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【0】そうだ。今までにない不登校体験談を書こう。

「別に自分は不登校じゃなかったけどなんか楽しく読めちゃう不登校の体験談」って興味ありません??

軽いノリでちょっと面白かったら、つい読んじゃうと思いません???

えっ?そもそも軽いノリなんて不登校の体験談にいらない??
「私、学校行けなかったんです・・・でも、こうこうこういう出来事があって、こう考えられるようになって少しずつ・・・」みたいな、
なんか深刻そうな顔しながら、頑張っているんですっていう雰囲気出しているのをお望みですか?

だとしたらこの先読まないほうがいいかもしれません・・・

というのは撤回します。そんなことないです。
面白く書くので、まずは読んでくださいまし。
終始軽めの雰囲気で書いていきますので、ストレスフリーですよ。
しかもちょっと暇つぶしくらいになって、なんか今までと違うあたらしい学校教育への視点が得られたりするかもしれません。お得でしょ?

「それよりあなたは誰?いま不登校している人なの?経験者なの?それともただの人間?」って状態だと思うのでまずは自己紹介しますね。

とりあえず自己紹介

こんにちは。佐々木明里と申します。
地球に生まれて29年と351日が経ちました。
(つまりもうすぐ三十路ですわねー)

自分で生計立てながら、金銭的にも時間的にもわりとゆったり、在宅で仕事をしています。

そして、はい、元不登校です。
不登校も1か月の不登校から何年の不登校、までいろいろあるかと思いますが、そういう意味では筋金入りの不登校って感じですね。

小学校1年の12月(義務教育スタートしてすぐじゃないか)から、半年不登校(ここまで聞くとたいしたことない)、半年行ってまた不登校(このへんでもう一時的なやつじゃないとわかる)、数か月後また学校行き始める(なんとなく淡い期待をもたせる2度目の挑戦)、また行かなくなる(えっ、これエンドレスでは、、って雰囲気が出始めたところで以下同文。歴史は繰り返す。)・・みたいな感じです。

中学校は行ってない状態からスタートして間の1年半くらいだけ行ってたっけか。

義務教育のラストは「先生が卒業証書届けに来てくれる」でした。

先生が「あなたは○○中学校を卒業しました」って先生に玄関で卒業証書渡してもらって5分くらいで終わったとかそんな感じじゃなかったかな。
(不登校ならではの卒業式体験ですね。こういう「学校行っている人は知らない世界」を不登校ではあれこれ体験します。まあそのぶん「普通の卒業式」って「ドラマと漫画の中の世界」なんだけど。)

で、なんでもうすぐ30歳になる人が不登校体験談なんて書くの?

というのをそろそろ突っ込みたくなってきた人もいるかもしれませんが(え?そんなことない??いやそうだとしてもこの話続けますけどね)

だってそろそろ書いておかないと忘れそうだったからです。

せっかくこういう体験談って誰かの役に立ったりするのにもったいない。と思ったからです。もったいないじゃないですか、このままだと記憶の宇宙の果てにフェードアウトするようにただ消えていくなんて!!もったいないおばけ来ちゃうよ!!?

まああと、いまだから書ける不登校の話があるなと思ったんですよね。

いま私にとって不登校は「ただの一つの経験だったな!」って感覚なんです。

この「今の私」のフラットな感覚を起点にして、当時の私が見ていた世界を描いたらどうなるんだろう。っていうことに自分で興味がわいたんですよね。今までと違う新しい書き方を試してみたくなったんです。

私は自分が不登校だったことについて、周りの人に話したこともあるし、全体公開の記事としてブログとかFBに書いてたこともあるんですが、
今までって「その時の自分」の感覚が起点になってたんですよね。

なんというか、その当時の自分の感情や考えていたことに影響されるんです。ぐっと力が入りながら生きてた自分の感覚も混ざってくる。

頑張ってたのもそうだし、抵抗しようとしていた自分がどうしても入り込むんですよ。抵抗っていうのは何に対してかというとええとこういう話をしては何なんですが、当時、学校行ってなかった私は、学校とか大人とか社会とかに批判的な目を持っていたんです。悪く言うと軽蔑していた。えへ。

そもそも「体験談」ってその当時の体験について話すものだから、ある意味当時の感覚が入り込むのは当然っちゃ当然なんですけどもね。

でも、そういう普通の体験談書いてもなんか(自分が)おもしろくない!!!と思ってしまうから、もったいないおばけが来るかもとおびえながらいままでほったらかしにしてたんですけども。

そこでこの「今の私」のフラットな感覚を起点にして、当時の私が見ていた世界を描いたらどうなるんだろう。なんですよ。

これが思いついたときに、書きたくてたまらなくなっちゃったんです。

いつのまにか「ちょっとコミカルに」「楽しく読めちゃう」不登校の体験談って書けないかな。みたいな方向にまで飛んでっていますが。

それで?どう面白い体験談にするというのさ?

当時の私の体験を、当時の私の「外側」から実況中継したらおもしろいんじゃない?と思ったんで、いろいろ当時の自分にツッコミ入れたり解説しながら進めてみたいなと思っています。

「不登校だから私はいまこうなれていて・・・」でも
「不登校だったけど私は今こうなれていて・・・」でもない体験談というか、

・・・ていうか体験談ではないのか?

「不登校を良いとも悪いとも言わない」視点から、当時の私を観察していきたいと思います。


なんかあれですね、イメージとしては、試合はグラウンドで繰り広げられている中、そこから離れた実況席から「ああ、今こういう状況ですよ!」「おっ、これは○○ですね、解説しますと~」みたいなそういうかんじでしょうか。


実況中継があると、いま状況がどうなっているのか、これはどういう意味なのか、この人はなにをしようとしているのか、がわかって、知らなくてもある程度楽しめますよね。

ついでに、せっかくなんで、読む人にとってなんか新しい視点が得られるような、「ほぉ、そういえば!」と思えるような気づきにつながるようなものも盛り込んでいきたいと思います。


さっ、というわけでぜひフォローしておいてください。あとこれから書いていくものについてはマガジンにまとめておきますよ!うっかり気になってしまったら読んでみてくださいね!


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