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富士山に登って感謝を②

富士山は富士山だった。

小学校でよく歌った富士山の歌
『富士は日本一の山〜』

3,776mはやはり高くて、酸素が少なくて、苦しかった。酸素ボンベを持って行った。
砂礫が多いため、滑る。

観光客の人も多いせいか、
足場は他の山に比べてよかった印象
あまり足を上げる機会がなく筋肉痛も耐えられるレベルではあった。(山好き)

登りながら後ろを振り向くと、
眼下に広がる夕焼けと朝焼けはとても美しくて、時間と共に移り変わるグラデーションは
体を一瞬にして疲れを解放してくれた。

感動できてよかった。
一緒に感動できてよかった。

植物も思っていたよりも生えていた。

私の大好きな富士山。

生まれた時からそばにいる富士山。


山頂では疲れと酸素不足で、ほとんど写真も撮れなかった。

今度は、富士山の神社の参拝や自分の手でポストに手紙を投函したい。

お鉢巡りしたい。

ご来光が見れなかったこと、
違うルートでも行ってみたいから、
またどこかのタイミングで登りたいな。

協力プレーで登ること。

ありきたりだけど、皆がいたから頑張れた。

そもそも企画してくれた子。
グループ分けや事前打ち合わせ、荷物など事細かに連絡してくれた子。
高山病で体調悪くなって申し訳なさを感じつつ登頂しようと底力で登る子。
荷物2つ抱えながら登る子。
役割に混乱してしまう子。
後ろから見守ってくれる子。
全体の隊列を見て動く子。
皆の思い出を撮影している子。
お菓子を配る子。
体調どう?と聞いている子。
手を繋いで頑張ろうという子。
最終チームの到着を震えながら待つ子。
道を誘導してくれる子。
チームを盛り上げてくれる子。
気をたくさん使う子。
足の置き場を案内してくれる子。
危険な場所を積極的に教えてくれる子。
自分の体力の無さに悔しがる子。
休む選択をした子。

一人一人居てくれた意味は必ずあって

全員の素敵なエピソードを心の底から話せる。

ありがとう

気疲れしてしまうことから、
普段は1人行動が多いが、
仲間がいるから頑張れること、
些細な声がけで身体の底から、
パワーが漲ってくること
を学べた気がした。

下りは集団行動に疲れてしまって、
スタスタと行ってしまったが、
その時に自分はどうしたいか何度も問いかけた。結局仲間と降りていた☺︎

いろんな神経を使った。

初めましてや、あまり知らない子と登る富士山。

あまり弱音を吐けず、サポートに回ることに徹した。

自分としてはお節介することは好きなので気づいたら役割に変わっていた

体調悪そうな子どもや苦しそうな人を見かけると知らない人でも、駆け寄ってしまうこと。

これは母親譲りのお節介な性格。

自分ができること、助けられる状況であれば、
助けたい。

そして、看護の勉強をしている為、

なぜ酸素が必要で、
なぜ水を摂らないといけなくて、
なぜトイレに行かないといけないか、
なぜ体を冷やしてはいけないか、

全てがつながっていること。
今年度勉強したことで、
体のシステムが面白いと感じた。

だからこそ、水分摂取を促したり、呼吸することを促せた気がした。

自分自身もすぐに体調悪くなってしまうから、
自分への体調管理リマインドにもなった。

8号目で顔が真っ白なメンバーがいて、違う班だけどそこからその子について9号目の宿に一緒に行こうか、かなり考えた。

でも、私は自分のグループで登ることを決めた。

その子を信じて待っている事にした。

強いエネルギーを感じたから大丈夫だと思った。
山小屋で会えた時は思わずハグしてしまった、嬉しかった😌

一年前は本気で看護の勉強を辞めようとしていが、やはり元気でいることを支援したい
という想いが今回湧いてきて、
これからの人生についても考えさせられた。

感覚を大事に生きているけれど
今回はとても必死で、感覚にまで気を配れなかった。でも、後悔は何もしていない。

仲間たちと最高の時間を過ごせたこと
本当にになった。

涙が3回出た。

私は涙が出る瞬間を大切にしている。
心が動いた、体の生理的反応だから。

①夜、キラキラ光る地元が見えた時。

きっと安心したのかな、ここまで頑張ったという涙。純粋に美しさに気づいたら涙が出ていた。

②山頂でリーダーがトイレを探してくれた時。

山頂で少しぐったりしてた時に班のリーダーがトイレを探してくれた、優しすぎて涙が出た。
少し甘えられた瞬間で心が緩んだ瞬間だった。
ありがとう!

③下山後の待機場に到着時。

先に下山していた友人が駆け寄ってきてくれた時に涙が止まらなくなった。

酸欠で夜寝られず、ずっと気分が悪く頭はフラフラで。1人で、皆を安全に無理なく下山させたいという気持ちが強くて、気を張って、
結局人に頼りながらも周りの体調を気にしながら降り、安心とやり切った気持ちがやってきてゆるまってしまった。

私も今まで体調悪くなったタイミングが沢山あり、その時にいろんな人に助けてもらってきたから、その恩を循環させたいという気持ちが沸々とわいていた。


自分の役割や特徴にも気づくことができた。

もう少し、力を抜いて少し仲間にもたれ掛かり、色んな自分も表現したいと思う。
これからもよろしくね😌


仲間たちに地元の富士山の湧水スポットに案内できたのもいい思い出☺️

また静岡に遊びにきてね〜!

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