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【トイレトレーニング全記録】決め手は自信をつける「遊び」だった

子育て中の親なら誰もが通る道「トイレトレーニング」

我が家では、息子が1歳8ヶ月の時にトイレトレーニングをはじめたものの、紆余曲折を経て、1年近くかかってオムツが取れました。

そのevernoteの記録を、ある時、友人に見せたところ、
「参考になった!」
「保育園のママ友にシェアしたい!」

などの感想をいただいたので、
このたびnoteでもシェアすることにしました。

我が家の経験に基づく記録と感想なので、実際には、お子さんの反応にあわせて柔軟にトレーニングに活かしていただくなど、参考になれば幸いです。


1歳8ヶ月(夏)トイトレスタート

トイレトレーニングをはじめるなら、「夏」と聞いて、
息子が1歳の8月にゆるゆると準備開始。

まずは、いとこのお下がりの補助便座をいろいろ試しながら、息子をトイレに座らせてみる。(週1−2回程度)

使った補助便座は2種類。

まずは、持ち手がついていないフラットな補助便座↓

大好きなきかんしゃトーマスのイラスト入りということで、導入時にトイレに親しみを持つという意味ではよかったかも。とはいえ、持ち手がないのが、落ち着かないのか我が家では2−3回しか使用せず・・・。

そして、持ち手が左右にあるタイプの補助便座をトライ↓

持ち手はあるものの、息子の場合は、用を足す時に足を左右に広げたい様子で、この左右に持ち手があるタイプはあわず、2−3回しか使用しなかった。

そして、一番フィットしたのが、コレ↓

おまるの上部のような形。これなら便座に座りながら足を左右に広げられるし、センターの持ち手も安心感あった。ふわふわの便座カバーもついてます。

1歳9ヶ月(夏)トイレの踏み台を設置


補助便座に続いて、トイレの踏み台を設置した。

よし、これで一人でトイレに座れるね!

と、週1−2回くらい試しに息子に登らせてトイレに座らせてみる。

すぐにおしっこがでるわけではないけれど、まずは座って見ることが大事だよね、とこの時は、ポジティブに捉えていた。

ところが、これはまったく定着しなかった。

そもそもトイレに乗ることができても、座った状態で足がブラブラしてしまう。踏ん張れないし、落ち着かなかったのではないかと思う。

その後、一人でトイレに座れて両足がつくタイプの踏み台を購入。
これは、あとあと買ってめちゃくちゃ良かった!

(今では、開口部を閉じて、私のクローゼットの中の踏み台になってる(笑) 開口部が閉じられないタイプとか、もう少し安価なものもあります。)


1歳10ヶ月(秋)親の都合でトイトレ強化月間!


寒くなる前にオムツ取りたいな〜
という親の都合でトイトレをがんばりはじめたのが、秋。

しかし、朝食後に、息子をトイレに座らせるも、
タイミングを誤るとぐずって逆効果!

何かおもちゃで遊び始めてから、無理やりトイレに連れて行くのはダメだよね。反省。

だんだん、私もめんどくさくなって
無理にトイレに座らせるのはやめてみる。

(ここから5ヶ月はトレーニングはお休みしました)

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2歳4ヶ月(春)保育園でもトイトレ開始


保育園でもトイレトレーニングがはじまり、
オムツを脱いで座る習慣はついた。

それからは、朝食の後などに、うんちがでそうになるとあわててオムツを外すようにした。

でも、お通じがいいので、トイレに連れていく前に、リビングの床にしてしまう・・・。

当時通っていた幼児スクール「輝きベイビーアカデミー」の伊藤美佳先生の話では、「まずは、オムツの外でうんちするって気持ち良い〜を味わうことが大事」とのこと。

なるほど。まずは無理にトイレに連れていかなくてもいいか・・・と納得し、うんちは、リビングやら、ダイニングテーブルの下などで出させてみる。(1−2週間程度)

子どものうんちは良い匂いだし、いい形なので、掃除は楽チン。
「いや〜ん、こんなところで💩しちゃうなんて・・・笑」と言いながら面白がって、毎日ネタだらけの生活をしながら、掃除してました。

2歳6ヶ月(初夏)突然の大逆転!

保育園でおともだちの半分くらいがトイレでおしっこできるようになり、劣等感を抱くようになってしまった。

さらに、家でおもちゃで遊んでいるときも、何かにチャレンジする前に「できない・・・」「できない〜!」と言いながら泣いたり、「ママやって・・・」と心まで不安定モードに。

幼児スクールで美佳先生に相談すると「今日は、あおくんの好きな「パズル」で遊びましょう」と提案いただいた。

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ここで、息子は、パズルにどハマり!

4回連続完成させて大満足!
ここから、自信のスイッチがON!になった様子!!!

終わりのあるおもちゃは、達成した時に「自信」がつく!

「できた!」「できた!」を繰り返して、
本人も自己肯定感あがってきた様子。

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翌日は、トイレを楽しくデコレーションしてみた。
100均で買った動物の絵のぷくぷくシールを、
トイレの中扉に好きなシールをたくさん貼って、
自主的に楽しい空間を作らせた。

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(へぇ〜、羽があるどうぶつは上のほうに貼るんだな〜という発見も💡)


そして、翌朝。
起きたらまずトイレに直行する声かけを開始。

すると、自主的にトイレに座った!


次の日からは、
「今朝は、トイレ、パパと行く?ママと行く?」
「ぱぱといく〜〜〜」

こんなやりとりが習慣となり、
なんと、トイレでおしっこが出るようになった!

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一度トイレに行ってでない場合は、
「じゃあ、またあとででるから大丈夫だよ」と声かけ。
オムツを履かずにリビングに戻ると、1分後に本人から「あっ、出る」とトイレに駆けていって出るようになった。

そこから、5日連続大成功!!!

翌週から、オムツを卒業し、
おにいさんパンツで登園することができました。


オムツ卒業後はどうだったのか


トイトレスタートから約10ヶ月。

オムツ卒業直後は、一度だけ、外食をしている時に、トイレに間に合わずに、ズボンに全部おしっこが出てしまったことがありました。

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忘れもしない、新宿ミロードのレストランに入った時、
まず、りんごジュースを一気飲みして、これから食事という時・・・

息子「あ・・・、でちゃった・・・」(ズボンにまでしみ出た)
私「・で・・でちゃったね・・・」

と二人で呆然・・・。

その時は、着替え用のズボンは持っていたものの、
替えのパンツを持っていなかったので、
やむおえず、ノーパンで着替え用のズボンを履いて帰りました。

でも、その経験も、本人としても衝撃的だったようで、
以来、こまめにトイレに誘ってもすんなり行ってくれるように成長したかも。なんでも、経験しながら強くなるのだ!とポジティブに捉えよう。


最後に、息子が自信を失っていた時期の原因や、
トイトレでやってよかったことのまとめ、
自信がつく遊びについてのまとめです。


自信を失っていた原因の推測

◆秋にママがんばりすぎて、無理やりトイレに連れて行ったりしたことがあったので、「どーせ行ってもでないし・・・」とトイレ嫌いになってしまった。

⇒強制はイケマセン(反省)

◆保育園のお迎えが、同じ組のお友達よりも遅いためか、イヤイヤ期が加速。心が不安定になった?!

⇒これは担任の先生談というだけで、私はお迎えが遅いことが原因とは思ってない。ただ、この時期、仕事に夢中でハグ不足だったかな・・・

◆保育園のトイレタイムで、同じ組のお友達はおしっこが出て褒められているのに、自分だけでないことが続いて、劣等感を感じてしまった。

⇒集団生活の中で、どうしても人と比べてしまうこともある。でも、何においても自分のペースが大事。焦らなくて全然大丈夫だという日々の勇気付けが大事だなと思う。

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やってよかったポイントのまとめ

【環境整備】
・子どもにあう「補助便座」と「トイレの踏み台」
・トイレ内のデコレーション(100均のシール)

【自信がつく遊び】
終わりのあるおもちゃ(例:パズル)を繰り返し、自信がついたこと!!!(これがいちばん大きい!)

【声かけの工夫】
・家ですごすときは、なるべくオムツなし。本人がオムツを履きたがったら「お兄さんパンツ履く?」と声をかけ、大好きなアンパンマンのパンツを履いて過ごした。

・朝起きたら「トイレ、ママと行く?パパと行く?」と選択肢を与えて、大好きなパパとトイレに行くようにシフトした

・朝一番にトイレに行ってすぐに出なくても「じゃあ、またあとで出るから大丈夫だよ」と、すぐにオムツを履かずに過ごし、そのあと、”チョロっと出てしまい我慢する”⇒トイレに行って残りをだす習慣を身につけた

・トイレで出たら、「でたね〜〜〜!」「イエ〜〜〜ィ!」とハイタッチ!

終わりのあるおもちゃの例

パズル以外にも、ゴールがある遊びはいろいろあります。

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↑これは、小さなブロックやビーズを、ピンセットで全部移し換えるだけの遊び。

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↑これはボードに書かれた数字にあわせてマグネットをあわせるだけのシンプルな遊び。(なぜか面白がってやってたな)

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せんたくバサミの数だけ、好きなキャラクターふりかけの小袋を用意するだけ。それを洗濯物のように干す!これは、息子が考えた遊び笑
この写真は、美佳先生の著書の中でもご紹介いただきました。


トイレトレーニング成功までの軌跡・まとめのまとめ


田畑家のトイレトレーニングの記録、いかがでしたか?

とにかく、トイトレは、
親ががんばりすぎない!
子どものタイミングにあわせる!

こんなスタンスが大事だったなあと振り返っています。

これから、トイトレを始める方に、少しでもお役にたてればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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