26歳の女が鹿と衝突した話😨 【まとめ】

前回、前々回の2投稿に渡り、私が車で鹿と衝突事故に遭った話を書きました。

最終話は

・要は、今回の事故がどんな事故だったのか、原因や事例、予防法
・私が幸運だった理由
・そして最後に、事故を起こした私の車の写真

を、書きます。

まず、鹿との衝突事故について
これは何人かに質問いただいたのですが、

鹿とぶつかった!?

と、驚いた方も多いと思います。

私が住んでいる北海道は、鹿がどんどん増えていて、鹿と車が衝突する事故が日常的に起こっています。

なぜぶつかるかというと、

鹿は、道路に出てくるから😨



です。

山道や峠には、このような標識がよくあります。

 
鹿のマークです🦌

鹿には気をつけてね、とは北海道ではよく言われる言葉であり、実際、運転するときは周囲に動物がいないか注意しています。

鹿と事故を起こしたときのほとんどの事例は、

道路の先に鹿がいるのが見えて急ブレーキをかけたが、間に合わず、衝突した

という感じです。

鹿は夜行性で目が光るので、事故になったとしても、ぶつかる前にドライバーが鹿の姿を確認していることがほとんどなのです。

でも、今回の私の事故は、違いました。

ぶつかって初めて、鹿の姿を確認したのです。

最初の投稿で、私は鹿と衝突したと知るのが遅い方だと言いました。その理由が、これです。

皆、事故を起こす前から、鹿の存在を確認しているのです。私は、事故を起こしてから鹿の存在を知った。

この話を祖父や警察、整備士さんにすると、

珍しいパターンだねと、言われました。

要は、鹿自身も、よくわからずに柵を越え、森を抜けて道路に出てることにすら気づかず、予想外に衝突してしまった

という感じだそう。
鹿も、いつもは道路を渡るときは車を注意深く確認するそうなので。

なので、急に柵を越えて道路に出てきたため、私も鹿の姿を確認することが出来ず、避けることが出来ませんでした。

避けられない事故だったね😅と。

この事故で、鹿にいくら気をつけていても、どうしようも無い事故もあるんだということを知りました。

もう、運じゃんね?笑

増えすぎた鹿を適正な数に減らそうと、北海道では特別な資格を持った猟師さんが猟をしてくれています。鹿を鉄砲で打つのです。なので北海道では、鹿肉が売られています。

でも昨年、鹿では無く、過って人を撃ってしまうという痛ましい事件が起こり、それ以来、猟師さん達が鹿猟を自粛しているらしいのです。

猟師さんがいなくなったおかげで鹿は優々と過ごし、数が増えに増えたおかげで、最近は鹿と車の事故もどんどん増えているらしく...
さらに、今は鹿の発情期で、動きが活発らしい。
私は1匹で済みましたが、メスを追ってオスも続いてきた場合、続けて何頭も衝突してしまう場合もあるのだとか😢

整備士さんは、「今日で3件目なんですよ~」と。
整備士さんの会社だけでも3件あるんだから、一日で、何件鹿事件が起こっていることか😨

そこまで鹿が増えているという事実を知らなかった私。

そういう場所を運転するときは、とにかく、スピードをゆっくり。そして、周囲を注意深く確認してください。

鹿の活発な時期や、冬などのブレーキが聞きにくい時期は、運転しないに限ります。

これが、私が鹿と事故を起こしてしまった流れです。

事故を起こしてしまいましたが、私はかなり幸運でした。

その理由
①私も鹿も、スピードが出ていなかったこと
カーブだったこともあり、たまたまスピードを落としていた私。鹿も、ふらっと道路に出てきただけだったのでゆったり歩いていました。
そのおかげで、ぶつかって車が壊れるだけで済んだのです。
これがもし、直線道路でスピードを出していたらと思うと...鹿が猛スピードで走ってきたと思うと...どうなっていたか分かりません。

ぶつかったのがメス鹿だったこと
想像が着くと思いますが、オスには立派な角があります。
オスとぶつかった場合、角でフロントガラスが割れるのです😵 今回は幸いメスだっため、ガラスが割れず、私は怪我をせずに済みました。

乗用車だったので、大きくて柔らかなフロントが衝撃を吸収して私の身体を守ってくれ、あれだけ大きな衝撃があっても無傷。鹿の命も気がかりで、今でも、骨折らなかったかな、元気に生きてくれているかな...

実際、鹿との衝突事故は、人の命が奪われることも多いのです。トラックとオス鹿が正面衝突した事故では、トラックドライバーは即死。
鹿とぶつかった場合、最低限の被害でも、だいたい車は大破します...

もしも私の車のスピードが出ていたら、もしぶつかったのがメスではなくオス鹿で、角がフロントガラスを突き破って私を刺してきたら、私がガラスの破片を浴びて大怪我をしていたら、もし、鹿がぶつかってきたのが助手席側では無く、運転席側だったら。

もっと大変なことになっていたし、私の命は無かったかも知れません。

幸いなことに、私の命も鹿の命もありますし、単独事故で他人を巻き込まずに済みました。

本当に、いくつもの偶然が重なって、何かに守ってもらったのだと思わざるを得ないほど幸運な出来事でした。

事故を起こし、車を失ったことは、大きな損失です。(もちろんお金も)
 
しかし、今回はそれを悔しく悲しく思うことはひとつも無く、無傷で、命があって、他人を巻き込むことの無かったことに、ただただ感謝なのです。

あぁ、良かった。本当にありがとうございます。

私は特別な信仰があるわけではないので、どこにこの気持ちを伝えたら良いかわからないけど、ひたすら感謝をするばかりです。

そして、今回の事故から学び、

これからは、山道、遠出は車では無く、公共交通機関を使うこと、そして、今後車を持つこと自体を検討しようと思います。
もし運転するときは、ゆっくり安全運転で、しすぎなくらい周囲を確認する。スピードが速い車には抜かしてもらえばいい。

長々と書きましたが、もしもがあったときの実践方法と、普段から気を付けるべきことはたくさん書いたつもりなので、ぜひ、ご参考にしていただけると幸いです😊

私も、今後、十分に気を付けます。

皆さん、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

これからも、私の投稿読んでいただけると、泣いて喜びます😂

それでは最後に、おまちかね?笑
私の事故車の写真です!
(少し衝撃的な写真です。事故で過去にトラウマや辛い経験がある方、フラッシュバックの可能性がある方、恐い方は、見ないでくださいね⚠️)
わりとすぐ下に写真があるので、見ない方はこれ以上スクロールしないでくださいね!🈲







それでは。こちら↓↓↓

ひぃぃぃぃ

これを見ると、完全に、ボンネットに鹿が乗っかってますね。
私も、ちゃんと写真を見るのは今が初めてで...こわかったもので。笑

でも、この凹んだボンネットが衝撃を吸収して、鹿の命を守ってくれたんだなぁ。

皆さん、改めて、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

END

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