自分にとっての、最後の、けじめ。
今月末に退職することになる職場に、
書類整理と私物の受取に行った。
行く前には、朝から号泣していた。
自分の人生だと思って打ち込んでいた仕事が、
この手からこぼれ落ちてしまうこと。
私にはもう何も無くなってしまうと。
つらかった。
職場に行く直前と直後もつらくて
涙が抑えきれなかった。
私に負担がかからないよう、
休日に職場を開けてくれた上司と、最後に話す。
淡々と、たわいもない話。
でも、ふと、上司から
「今後のこととか、もし決まってたら…
聞いてもいい?」
と言われた。
どう伝えるか迷ったけど、そのまま伝えた。
「無職です。まだ前に進めなくて…。」
そう言葉に出した途端に、
また涙腺が崩壊しそうになった。
必死で涙を抑えようと、笑顔を作る。
それを聞いた上司も、つらそうな表情だった。
職場環境は悪くなかった。
私が弱くて、
仕事で受ける感情疲労のきつさに
耐えられなかった。
ただ、それだけ。それだけのことで辞めたから。
つらい、つらい。
でもこれが正しい選択だったのだと、
言い聞かせる。
そうでもしないと、前に進めないからね。
数日経って、今日。
日記を書いた。
なんだか、ふわふわしてます。
悲しみに蓋をして白黒の世界に、います。
体はバラバラで。
やっぱりバラバラにしたいなって、思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?