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形のない音楽にずっと触れていたい:星野源 “肌”から思う音楽への想い

触れ合うと 言葉より
君のことを知れる気がした

今日頭の中で鳴っていたフレーズです。星野源さんの“肌”のサビです。

この曲の“君”はおそらく恋人だったり、自分の子どもだったり、愛する相手だと思います。

でも、私は“君”を「音楽」だと捉えてしまいます。

音楽ーー空気を振動して生まれる音には触れることはできません。

しかし、歌を歌ったり、弾いてみたりすることで音楽をなぞることができます。歌詞を読んで解釈することも、感想を綴ることも音楽に親しむ行為だと思います。

私は中学生のことから形のない音楽に触れてみたいと思っていました。その当時は合唱部だったので、歌うこと=音楽に触れることと思っていました。

今は、クラブ(といってもボカクラ:ボーカロイドの曲がよくかかるクラブイベントのこと)で音楽に合わせてステップを踏むことが、音楽に触れる=体感することだと思っています。

音と一体になる感覚は、合唱部のときに何度か経験しました。それは音楽に包まれてどこまでも飛んでいけるような感覚でした。

でも、クラブでステップを踏んで音と一体となる感覚の方が体の芯から音楽になって飛んでいる感覚でした。

この感覚を味わいたくてクラブに行っているんだと思います。

音楽のぬくもりを、肌を感じたい。No Music,No Lifeなんて大げさなことは言えないけれど、日々にささやかな彩を添えてくれる存在であることは間違いありません。

音楽に触れたい。その気持ちが、今日も、明日も、明後日も。これからもずっとあってほしいと願ってやみません。

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