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エンターテイメントの接し方

例えば同じ曲でも嬉しい時に聴いているのと、悲しい時に聴いているのでは、その曲に対する感想が違ってくる。極端に言えば同じ曲でも、凄い良い曲と思ったり凄い嫌いな曲と思ったりするわけで。

こういうのは映画とかお笑いとかにも通ずることで。見る人の気持ちで面白いと思ったりつまらないと思ったり。

見る人が時間帯でも変わってくるわけで。深夜見たら面白いと思ったり昼間見たらつまらないと思ったり。見る時の気温も同じことが言えるわけで。

同じものです。同じものだけど、その人の見たり聴いたりするその時の状態で変わってきてしまうということです。

映画を、酒を飲みながら見る。スマホをいじりながら見る。今狙っている好きな人と見る。映画の感想はそれぞれ変わってきます。

作者はたまったもんじゃないと思います。見る人聴く人に、晴れの時25℃の部屋で仕事が終わった時間の冷静な時に見てねとは決められません。

毎回毎回面白くないと思うのであれば、それは面白くないでいいのですが、その前に毎回毎回見てくれません。人は一回面白くないと判断したらもう見ません。

しかし時と場合によって感想が違うは本当によくあります。僕の場合は【水曜どうでしょう】がそうでした。初めて水曜どうでしょうを見たのが感動ものを見た後でした。

なので「なんでこんな小さいことで争ってるの?」と思いました。「パイ食わねーよ」と思いました。それからは僕の中では面白くないと判断されているので見ていません。

それから数年後、テレビをザッピングしてたら、水曜どうでしょうの再放送で同じ場面に遭遇しました。するとすげー面白いと感じました。それからは絶対に見るものに変わりました。と同時に見ていなかった時期を損してたなと後悔しました。

感性ってぶれぶれなんだなと思います。特に初めて見たり聴いたりするものは、もう一回見たり聴いたりした方がいいのかなと。一回で判断しない方がいいのかなと。そして冷静に判断した方がいいのかなと。

とは言え、なんでそこまでする必要があるんだとも思います。見る側と作る側の両方の感想です。

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