【まんが】BEASTARS第12～13話は、再読でここが味変！「2匹とも将来有望です！」

第12話：「新歓公演初日」の回。

帝王学を学び、自分で自分をリーダー養成しているルイ先輩は、アメとムチの使い分けもバッチリ。今日のこの場はアメをチョイス。お腹の中では真っ黒く罵倒しつつも、部下のやる気を引き出す系の励ましを降らせます。エリート候補として、この先どんな組織に行ったとしても役立ちそうな人心掌握スキル（じゃなくて、獣心か）の研究はバッチリ、実践トレーニングを学生のうちに積む場も獲得し、ガンガン実践しています。

が、読み直しの視点だと、そうはいってもこの頃はまだこんな感じだったんだな…。
部活への思い入れの深さも滲み出てます。

足の激痛に人知れず堪えながら主役を張り、演じきった瞬間に…。
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第13話：「初日を終えて、明日の公演をどうする？」の回。

（ネタバレ避けたい派ですが、ちょいちょい状況説明しちゃってます。ここも入ります。ご注意。）

医務室ベッドで目覚めるルイ先輩。
ショックを隠して己を鼓舞し、代役にビルを指名。
玉突きで、ビルがやるはずだった役には裏方レゴシが繰り上がり。

コミックス11巻まで読了の読み直しの視点からは、エルスが目に留まります。
エルスは、連載開始の第1話で、それまで単なる不気味部員だと思っていたレゴシが、実はこんなに優しいんだって知って、戸惑いつつ驚いてた女子部員です。その子が、この第13話（コミックス2巻）の頃からすでに部活の仲間をこんなにちゃんと見てたんだ、とハッとすると同時に、きっと第1話のあの時に部活仲間レゴシの意外な一面に触れた経験をきっかけに、以降、意識的に部員のひとりひとりのことをしっかり見るようになって、だからこそ、急に大役を掴みとってはしゃいで見せているビルの内心の不安も見抜いていたんだろうなあと、今となっては（＝9巻78話も読了）感じます。
エルス、いい子だなあ（ほぼ、モブキャラに近いポジションなのに）。

将来は人材エージェントとかに入って人事の仕事とかしたら活躍しそう。（これは、feat.8巻67話。オマージュ）

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