本当に赤いユニフォームを着た方が勝率がいいのか?
2004年のアテネオリンピックのボクシング、レスリング、テコンドーにて。赤のユニフォームを着た選手と、青のユニフォームを着た選手で、勝敗の関係を調査。
その結果、赤色のユニフォームを着た選手の方が、勝率が高いという結果が出たらしいです。
色の効果って聞いたことあると思います。
赤は積極・行動力・活力・興奮といった力強いイメージ。青は気持ちを落ち着かせたり、集中力を高めたりする効果があります。
ということはスポーツにおいては、冷静な判断や集中力などよりも、攻撃やテンションなどの方が良いということなんでしょうか?
しかし、ここで思うのは【自分のユニフォーム姿って見るか?】ということです。
着た時は見ると思います。赤のユニフォームを着て「よしー!やるぞー!」と気合入ったと思います。ただ、試合中、一番見るのは相手の青のユニフォームです。
ということは、相手のユニフォームの色の効果が出ているということになります。
よって、赤のユニフォームを着ているから勝っているのではなく、赤のユニフォームを相手に見せているから勝っているのです。自分は青の効果で勝っているのです。
なのでスポーツにおいては、テンションを上げていくより、冷静にやる方が良いということなのではないでしょうか。
しかし、そもそも本当にユニフォームの色の効果はあるのかという話ですが。
ではこれを団体スポーツで考えてみます。例えばサッカー。
自分チームの赤のユニフォームもいっぱい見るし、相手チームの青のユニフォームもいっぱい見るし。
もし色の効果が出ているとしたら、選手はテンション上がったり、冷静になったり、それはそれは情緒不安定です。試合中フラフラでやってます。
なのでサッカー選手が本領発揮しているのは、ユニフォームを着ない練習の時となってしまいます。
そんなわけで、色の効果が試合の結果を左右するほど出ているのかは、本当のところわかりません。
その証拠に、僕は40年以上【赤岡】を名乗っています。でも性格は暗いです。全然テンション上がりません。
しかしほぼ赤岡を黒字で書いているから、黒の効果が出ているのかと思ったりしましたが、そしたら、世界中ほぼ全員黒で書くから全員性格暗いになっちゃうから…もうわからなくなったので、終わります。
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