生きることは奇跡

突然ですが皆さん「奇跡」はあると思いますか?
自分になんてそんなこと滅多にないだろう、そう思っている方もいるかもしれません。

私事ですが、今現在病気の両親の介護をしています。
ここ最近状況が急に変わり慌ただしい日々を送っていました。

私には5歳と2歳の子どもがおります。
遠方に住んでいる両親の介護をしながら育児を両立させるのは限界があると感じていました。

子どもは自宅のある市内の園に通っています。市外の実家まで往復3時間。 私以外に子どもを見てくれる人はいません。
現実的に、実家近くの園に一時預かりを依頼するのが妥当だと判断しました。
しかし

市のルール上、市外に在住し他の園に通っている子供の一時預かりは受け入れられない。
問い合わせたところそう言われ、途方に暮れました。

「前例がこれまでないんです。他の方法をお探しください。」

その一点張りでした。

でも私は諦めたくなかった。

絶対なんとかなる!
そう心の中でずっと信じていたんです。

前例がない?
だったら作ったらいいやん!
市を相手に再度詳しく状況を説明し、交渉しました。

結果、昨日連絡があり、子どもを受け入れてくれることになったんです。

この世は実は奇跡に溢れているんです。
それに気づけるかどうかは自分次第。

私は今のこの状況を苦しんではいません。
十分今の生活、周りの全てに感謝しているからです。

まず、こうして実家と自宅の往復生活をしながらでもオンラインで仕事が出来る。
自分の居場所がある。

ここに至るまでにもたくさんのサポートをしてくださった方がいるんです。支えてくれる仲間がいるんです。

そして現在両親のサポートを一緒にしてくれているケアマネさんやヘルパーさん。
遠方に住んでいる姉や叔母達。
私の話を親身に聞いてくれて、一緒に考えてくれた今回の市の子育て支援担当の方。

あと、どんな時でも全力で今を楽しみ、今を生きている子どもたち。
二人の笑顔に今回本当に救われました。
同時に学ばされました。

今こうして生きている。

それだけで奇跡。

気づけばそこらじゅう奇跡に溢れているんです。

それだけですごく幸せなんです。

この世は表裏一体。
暗があるからこそ明もある。
絶望があるから、希望もあるんです。

私はこれからも「予防」「健康」 生きることの素晴らしさを伝えていきたいと思っています。

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