デコポン
スーパーで最近よく見かけていて、日の光を映したようなオレンジ色に惹かれて買いました。
デコポンは「不知火(しらぬい)」という柑橘の品種。
糖度13度以上で酸の割合が1%以下の不知火で、JAから出荷されるものがデコポンと名乗ることができます。
そもそも不知火は[清見]×[ポンカン]の交配で生まれました。
品種名は、熊本県の不知火町という地名からきています。ちなみに不知火町以外で出荷されると愛媛なら「ヒメポン」、徳島なら「ポンダリン」なんて呼ばれることもあるそうです。
デコポンの旬は2月中旬~4月上旬で、収穫した後1ヶ月ほど寝かせることで甘みが増して酸味がやわらかくなります。
りんごもそうなのですが、寝かせると酸味が落ち着くんですよね。味も"慣れてくる"と言ってより濃く感じられると思います。
青森では出会える柑橘の種類がそこまで多くはないのですが、デコポンもとい不知火はこの時期けっこう売り出されています。
私は柑橘類の中でもデコポンが一番好きなので、この時期見かけるとつい手が伸びます。
オレンジのような香りとプリッとしたつぶつぶ果肉、少し酸味がありつつしっかり甘いのがバランスいいなぁと思います。
それから凸の部分が、一見不恰好なんだけど、私的になんとなく愛らしいんですよね。
毎日りんごは食べつつ、ときどき旬の果物を味わうのが私の楽しみです。