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万歳三唱
6月を振り返っていた。
月初めに、最優先したいことを8つ掲げていた。
7つはトントン拍子で叶った。
自分のためにケーキを食べに行く、
父の日をちゃんとやる、
運動をする、
読書をする、などだ。
今思えば、その7つは自分で出来ることだったからだろう。
自分が時間をつくりさえすれば、
自分がお金を出しさえすれば、
自分がやる気になりさえすれば、
簡単に叶えられることだったから...
最後の一つがなかなか実現しなかった。
それは、自分だけではどうにもならない、
他人を含めたものだったからだ。
「コミュニケーションの時間を取りたいから、
仕事の都合をつけてよ」
何度か懇願した。
だが、「今月は忙しいねん、難しいわ」と
断られ続けた。
もう今月は無理か..と諦めモードだった。
しかしその相手は、そんな私の気持ちをよそに、土曜日、
私の気の向かない予定に私と子どもたちを連れ出した。
まぁどこか途中に私の好きそうな店へ寄り道をしてくれるだろうと、淡い期待を抱いて車に乗り込んだ。
だが、連れ出したくせに、帰路で口にした私のリクエストには答えてくれず、「今混んでるやろ、また今度にしよ」と
詫びの一言もなしにトンボ帰りで家に帰ったのだ。
私の1週間の中で重要度の高いヨガも休んでまでその用件に付き合ったにもかかわらず!...だ。
帰宅したらまさか、のうのうと昼寝している。
こっちは気を遣い続け、音を立てないように過ごす...が
(満月も相まってか...)無意識に私の堪忍袋の緒が切れた。
そばにあったカタログ冊子を丸めて、トドのように寝ているそいつに殴りかかった。
ギャーギャー怒り狂い、冊子で叩き上げ、
私の報われない気持ちをぶつけた。
(その足元で人形あそびを続ける子どもたち、、)
トドは「ちょっと疲れてるんちゃう!一人でゆっくりして!」と言って我が子たちを連れて家を出た(というか逃げた)。
そういえば今週は休みの日もPTAやら参観やらで予定が詰まり、ゆっくり一人時間を取れていなかったっけ、、、
静まったリビングで日記を開いてみると、
あー、4日も書けていない。
あー、noteもご無沙汰、、、
日記やnoteは私のバロメーターだ。
だいたい3日空くと限界。
それだけ休息が取れていない証拠だ。
それが4日だ。疲れていたんだ、、、
自分を俯瞰して見る時間が取れて荒れた気持ちも落ち着いた。
すると翌日の日曜日。
あれよあれよと環境が整った。
"その相手"が、祖父母に詰め寄ってくれたのもあるが。
やっとその方と二人でランチに行けたのだ。
やっとの想いだ。今月中に叶った。
他人には、ここまでして想いを主張しないと
伝わらないのだな、という学びとなった経験だった。
そして強く念じ、強く叫ぶことで(?)、環境を引き寄せたというよくある例である。
(子どもがワガママを言って泣き喚くのも、ある意味理にかなってるのかもしれない、とさえ思った)
今月のやりたかった8つのこと、全てクリアできた、この気持ちを、
両手をあげて万歳して表したい。
もうお分かりかな。
その『他人』とは、旦那のことである。
ランチに行ったところで、
なんの会話も無いのだった(笑)
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