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この度、母になりました。
今月の頭に第一子、男の子を出産しました!
産まれる瞬間のことを “誕生”って呼ぶのは何だか違和感。だって、産まれる前から十月十日ずっと一緒にいたんだもの!!と、主張したくなるくらい、10ヶ月の間ずっとお腹に生命を感じていたし、その小さい命によって私自身の心と身体は大きく変わっていきました。
一心同体だった我が子と切り離され、初めて分娩台で手を握った瞬間のことが1ヶ月経った今でも忘れられません。
一泣きしてから私の隣にそっと置かれた我が子。
出てくる時にすべての力を使い果たしてしまったのか、スンとした顔で、まるで干からびた蛙のように伸びていました(笑)
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「そりゃ疲れたよね〜!ママもだよ〜(泣)」っと思わず、息子の手をぎゅっと握りました。
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産後は「息子=私自身よ!」くらいに過敏になって、子育てのプレッシャーに苛まれるのではとドキドキしていたのですが、今のところ息子とはいい距離感が保てている気がします。
自力で生まれてきて、息をして、泣くという立派な自己表現をしている我が子を見ていると、ああ、もう彼も一人の人間なのだと認めざるを得ず。(それ以外のことはまだ自分でできないのだけれど)
それと、大きいのは、旦那が会社と交渉の末に約4ヶ月間の育休を勝ち取り、2人で子育てができていること。ママだけに依存するわけではないので、私と息子との間に程よい距離感が生まれて、心から育児を楽しむことができています。
産褥期の最中で、身体が完全に自分のものになるにはまだ時間がかかりそうですが、そんな中、家事と育児を分担できているおかげで寝不足に悩まされることもなく、泣きじゃくる我が子を素直に可愛いと思えることが救い。
旦那には感謝してもしきれません…。お世辞抜きに、授乳以外は何でもできる実に器用な旦那氏です。
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出産前はこんな記事を書いて心身ともにボロボロだった私。個人差はあると思いますが、私にとって妊娠期間は辛いものでした。
弱体化してたなぁ〜、自分。
でも、今はその全てを忘れるくらい、達成感と希望で胸がいっぱいです!
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確かに妊娠・出産を機に手放したもの(ゼロまではいかないが、かける時間を減らしたもの)もありますが、代わりに得たもの、新たに見えてきたものもたくさんありました。
■ 手放したもの
・体力
・友人と過ごす時間
・お仕事やプロジェクトにかける時間
・ライブ、音楽フェスに行くこと
・音楽鑑賞、情報収集の時間
・勉強、読書の時間
・アルコール、カフェイン、なまもの
★コロナ禍だったため、外出は必要最低限にとどめていました。おうち時間が増える分、勉強や情報収集に時間を使おうと思っていたら驚くほど気力が出なくて、ひたすらゴロゴロしては自己嫌悪に陥ってました(泣)
■ 得たもの
・両親や旧友、旦那との会話
・周りの人たちからのあたたかい励ましの言葉
・親の苦労を理解できたこと
・旦那の新たな一面を発見(いい意味で)
・体力が低下したことでお年寄りの気持ちを疑似体験
・韓国ドラマをゆっくり見る時間
★マタニティマークをつけて街を歩いたことで初めて気づいた、人の気遣いや街の不便さがありました。
特に印象に残っているのは、両親や上京を機に疎遠になっていた友人と連絡を取る機会が増えたこと。
常に新しい出会いを求めていた生活が続いていたのですが、一旦お休み。何だか人生一周したような気がします。
地元の友達や前職の同期、大学の同級生。それぞれ、自分が築いてきたオリジナルな土台の上で目標を掲げながら頑張っていて、私も頑張らなきゃ!と、妊娠を機に続いていた停滞期に終止符を打つことができました。
原点に立ち返る機会を与えてくれた息子に感謝しなきゃ。
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仕事でパソコンをひたすらカタカタしていたデジタルな生活から一変、今は自分の動物としての本能にしたがって息子の反応を見ながら、授乳の仕方、オムツの種類や部屋の空間の使い方、日々のスケジューリング、旦那との役割分担などのPDCAをひたすら回す毎日です。
今まで通り自分のペースでスタスタと、とはいかないかもしれませんが、ゆっくりと息子の歩幅に併せながら、歩いて行きたいと思います。
とりあえず、育休期間中に一度は旦那の故郷である韓国に一緒に、家族で行きたい!!🇰🇷
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大好きな音楽関連の活動も徐々に再開したいと思っています。本格的な活動再開は夏頃を予定していますが、夏を待たずにお受けできそうなものは、随時お受けできたらと思います。
BUZZY ROOTSについては、もう一人のメンバー、いずみちゃんにワンオペで頑張ってもらってます!対応が難しい場合もあると思いますが、何かあれば info@buzzyroots.com までお問合せください🙏
しばらくの間ご迷惑をお掛けしますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします🌸
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