見出し画像

ジム・ジャームッシュのオフビート感と鳥取

今年は映画を80本鑑賞するという目標を立てているので、
ようやく先日から目標達成に向けて映画鑑賞を始めた。

まずは昨年鑑賞した中で一番良かったウェス・アンダーソンの
グランド・ブタペスト・ホテルを1本目として鑑賞。
やっぱりこれ素晴らしかった。

で、2本目に選んだのがジム・ジャームッシュのコーヒー&シガレッツ。
実にイケすかない感じのセレクトだけど、15年ぶりくらい2回目の鑑賞。
とりあえず困ったときに「ジム・ジャームッシュの映画を見るのが趣味」と言っておけばまずまずの反応が得られたのも今は昔。
今は自分のようなおじさんしか食いついてこないとは思うが、まあ結局いいものはいいので、ジム・ジャームッシュの映画をしばらくみたいと思う。
ゴーストドッグとか、デッドマンとか、久しく見てないやつで、しかも個人的にジム・ジャームッシュ作品の中で「もう一度見ないかもしれない」作品を見ようと思う。

ジム・ジャームッシュの映画といえば、“オフビート”という言葉で表現されるのをよく見かける。
この“オフビート”っていうやつを言葉で説明するのもなんか野暮な感じなので、まあ、Googleなんかで検索して貰えば、だいたいこんな感覚っていう画像なりなんなり出てくると思うので、調べてみて欲しい。

で、今日はその“オフビート感”なんだけど、
実はわが故郷、鳥取県の空気感とピタリと一致するのではないか!!
っていうようなことをブログで書いている人がいて、いくらなんでもカッコよく言い過ぎだろ!って自分の中で突っ込んだんだけど、でもよくよく振り返ってみると、思い当たる節がなくもないかもしれん。かもしれん。

ということで、自分の写真アプリから鳥取の写真をちょろっと漁ってみて、“鳥取県”と、“オフビート感”がクロスオーバーしていると捉えることができるのではないかと思われる写真4段階用意してみた。

オフビート感が最も強いレベル1から、徐々に鳥取感を強めていくので順番に見ていって欲しい。


オフビートレベル1(最もオフビートレベルが強い)


この写真は冒頭に使ってしまっているんだけど、もしかしたらタイトルと一緒に目にすると、普通にジェームッシュ作品に出てきた風景と思った人もいるんじゃないかな・・・。大西洋でも太平洋でもなく日本海。実家近くの海。
今この建物あるのかな。昔はカフェだったんだけど、残念ながら今はなんかの会社になってしまっている。





オフビートレベル2(少し鳥取感)



ローソンってことを気にしなければ全然あり得るな。
普通にストレンジャー・ザン・パラダイスありえる!
ちょっと左側にジョン・ルーリー立ってもらえれば全然いける!
簡単に食べれるディナーも売ってる!!







オフビートレベル3(結構鳥取感)



ちょっと急にレベル上げすぎちゃったかな・・・。
もう、ジョン・ルーリー入っても無理な感じだよね。
ヤれてる感じはいいんだけどね・・・。
パチンコ屋さんの電飾があれば、夜ならレベル2くらいまではいけるかも。






オフビートレベル4(もはや鳥取式オフビート)




もはやジョン・ルーリーの出番はない。
鳥取のウィリーとエディの登場である。
そしてエヴァは一足先に中でラーメンを食っている。

でもオフビートを日本式に解釈すると、実際こういう感じになるのではないかな。

鳥取を舞台にストレンジャー・ザン・パラダイスっぽく写真を撮るっていうのやってみたいね。

もう寝よ^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?