シドの手@誇れる私をストーリーでつくる

コーチングや心理学のこと、自分の心の中の観察について書いていきます。

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最近の記事

受講する講座やセミナーを選ぶ前に考えておきたい3つのこと

いろんな人から、「このセミナー、受けるかどうか迷っているんだけど、どう思う?」と尋ねられる。これだけいろんな人がいろんなセミナーを開催していれば、どれを選んだらいいのか分からなくなって当然だと思う。 私の場合、無料あるいは数千円のかわいいものからゼロの数が何個か違うものまで、ありとあらゆるセミナーや講座に投資をしてきました。周りから見ればこれぞ「セミナージプシー」でしょう。 リアルもオンライン講座も、教材販売も、、、ただ、セミナーや講座をたくさん受けたからこそ分かることがあ

    • ひとりビジネスにおける「売れたいけど、発信するのが苦手」という葛藤について考えてみた

      「売れたいけど、発信するのが苦手」という話をよく聞きます。 文章を書くのが苦手 何を発信すればいいか分からない 発信媒体の使い方が分からない など、スキル的な理由がありそうです。 一方で、そもそも発信すること自体に抵抗感を抱いている人もいます。私自身もその一人です。 ここでは、発信したい気持ちはあるけど、やり方が分からなくてできない、ということではなく、「そもそも、発信することに抵抗がある」ということについて考えたいと思います。 5つの発信への抵抗パターン発信への抵

      • 家事が面倒くさいけど代行は頼みたくない、という感情からちょっと考えてみた

        家事を面倒くさがらずにこなせる人がうらやましい。 家事に限らず、何でも「面倒くさい」と感じてしまう私は、やらなくてはならないことをするのに多くのエネルギーを要します。 そんな私を見かねたのか、起業している友人から「家事代行を頼んだらめちゃくちゃ楽になったよ。仕事もはかどるよ」とアドバイスを受けました。 その友人だけではなく、他の人にも言われたことがあります。そういうアドバイスをされなくても、実際に家事代行を頼んでいる方にもよくお会いします。 「でも、家事代行はな・・・」

        • なぜ人は「何者かになりたい」と思うのか

          3年ぐらい前だっただろうか。NHKのテレビで、顔出しできない一般人ゲストとタレント2人によるトーク番組をしていた。顔出しできない一般人は豚に、聞き手のタレントはモグラの人形にふんし、人形劇によって番組は進められる。人形にふんしていることで、赤裸々なトークを引き出す作戦だ。 私が観た回では「サークルクラッシャー」と呼ばれる女性がゲストだった。彼女は大学時代に所属していたサークル内で、複数の男性と関係を持ち、サークル内の輪を壊していったのだそうだ。どのように壊していくかの過程と

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          「自分を好きになろう」はいらない

          自分を変えたい 新しい自分になりたい と、ガラリと別人になろうとしていた時期がありました。 コーチという、いわゆる相談業、対人支援業をしていますが、同じように考えている方がたくさんいらっしゃるように感じます。 自分を変えたいと思ったとき、てっとり早くできることが自己啓発本を読むことではないでしょうか。 私は小学生の頃から自己啓発本を読みあさっていました。 かなり処分したので、いったい何冊読んだのか分かりませんが、15年ぐらい前に1度売りに行ったときには段ボール箱3箱はあ

          「自分を好きになろう」はいらない

          手帳に書くのは「やること」ではない

          やらないといけないのは分かっているのに、ついぼんやりしてしまうのはなぜなのか。 会社で事務職をしていた頃、出勤すると、その日のタスクを付箋に書いてパソコンに貼り付け、終わったらはがすようにしていた。やり忘れ防止にも、達成感にもつながった。 出産を機に退職した後、組織に戻らず独立した。といえば聞こえが良いかもしれないが、もともと器用でない私は家事や育児に手をとられ、仕事と両立できる自信がなかった。会社員時代を思い出し、手帳にやるべきことを書いていたが、初めての育児は想定外の

          手帳に書くのは「やること」ではない

          人間関係と人の器

          コーチングをしていると、結局人間関係で悩んでいるということが多くあります。先日も、仕事のやる気が出ないというご相談でしたが、詳しく話を聴いていくと同僚との関係に悩んでいたということが分かりました。 人が生きていくうえで『人付き合い』は避けては通れません。いくら外出自粛で家に閉じこもっているといっても、何らかの形で他人と関わることは避けられないのです。 私は、良好な人間関係に大きく影響するものの一つとして『人の器』を挙げたいと思います。 「あの人は器が大きい」「器が小さい

          習慣化について

          習慣化が苦手だ。それなのに習慣にしたいことが山ほどある。 例えば 早起き 瞑想 読書 寝る前のストレッチ 筋トレ など そしてこのブログを書くということも。 どれもチャレンジしたけれど3日坊主にもならないレベルで挫折する。 挫折というよりも忘れると言った方が正しいか。 先日、心理学の先生と雑談の中で習慣化が苦手という話をした。 何を習慣化したいのかと尋ねられたので「読書」と答えた。 すると先生 「3文字読んだらいいんじゃないですかね」 3文字? 3文字って

          すみれにはすみれの美しさがあるとは言うけれど、私はバラになりたい

          花は誰かを羨んだりしない 例えば 道端に咲くすみれが バラになりたいと思ったりはしない すみれはすみれらしく 自分の花を美しく咲かせる というような話をときどき耳にします。 でも、そういう話を聞く度に私の中の天邪鬼はささやくのです。 あなたはすみれの気持ちを聞いたのですか? ひょっとしたらすみれはバラになりたいと思いながら咲いているかもしれませんよ。 私たち人間から見れば、すみれはすみれで美しく咲いているように見えますが、すみれにしたら「私は美しくない。バラのように華や

          すみれにはすみれの美しさがあるとは言うけれど、私はバラになりたい

          「前向き」について考える

          なにかをやってみたけど上手くいかないとか失敗をしてしまったとか、生きていれば、やらかしてしまうこともたくさんあります。 その度に「あー私はダメ人間」と落ち込んでしまうのです。 例えば、会議に向けて準備していたはずの資料を、会議当日に忘れてしまった、なんてこともあるでしょう。 「よりによって何でこんな大事な時に、なんて間が悪いんだ。だから私はダメなんだ」という思考に陥っても無理はないかもしれません。 でも、ずっとダメ人間だと自分を責め続けるのはしんどいものです。気持ちを切