間にか自分が「いない人」のように扱われて仲間外れみたいになることも多かった。
私は、そんな「魅力的に思われない」自分が嫌だったから、必死で努力した。
不登校になってからは、フリースクールが終わるたびに、図書館に行った。
芸能人の書いた自伝本やブログ本を読んで、「この人たちはどうやって人を惹きつけているのだろうか」と熱心に研究した。
メガネからコンタクトに変えて、必死でお洒落をして、メイクを覚えて。
なのに、根本的な魅力というのがないのか、あんまり人を惹きつける効果はなかった。
私は、「人に合わせて」自分を変えてきた。
大衆受けするように、自分を変化させてきた。
そのせいか、「個性」というのも削ぎ落とされてしまった気がする。
だから、何にも面白みのない人間になっているのかもしれない。
本当はわかっていること
本当はわかっていることもある。
それは、友達なんて広く浅くより、狭く深くで良いのだと。
(広く浅くも、素晴らしいが。)
私には、気の合う女性の友達がひとりいるし、それから私を、さっきのゲームの話のように慰めてくれる恋人もいる。
TANOSHIKAにも優しくしてくれるメンバーがたくさんいる。
もう、それだけで十分じゃないか、とも思う。
人気者になりたい人生だったけれども、人気者は人気者で大変なところもあるんだと思う。
そう自分に言い聞かせているし、実際それは理解している。
でも、心がついていかない部分もある。
とにかくひどい葛藤を抱えている。
なんだかここまで暗い話になってしまって申し訳ない。
でも、なんだかモヤモヤする悲しい悩みなのだ。
最近思っていること
最近思っているのは、中学あたりから10年間、削りに削りまくってきた自分の個性を大事にしてみよう、削るのをもうやめようということだ。
私は女性にも男性にも人間としてモテたくて、人気者になりたいばかりに、様々な自分の個性的なところを削って生きてきた。
私は、「変な人」「変わっている」と言われることが多くて、それが人気者になれない原因なのかなあ、と思っていたのだ。
でも、私は25になる。
もう大人の年齢だ。
子どもではない。
ちょっとは自分を認めてあげて、自分を大事にしたら、なんだか良いことも起きる気がする。
自分で自分を認めた時に、初めて人から認められるのではないか。
きっとそうだ。
なんだかまた締りのない文章になってしまってごめんなさい。
でも、そんなことを最近ずっと考えている。
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