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クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン〜失われたひろし〜

1.導入・結論

久しぶりにクレヨンしんちゃんの映画を観た。感動した。一人の父として、夫として、ひろしに感情移入しまくり。ひろし男前。

2.概要(ネタバレ)

2019年に公開された劇場版27作目。ラブラブカップル向けのお得なキャンペーンをきっかけに、野原一家はオーストラリアへの新婚旅行へ。行けていなかった新婚旅行にテンションの上がるみさえ。しかし子持ちの新婚旅行はラブラブだけとはいかず、喧嘩。するとそのタイミングで、謎の原住民にひろしがさらわれてしまう。金環日食をバックにラブラブ写真を撮るという目標は達成できるのか?というお話。

3.面白みを感じたポイント

ひろしは原住民の可愛い姫の花婿にされるためにさらわれた。(足がくさいから)ひろしを探す途中、今回の助っ人おねえさんがみさえに問いかける。

「本当にひろしは助けを待っているのか?ここで可愛い姫と王として過ごした方が「幸せ」なのではないか?」

実際に助けにいくと、ひろしからもそのような旨のセリフを言われる。(家族を守るため)しかしみさえは「あの人がそんなセリフを言うはずがない。」と信じて助けにいく。

みさえが一切疑わないところ、ひろしが一切迷わないところが素晴らしい。ひろしにとっての幸せは、家族と過ごす時間そのもの。ローンが33年残っていようが関係ない。

4.まとめ

物語の序盤で、ひろしとしんちゃんは「いつか宝探しにいこう」と「男と男のお約束」をしている。家族を守るためとは言え、息子に対して「そんなの勝手にやってくれ」なんて言うことがどれだけ辛かったか。泣けてくる。

うちの2歳の息子は電車が好きで、最近は毎週、お散歩で電車に乗りに行っている。定期券内だけだけど、非常に楽しいらしく、保育園でも妻に対しても「パパと電車乗りに行ったんだよー」と話しているらしい。

寝かしつける際に「電車楽しかったねー。もっと大きくなったら、いろんな電車乗りに行こうねー。」と話すと、突然立ち上がり「大きくなっちゃった!」と言っていた。相当電車に乗りたいんだねえ。

息子との約束は必ず守らないといけないなと思いつつ、子育てでいろいろと大変な毎日だけど、すごく幸せな時間を過ごさせてもらっているなあと実感できた映画でした。テレビ録画版のエンディングに満足できず、アマプラでフルバージョンのエンディングも観てしまった。あいみょんの「ハルノヒ」が染みる。また息子たちがもう少し大きくなったら、一緒に観よう。




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