自分の“矛盾”がネタになる:HSS型HSP HSE
「消えてしまいたい」と思ったけれど…。
私は前述のとおり、ひどい「動悸」に悩まされています。それは、今も襲ってきます。
ある日、自宅で会社での出来事を思い出して憂鬱になり、いつもの動悸に襲われました。胸のあたりがザワザワする、不安や焦燥感…。そんなものが一気に押し寄せてきました。
子どもの前で泣いてはいけない、そう思った私は脱衣所に逃げ込みました。
溢れてくる涙。ポロポロと涙が次から次へと。そこで、私はついに思ってしまったのです。いや、厳密に言えば、もっと前からだけど。
消えてしまいたい…。
もう消えてしまいたかった。死にたいのではないのです。消えてしまいたいのです。要するに、人に迷惑をかけずに、悲しませずに自分の存在をなかったことにしたかったのです。
タオルを握りしめて、首を絞めたらどれだけ痛いんだろうと思い、できる限りの力で首を絞めてみた。
でも、無理でした。
なぜならば、「痛かった」から。
そこでふと思ったのです。
「あぁ。痛いのはいやだな。怖いもんな」。もっと言えば、消えてしまいたいくせに、病気で死ぬのは怖いのです。
痛かった、痛い=居たかった、居たい
逃げたいだけなのかもしれない、と思うようになりました。すると、カギをなんとか開けて家族が中に入ってきてくれました。
私は死にたいんじゃなくて、認めてほしいだけなんだなと思い始めました。かといって「かまってちゃん」なんて思われるのだけは、本当にいや。
でも心の痛みは、生きている証拠なのです。
痛かったは(ここに)居たかった
痛いは(ここに)居たい
と思ってしまえば、ちょっと解消できませんか?
人一倍傷つきやすい性質 HSP
ずっと認めたくなかったけれど、認めてほしいのに、自分をことを認めなかったのは、ほかでもなく「私」だったのですね。
人一倍傷つきやすいのに、「繊細ね」「気にし過ぎ」と思われるのが苦しい。だって、悲劇のヒロインだなんて思われるんじゃないかとビクビクしちゃうから。
だから、ものすごーく“クールな人”を装って生きています。これがしんどい。(笑)
でも、それを認めてあげた結果、消えてしまいたいという思いはなくなりました。(えっと、一旦は…!)
複雑で自分が鬱陶しいという性質 HSS型HSP
私は、HSS型HSPもしくはHSEです。
もう、複雑。(笑)
だって、矛盾だらけだから!
でも複雑な自分が鬱陶しくて仕方なかったけれど、ある意味それだけ“ネタ”に事欠かないという捉え方もできませんかね?どうでしょう?
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