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「普段やらない方を選ぶ」がいくつか起きた。
車のナビを設定して稽古場に行こうとしたら、初めての道に案内された。結果、無事にたどり着いたのだが、着くまで「どこに向かってるの？」「道間違った？」「遅刻する？」とドキドキした。
稽古が始まる前に「あれ、部屋ってここでした？」と言ったら変な空気になった。後からLINEの文章の取り違えだったことがわかったので、しまった、言わなければよかった……となって、稽古が終わるまで、いや、終わってからもなんだか気になってしまった。どうしてこんな小さなことを気にするんだ？そっか、私は普段、相手の顔色を見て（あるいは予測して）言うことを変えているんだな、と気づいた。こんなふうに変な空気になるのが嫌。どうして嫌なのか深掘りしてみると、嫌われる、ひとりぼっちになる、無視される、みたいな気持ちが出てくる。親や友達との関係を思い出す。すっごく昔のことなのに、まだ、忘れてないんだ。
稽古の帰りも、なぜか曲がるところを間違えてしまい、一方通行の細道からなかなか出られずグルグルしてしまった。少し疲れたけど、いつもと違う道、いつもと違う自分、何か新鮮で面白いと思えた。

明日からヨガのワークに取り組む21日間が始まる。
「普段やらない方を選ぶ」「自分の選択に自信をもつ」どちらもこのワークのテーマだったりする。
もう、始まっている。