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「偏愛都市」note版

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都市を街歩きして遭遇した面白い・興味深い・謎な・奇妙・珍などを感じるスポットへの偏愛を紹介する偏愛都市のnote版。noteでは主にドジっ子看板への偏愛を語ります。
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#赤沼俊幸の写真都市

謎の財布拾得物横領の嫌疑の貼り紙

札幌市中央区にある東光ストア西線6条店にあった貼り紙。 (※貼り紙には東光ストア南6条店と書いているが、実際はそのような支店名は存在せず、おそらく西線6条店と想定) 拾得物横領との罪の主張はわかるんですが、勝手に電柱へ貼り紙を貼る罪はないんでしょうか…? 持ち去るところを防犯カメラで抑えているのであれば、落としたところを防犯カメラでも撮影しているのでは?という疑問を抱いてしまいました。 こちらは遠景。電柱に貼っています。おそらく無許可だと思われます。 情報をお持ちの

謎の高知の貸テレビ

高知を歩いていると、見つけた電柱看板。 「貸テレビ」 これはなんのことだろう…。テレビは購入するものだと思うが、借りたい方はいるんだろうか。単身赴任など一時的な引っ越しをする方に貸すんだろうか。 イベントで貸し出すのだろうか。イベントで映像を見ることあるだろうけど、わざわざテレビを借りるイベントは少数ではないだろうか…。まだプロジェクターがない時代はテレビを借りて、イベントで映像を見たんだろうか。 札幌では見たことのない貸テレビ。これはなんだろう… ネットで探してみ

中国人に支配されているデイリーヤマザキ

2019年1月、東京都港区の大都会、元赤坂駅を降りてすぐにあるコンビニ、デイリーヤマザキの風景。 看板を見てほしい。 看板の上に貼られる紙。元赤坂駅のデイリーヤマザキはすでに中国人のお客さんのほうが多いのだろうか…? 店舗看板を犠牲にしてもお客さんを獲得したい精神なのだろうか。資本主義とグローバルの狭間で。 (PR)「赤沼俊幸の写真都市」本販売中

円山郵便局が移転し、驚愕のリニューアル。完全キャッシュレス化に移行か

2019年3月の札幌市中央区、円山での風景。 円山を歩いていると偶然、円山郵便局を見かけた。知らない間に円山郵便局が移転し、驚愕の大幅リニューアルを遂げている。まずは全体の写真を見てほしい。 残念ながら土曜日の営業時間外だったため、郵便局自体は閉店している。リニューアルの全貌は把握できなかったが、店外にある自動販売機の存在を確認することができた。 「ここにはっぱをいれてください」 驚いたことだろうか。なんとすでにキャッシュレス化を導入しているのだ! 残念なことに、は

平岸爆破事故から1ヶ月。現場はどうなってるか?平穏と変わらない爪痕

2018年12月16日午後8時、アパマンのスプレー缶処理を原因とした爆破事故からちょうど一ヶ月が経った。自分の目で現場を見たくなった僕は事故の翌日に現場を訪れる。その時の様子をnoteに書いた。 ヘリコプターの旋回音が始終鳴り響く平岸の街を歩いて(12月17日15時、爆発現場周辺写真レポート) 事故から一ヶ月1月16日は事故からちょうど一か月。節目ということもあり、事件その後を伝えている記事が公開された。 ・スプレー消臭契約突出 元従業員「ノルマあった」 平岸爆発の不動

一期一会を大切にできなかった人間

初売りでアリオ札幌に行ってきた。1月1日のこと。 普段、初売りなんて行かない。人が多いのが苦手だからだ。 でも、昨年は"何かしらの祭りを感じるイベント"に参加してきて(セブンイレブンのオープンセール並んだり)、楽しんだ記憶を忘れられず、今回も何かしら楽しめるかと思い、行った。 アリオの千本引き目的はアリオの千本引き。 くじを引くのは10000円。運が良ければ、40型テレビ、電動自転車、ヘルシオなどが当たる。末等の外れでも10000円がnanacoにチャージされる。

新年そうそう落ちていたもの

あけましておめでとうございます。2019年も赤沼俊幸のnoteをよろしくお願いします。 1月3日に近所のセブンイレブンに出掛けた時、積もる雪の中に異質の白を見つけた。私は近づいた。 袋だ。お年玉の袋だ。 ストーリーを想像する。 お年玉をもらった子供が中に入っている札だけを抜き取り、ポチ袋は捨てた。 なんという悲しい光景だ。もう私はお年玉をもらう歳ではないが、お年玉をもらっていた頃を思い返してみる。確か袋は捨てられず、袋も取っておいたように思う。お金だけ手に入れば、他

ずっと恋い焦がれていた。やさしい鬼に会えた2018年

鬼は怖い。 誰でも知ってることだ。鬼嫁とは怖い嫁を意味する。ゆえに「鬼は怖い」という言葉は「頭痛が痛い」と同じような構造を持っている言葉かもしれない。 鬼は怖いものなのだ。 ちょっと待ってほしい。 怖くない鬼はいないのか? そんな鬼、いるはずがない。 鬼は怖いから存在意義がある。怖くない鬼は存在意義がない。怖いのは鬼のアイデンティティでもある。 そう思っていた2015年以前。そうは思わなくなった2015年以後。 2015年、僕は怖くない鬼がいることを知った。

ヘリコプターの旋回音が始終鳴り響く平岸の街を歩いて(12月17日15時、爆発現場周辺写真レポート)

ヘリコプターが旋回する街街にはヘリコプターの旋回音が始終、鳴り響いていた。街の名前は平岸。昨日、爆発事故があった街だ。 平岸駅は大通駅から五駅。札幌の中心部からは近く、飲み屋なども飲食店も多い。単身者にとって人気のエリアだ。 街を飛ぶヘリコプターは低い。高層マンションの屋上から、南京玉すだれをめいっぱい伸ばしたら、届きそうなぐらいの高さを飛んでいる。 大げさに言ってしまった。 とにかく、日常では考えられない高さにヘリコプターがいるということを言いたかった。 爆発事故