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ずっとブスだった

ずっとブスだった。
デブだったし、ブスだった。

整形わけではないし、
ものすごくダイエットしたわけではない。

「自分はブスだから普通に生きていけない」
そう思うくらい、自己肯定感が低かった。
この考えが完全になくなったとは
まだ言い難い。

なんでこうなったのか。
紐解いていこうと思う。

小学生くらいの時まではかなり
明るかったと思う。
よく喋り、活発だった。
揶揄されたりすることはあった。
もちろん、嫌だった。

中学に入り、1年の時は悪口を言われ
2年になってからは、いじめられた。
一番初めに自己肯定感が下がったのは
確実にここだった。

中学生の時に通ってた塾でも
悪口を言われていた。

高校に入っても1年の時も
2年の時も悪口を言われた。
しかも、私のいる目の前でだ。

女子校に通っていたのだが、
「女子校にいじめはない」
「女子校ではみんな仲良し」
とか言うのは迷信だ。

と言うと角が立ちそうなので、
学校やクラスによると思う。
と付け足しておく。

そこから、専門学校に入って
演劇を学ぶための研究所に入っても
悪口を言われた。

ここまで来ると自分に問題があるのか?
そう思った。
可愛いと言われたことは
ほとんどなかった。

それ以上に【いじり】と言う名目で
「ブス」「デブ」
と言う扱いを受け続けた。

これはある意味悪意を持って
言われている悪口より
タチが悪いものに思う。

「面白いと思って」
「楽しい空気になるから」

そんな理由で言われるのだ。
私が「なんやねん!」「うるさいわ!」
などと返すと盛り上がるし、
返さなければ、「ノリが悪い」とされてしまう。

悪口ってやつは確かに悪いが、
いじりってやつはもっとタチが悪い。


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