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考察する人の予想をパクるか否か?漫画家のジレンマ

今はSNSがあるおかげで、ドラマや漫画の考察する人が増えています。
「ワンピース」を凄い考察する人がいて、本当にそうかもしれないと思うほどの説得力で、つい見てしまいました。

作者にとっては、話題性や盛り上がりを高める効果として非常にありがたいと思う反面、やめてくれないかなとも考えていると僕は思います。

もし、僕が作者だったら。
考察が当たっていたら変えなきゃいけないかなと思ってしまいます。
何千人、何万人という考察人がいたら、それは少なからず何かしら当たる可能性があります。
作者の気持ちとしては、読者に驚きを与えたいわけですから、当てられたらイヤなわけです。
と僕なんかは思うわけですが、どうでしょうか?

対策として。
作者は考察する人の予想を知らないようする。
SNSは見ない。
自分の思い描いた通りに作品を完成させるということです。
これは、作品の一貫性やオリジナリティを保つために必要なことかもしれません。

もしくは、作者は考察する人の予想を知って、それに影響されて作品を変えるということです。
自分の考えていたことより考察人の方がいいなと思ったら、そちらに変えてしまう。
要するにいい考察はパクるということです。
しかし、パクったところで、考察した人はパクられたという気持ちはありません。
「当たった」という気持ちでしょう。
なので両者WINWINの関係です。

実際のところどうなんでしょうか?

パクったというと聞こえは悪いですが、元々、少年漫画とかにはハガキがついていて、読者の感想を元に作品のテコ入れをするというのは、昔からやってたわけで。
そう思うと同じことかなと考えます。
読者の期待に応えて作品を変えるというのは、普通のことなのかなと思ったりもします。

しかし、正直、僕はやっぱり言い当てられるのは悔しいですね。

だから、僕が作者だったら考察やめて欲しいと思っちゃいますね。
なので見当違いな考察のみ許します。

例えば、
●ルフィの麦わら帽子が、凄い格闘しているのになぜ壊れないか?
NASAの特殊な素材でできている。

●赤髪のシャンクスは月一で赤く染めている。
地毛は黒い。
ロジャーに「お前地味すぎて売れないよ」と言われたので、最初はメガネキャラにしてみたが、パッとしなかったので、髪を赤く染めた。

●ブルックの何か言って「…でも死んでるんですけど」という下り。
あそこが一番時間をかけている。

僕が作者だったら、こういう考察で盛り上げて欲しいなと思います。


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