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再び「号泣」ができるまで

12年ぶりくらいに島田秀平君に会いました。

コンビがどんどん離れていく昨今、我々は逆らってくっついてみました。

「号泣」というコンビを解散して一度も会っていませんでした。会うチャンスは度々ありました。

一つ目。僕が初めて脚本した舞台を見にきてくれた時。この時、「後ろに座ったなー」と遠目で見ました。それだけです。所謂、終わった後の楽屋に挨拶くるとかもありませんでした。連絡もマネージャーを通してやってたので会話もしてませんでした。

二つ目。島田秀平君が結婚した時。この時電話がかかってきました。「ちょっと結婚したんだけどー」みたいな入りだっと思います。ただ僕は電話番号を知らないので、ずっと「誰だよ!」と思っていました。そして島田秀平だと知った瞬間、一気に緊張感が増しました。何年かぶりだったのでビックリしてしまい、そっからあまり覚えてません。その時、結婚式に招待したみたいなのですが僕は断ったみたいです。覚えてません。もし、電話の通知に島田秀平と出ていたら、島田秀平と覚悟して電話に出たので、結婚式に出て会っていたかもしれません。しかしもし、電話の通知に島田秀平と出ていたら、電話に出なかった可能性もありますので何とも言えません。

三つ目。僕がオンバトを語ろうというイベントに出た時。その主催者が今度島田秀平君を呼ぼうとなり、計画を立ててたらコロナがきてしまった。

そんな感じで今回は4度目の正直です。意外といくつもの困難を乗り越えて二人は会っているのです。

普通3回ダメならダメなものです。しかしそんな我々を再びくっつき合わせるキューピットが現れます。

一人ごっつやダウンタウンデラックスのポストの声の作家の倉本さんです。

この人のやっているYouTube大喜利からオファーが島田君にきました。その際、赤岡君もどう?と言ったみたいです。

それがきっかけです。

そのYouTube大喜利前に一回会っとこうとなり、それをどっきりでやりたいと島田君のマネージャーから連絡があり、それがこうなりました。

そしてYouTube大喜利当日。

ネタを久しぶりにやりました。まあ、お祭りみたいなもので、僕の中ではこれ一回の予定でした。

しかし、ネタが終わると、キューピット倉本が言いました。

「M-1まだ出れるみたいだよ」

キューピットなのに悪い顔で悪い言い方で言いました。

本番中にそれを言われて、みんなが期待して「出ません」って言える奴はエンターテインメントやめた方がいいです。

それを見越してキューピット倉本は言ってくるのです。ほんと悪い人です。どうあれ「出る」しか選択肢がありません。

こうしてM-1に出ることになってしまいました。


YouTube大喜利からオファーがあって、12年ぶりに元相方に会って、12年ぶりネタやって、今度M-1に出る。

ここまで1か月くらいです。急展開です。

出るからには一生懸命頑張ろうと思います。

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